「たまごかけご飯」はかき混ぜてはダメ|髪に良い栄養ビオチンがなくなる

「林修のいまでしょ!講座」(2018/5/8放送)でタマゴを取りあげていましたね。「それダメ」デサらに踏みこんで取りあげました。タマゴかけご飯の話しはきれいな髪、肌のお役立ち情報でした。

髪によい食べもの「タマゴ」の食べ方の「それダメ」

タマゴはアミノ酸豊富で髪によい食品として真っ先に上げられます。
しかし、食べ方に「それダメ」があるって、知らなかった・・・・。

「卵かけご飯」はかき混ぜてはダメ

生の卵白にはアビジンという成分があり、これがビオチンと結合するとビオチンが消えてしまいます。
という理由でたまごかけご飯ではタマゴをあまりかき混ぜない方が良いんです。
又、熱でアビジンの活動が抑えられるのであつあつご飯がおすすめです。一方でアツアツご飯は駄目、とう説もありますが。
ワタシは味的に白身がないほうが好きなので黄身だけの卵かけご飯にしています。
しかし、卵白にはタンパク質、ビタミンBなどの栄養があり、卵白タンパク質には「痩せる作用」があるのでは、ということわかってきたとか。(現在は動物実験段階だそうです)
これを知ってからは捨てずに冷凍しておき、他の料理の時に使うようにしています。

 

もの知りウサ君
卵の白身はエビをプリンプリンにしてくれるよ。
使い方は、ポリ袋に白身とエビを入れてしばらくおいておく。
エビが白身を吸って加熱しても"見やせ"しないんだよ。

 

ビオチンとは

ビオチン(Biotin)はビタミンB群に属しビタミンB7の別名です。
ビオチンは髪の毛や爪などを作るケラチンというタンパク質の合成に欠かせないものです。直接、成分になるものではなく、補酵素として、皮膚、髪のターンオーバーに働きかけます。

不足するとターンオーバーがとどこおり、肌やツメのトラブル、髪の毛が細くなったり白髪が増えるといった髪の問題が起こりやすくなります。また、頭皮の環境の悪化により、フケや痒み、抜け毛が目立つようになります。

ビオチンは、摂取されたタンパク質を腸内細菌の善玉菌が分解して、これが合成されてつくられます。
体内(腸)で作られるので、比較的欠乏しにくい栄養素といえますが、腸内環境が悪化すると不足のリスクは高くなります。
さらに、飲酒や喫煙、糖や脂質の摂り過ぎもビオチンの吸収を阻害したり、ビオチンを消費して不足させたりする原因となります。

材料となるタンパク質を摂取できる食品としては卵黄、レバー類、大豆などです。

 

余談

ネットでアビジンを検索すると・・・

アビジン=はげの原因

くらいの扱いを受けています。(>_<)
生の卵黄にふくまれるアビジンがハゲを防ぐ栄養素の吸収を阻害するのであって、アビジンそのものが抜け毛やハゲの原因になるわけではないのですが・・・

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