ブラックソルト(ヒマラヤ岩塩)の口内炎、むくみ、美肌効果と使い方

前回記事で軽く触れましたが、ピラミッド岩塩のブラックソルトについて自分の使い方のご紹介です。

ヒマラヤ岩塩とは

名前はヒマラヤですが、地理的にはチベット、パキスタンの特定の地域のものです。
アーユルヴェーダでは浄化作用の最たるものという位置付けで、石鹸や化粧品にも使われており、部屋の浄化などにも使われているそうです。
売られている商品は「ブラックソルト」「ヒマラヤ岩塩」「ブラック岩塩」など、さまざまにネーミングされています。

 

ヒマラヤ岩塩の特徴

ヒマラヤ岩塩の特徴でも目立つことだけについて書きます。

1 ミネラル分が豊富

同じ岩塩でも、ヨーロッパなどの白い岩塩はほとんどミネラルがありません。岩塩としては浅いところにあるのでミネラルは溶け出してしまっているからだそうです。

ヒマラヤ岩塩は含まれるミネラルの量も多いのですが、ミネラルの種類が豊富なのが特長です。
ヒマラヤ岩塩はミネラルの含有率が高い順に
ブラックソルト → レッドソルト → ピンクソルト → ホワイトソルト
と呼ばれています。

ブラックソルト(ブラック岩塩)はヒマラヤ岩塩のなかでももっともミネラル分の種類が多く、採掘地によっても様々に違いがあります。*含まれるミネラルの種類や含有率の違い

 

2 高い還元電位

 

還元電位についてはここに書いていますのでご参考に。
▶ ▶ ▶ 還元電位とは

 

ヒマラヤ岩塩のもうひとつの特長が還元電位が極めて高いことですが、なかでもブラックソルトはダントツに高い。
還元電位もブラック → ホワイトとなります。

ブラック岩塩は水に溶かすと水素を発生して、高い還元電位を示します。
このことから「ブラックソルトには抗酸化作用がある」と記載しているサイトもあります。

 

ヒマラヤ岩塩の効果

ヒマラヤ岩塩の効果は上に書いた「ヒマラヤ岩塩の特徴」から生じる結果で、主に含まれるミネラルによる効果と還元電位の高さ(=抗酸化力)によるものと考えています。

経口摂取による効果

豊富なミネラルを経口摂取することで得られる効果としては、アーユルヴェーダで使われるケースを考えればわかりますね。
アーユルヴェーダのサイトをいくつか見ましたが、デトックスや体内PHバランスを整える、血液循環をよくする・・・などと解説があります。

バスソルトとして入浴効果

もっとも実感されているのが入浴での効果のようです。
使われているのはブラックソルトではなくピンクソルトが多いようです。ブラックソルトを入浴に使うのはもったいないですからね(^^ゞ

いずれも還元電位が高いことで生じる効果におもいます。

  • 血行促進
  • 疲労回復
  • 肌がしっとりなめらかになる

など。

私のブラックソルトの使い方・利用方法

ブラックソルトをあれこれためしました。
あまりネットにない使い方でとても効果があったのでご紹介します。

料理~経口摂取

うちの調味料の塩はブラックソルト、とピンクソルトだけです。
炒め物、焼き物、煮物、和風、洋風、中華風、なんでもこれ。

始めはピンクとブラックを使い分けていました。
ピンクソルトの方が塩味が効いていますから、炒め物や洋風レシピにはピンクソルトが合うようです。ブラックソルトは含有成分が多いからか、味わいが深く、塩味が突出して感じる事がなく、まろやかです。
(私の好みかも知れませんが)結果的にブラックソルトが一番美味しいので、ピンクソルトは大量に使うようなとき(味噌とか漬け物など・・・)しか使わなくなっています。
(ブラックソルトを大量に使うのはもったいないのでw)

調理以外に野菜ジュースに入れたり、白湯に溶かして飲んだり、ご飯を炊くときにチョッピリ入れます。ご飯ですが、入れたときは硫黄臭いですが、炊きあがりはまったく匂いは消えています。

  • お肉につけるとお肉が軟らかくなります。いちランク上のお肉になります♪

 

「足のつり」「口内炎」に効いた

  • 足がつる事が多くなったとき、お湯に溶かして飲みましたが、コレが効きました。その時のおいしさったら♪ まさに身体が求めていた、と思いました。
  • 口内炎が出来たときに、高濃度のブラックソルト溶液をしばらく口に含んでいたら、痛みが和らいで治りも早かったです。

口内炎は炎症を起こして電位が高くなっているので、還元電位の高いブラック岩塩水で電位が下げられて痛みが消えるのだと思います。

痛みは細胞膜の外と内の電位差が逆転すると痛みを感じるんだ。
本来は細胞の外がプラス、細胞内はマイナスの電位なんだけど、逆になると細胞の興奮状態なんだよ。

 

また、足湯などで使うと浮腫(むくみ)が取れますが、これも還元電位の関係で、細胞内の静電気がなくなり、静電気で細胞内に貯留していた水分が細胞外に出されるからだと思っています。

「細胞内の静電気」については文末に補足します

バスソルト~入浴

お風呂に大さじ一杯入れてみましたが、とても良いお風呂になって、上がってからも肌がしっとりしていつまでも温かく「水素入浴」した後に似ています。(ブラックソルトは水と反応して水素を発生します。)

