「ビフィズス菌LKM512」はヨーグルト種菌ではなかった!という衝撃事実

これまで「LKM512」菌ヨーグルトを手作りしてきました。「LKM512」菌についてはこの記事で取り上げています。

「LKM512」菌はポリアミンを作りやすい腸内環境を作る、という理解でした。

 

ポリアミン

細胞を若返らせて老化を遅らせることが出来る健康長寿に欠かせない物質です。このポリアミン生成能力の低下こそが「老化」なのではないか、と言われいます。納豆や椎茸、チーズなどの身近な食品に含まれていますし、腸内フローラを整えることでポリアミンの生成が促進されます。※詳しくはこの記事

 

そろそろ種菌の在庫が切れるので、注文しようと購入していた楽天ショップにアクセスしてびっくり。先月末で販売終了になっています! あわてて販売元のメイトーオンラインショップにアクセスすると

----「LKM512」菌はお陰様を持ちまして予定よりはやく数量を完売しました。------

みたいなことが書かれています。今、確かめようとアクセスすると消えてました(>_<)

予定数量って!?
継続販売する気はなかったってはなし!?
なんとも解せない。お客様サポートに問い合わせしました。

Q:新たに発売になった「ビフィズス菌LKM512顆粒タイプ」では作れませんか?

A:作れません。

Q:じゃ、ビフィズス菌LKM512ヨーグルトを購入して、これをもとにすればできますよね。これまでもLKM512種菌で作ったヨーグルトを元にして植え継ぎで作ってましたから。
A:いえ、販売しているどのビフィズス菌LKM512ヨーグルトでも、植え継ぎしてもLKM512は増えません。
理由は、この菌は少しでも酸素があると増えることができない「偏性嫌気性菌」という種類の菌のため、一般家庭でのヨーグルトメーカーを使用して増やすことはできない菌のためです。

はぁ~あ!?
どうもはっきりしないやり取りです。何回か一つ一つ確認してメールでやり取りしまた。その結果わかったことがあまりにも衝撃的と言うか、想像を超えていたのでびっくりです。

ビフィズス菌LKM512が入ったヨーグルト種菌は、3種類の菌で構成されております。

ヨーグルトを作るための菌はブルガリカスとサーモフィラスという乳酸菌の2種類です。こちらの菌を増やすことにより、ヨーグルトを作ることができます。

一方、ビフィズス菌LKM512に関しましては、ヨーグルトを作るための菌ではなく、機能性を持たせるためだけに入れております。

販売しておりました「ヨーグルト種菌」は、手作りヨーグルトを楽しんでいただく商品設計となっているため、植え継ぎにより増やすことができるのは、ヨーグルトを作るための菌であるブルガリカスとサーモフィラスの2つの菌のみとなっております。

なんですとおー
これってひどくないですか。
ワタシ的に手作りしていたヨーグルトを食べるとすこぶる調子がよく、数時間後には便意があり、匂いもないとても良いものが出ています。なので、面倒だけど、ずーっと作り続けていたのです。ビフィズス菌LKM512ヨーグルト、と思いこんで。
ところが実は市販でもありきたりのブルガリカス菌+サーモフィラス菌ヨーグルトだったとは!
メイトーのサイトではビフィズス菌LKM512コンテンツがあり、かなりの情報量ですが、「偏性嫌気性菌」のことは一言も書かれていませんでした。また、実際のヨーグルト菌はブルガリカス菌とサーモフィラス菌であり、ビフィズス菌LKM512は機能性をプラスしているだけ、なんてことも全く書かれていませんでした。
これって「未必の故意」ですよね。誤解するとわかっているのにあえてそのままにしていた。っていうか、誤解も何も、そのまま受け取っただけですが。
いやはや、呆れてしまいました。
とはいえ、これまで感じていた良好な体調は簡単に店頭で手に入るブルガリカス菌とサーモフィラス菌ヨーグルトで間に合うとわかったのは喜ぶべきか。
そういえば、このところ「LKM512」菌の記事にアクセスが増えていたのに気づいていて、健康番組で取り上げたのかなぁ、位に思っていたのです。
じつは販売中止で代替品探ししている人のアクセスだったでしょうね。その方たちも今日書いたことを知ったら唖然とするでしょうねぇ。
しかし、瓢箪から駒、とでもいうべきか、メイトーに問い合わせしつつ、代替品探しをして最新の乳酸菌事情がわかりました。
長くなったので改めて記事にしたいと思います。

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