アーユルヴェーダでは浄化力が最も高いとされており、盛り塩でも黒塩が最強とされていますから、原因が良くわからない体調不良のときにはブラックソルト入浴がいいのではないかしら。

■入浴剤で使うときは大さじ2~3杯入れるようですが、お湯が少なめだったので大さじ1杯でも充分でした。硫黄臭がしてまるで温泉の気分になります♪
■バケツに小さじ1杯くらい溶かして、足湯したのですがそれだけで身体全体が温まりました。

 

上の還元電位のところでも触れていますが、浮腫が取れますから、ブラック岩塩を入れた足湯はかなり効果があると思います。

 

スキンケア

この記事で「塩で鮮度の落ちた切り身を復活させることができる」と「あさイチ!」で解説した、と書きました。

鮮度の落ちたwお肌」にも復活効果が期待できますよ。
化粧水の吸収がすごく良くなります。首のポツポツ対策にもかなりの効果があります。

 

鮮度のおちたwお肌のよみがえらせ方

ブラックソルト水溶液を用意しておきます。
私は飽和溶液にしていますが、濃さは関係ないのでは、とも思います。適当に溶かしてポンプボトルに入れてます。

洗顔後、ブラックソルト水溶液を手の平にとり、首にパシャパシャッとなでつけます。
*もともとは首のプツプツ(老人性疣贅)対策で始めたので、まず首につけています。首につけ終わった後の手の平に残った分を顔にもなでつけます。しばらくそのままにすると、乾いてくるので水で洗い流します。

首につけた分は洗い流さずそのままにしてます・・・。
・・・これでいいのかわからないけど、とりあえずこのやり方で1ヶ月経過していますが、今のところ、なにも問題は起きていません。(^^ゞ

ブラックソルト水溶液を洗い流した顔の方ですが、しっとりして肌が柔らかくなった感じです。
その後はいつもケアです。
私の場合、三省製薬の化粧水をつけます。化粧水の吸収がとても良くなります。
化粧水のあとはコウジ酸入りのシミ対策クリームをシミの部分にだけ塗っています。これだけです。

 

老人性疣贅にも効果絶大

なんたって驚きは首です。首のプツプツが消えます。
まだ、完全には消失していませんが、ナメクジに塩を振ったようになります。これ、ひどい例えだけど、まさにこんな感じになります。(笑)

首のプツプツ(老人性疣贅)の水分がなくなって硬く小さくなり、目立たなくなります。触ると少しプツプツがあるのですが、見た目ではほぼ気にならなくなります。
私の年齢でこうなので、ターンオーバーサイクルの短い40代の方ならもっと早く効果が実感出来ると思いますよ♪

そして、そして、うれしいのは首の縦じわが少なくなる!!!
たるみが少し目立たなくなるんですよ。
細胞内の静電気がとれて貯留水分がなくなる、つまり浮腫(むくみ)がなくなるからだろうと思っています。

ブラックソルトだからなのか
普通の塩でも同じ結果になるのかはわかりません。ブラックソルトでしか試していないので。
それと、ブラックソルトでもいろいろあるから、どのブラックソルトでもこうなるのか、それも不明です。
あくまで私が購入したブラックソルトで感じたことです。

 

ブラックソルトの購入

ブラックソルトはいろんなとこが販売しています。成分を確認して選んで下さい。
楽天にある「ヒマラヤ岩塩専門店」で購入しました。
▶ ▶ ▶【送料無料】【岩塩】【ヒマラヤ岩塩】食用・ブラック岩塩パウダー(粗め) 1kg

私が使っているブラックソルトは食用で成分は以下です。
※ 表右下にある「重金属検出せず」これ重要かと。
硫黄が含まれているブラックソルトは珍しい気がします。
すこし香りがしますが、この違い(硫黄を含んでいること)が大きいのでは、と思ってます。

ブラックソルト成分表

 

 まとめ

ブラックソルトの効果や使い方について書かれた記事が増えているようです。
ミネラル豊富なことでもたらされる効果に注目している人が多いですが、私的にはブラックソルトの「還元電位の高さ=抗酸化力」に期待して使っています。

専門的な理由付けは出来ませんが、咄嗟の思いつきで試した「口内炎」と「老人性疣贅(ゆうぜい)」の効果にはビックリしました。
「老人性疣贅(ゆうぜい)」はハトムギやヒトプラセンタと併用したら、効果が増幅すると感じました。▶ ▶ ▶ 杏仁オイルとヨクイニンオイルで首のプツプツとシミにビックリの変化

 

補足

体内静電気について記事書きました。

細胞内の静電気については堀泰典さんの体内静電気を抜けば病気は怖くない!」に明快に解説されています。残念ながら、この本は絶版で、数年来プレミア価格です。ひどいときは9,000円以上していました。私は図書館で借りて読みました。
最近、専門性を薄めた「はだしで大地に立つと病気が治る」が出ています。(読んでいませんが。)

ちなみに似たような内容に思える「アーシング」ナンタラというタイトル本はワヤですよ(>_<)

 

------補足------2023/6/20
マグネシウムについて知恵がついたので、最近はマグネシウム含有量の多い海水塩とブラックソルトをブレンドして使っています。

 

 

 

これまで見つけたマグネシウムの多い海水塩の成分を図にしました。

 

 

マグネシウムについてはこちらの記事を参考にしてください。

 

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