床の間のリメイク、完了しました。完了とします(笑)
床の間は床が朽ちていた押入れの右側にあります。押入れの床板が完全に朽ちていたので、床の間も傷んでいるだろう、と覚悟して剥がしてみました。結果、さほどでもなかったです。外側に接していて通風孔があるのと、押入れと違って襖がなく開放されていますからね。
とはいえ、ここにタンスを置いていたのですが、引き出しの中はかなり湿っていました。
押入れの床ハツリで要領はある程度わかりましたが、床の間の段差をどうするか?
10cm程高くなっているので、これを手前の床の高さに合わせなくてはなりません。
ハツリ作業は押し入れよりも一段高度な作業です。使われている木材も太く硬い。なので、これを切断するのはなかなか大変でした。
釘も太い。しかも錆びているから抜けません。マルチツールで切断しました。散々購入に迷っていたマルチツールですか、大活躍です。
見て下さい、これ。(笑)(脇の壁面です)
パッチワークもいいとこでしょう。材料がギリギリで、苦労して間に合わせましたw
隙間はパテで埋めました。この上にペンキなり漆喰なりを塗れば、きれいに化けるんですが、頑張った形跡を残しておくのも悪くない、とこのままにしてます。
最終的に、手前の残した部分との段差は解消できず、5ミリの段差が残りました。
手に入れられる材料が限られるため妥協もやむなしです。まぁ、自分が出入りすることはなく物を置く使い方なのでヨシとしました。
ここまでやるつもりじゃなかった段階で「杉板スノコ」を用意していました。スノコを使えば湿気対策できると思っていました。実際はそれでは厳しいとわかったので使っていませんでした。
これを利用して棚を作りました。なかなか良い作りのスノコだったので頑丈な棚が完成しました。
湿気があっても構わないものをここに並べます。もっぱら工具専用棚になりました。
杉のいい香りがします。
トップ画像の左側にあるのは掘りごたつに使われていたものです。(掘りごたつは大工さんに潰してもらいました。)しっかり作られているのでこれをスノコに使います。
押し入れと床の間のリメイクでは
- 壁に調湿効果の高い*漆喰+*珪藻土を塗り
- 床下には調湿効果の高い*ゼオライトを指定量の2~3倍は使い
- 床板は調湿効果のある杉板を使用しました。
*の素材については関連記事を書きました。商品リンクも付けています。
先日の大雨の翌日、どのくらい調湿効果があったかな、と杉床板を素足で踏んでみましたよ。
・・・結果、しっかり湿ってましたわ(>_<)
へぇ(>_<) こりゃぁ、脱力だわぁ
で、その翌日も試したところ、かなり乾いていましたよ♪
すぐには湿気を吐き出さないだけのようでした。雨の後、晴れた日が続けば、吸い込んだ湿気を少しづつ開放して行くのでしょう。(と、期待w)
この後は隙間のあるウッドブラインドで隠します。これなら常時空気の出入りがありますし、時々巻き上げて置くことも出来ます。ウッドブラインドは高いと諦めていたのですが、しつこく検索していたら桐板利用で半額以下のものを掘り出しました♪
桐板なら軽いし、しかも国産ですから言う事無しです。早速注文しています。今月末になるようです。
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これをセットすれば素敵になるぞ、と期待しています。
ちなみに押し入れ修繕と床の間のリメイク両方でかかった費用は(ウッドブラインドを入れない)リメイク段階で7万円くらい。木材が高い。送料も入れてますし。単品ではなくセットのものを購入しているので全部使い切っていないものも含めての金額になります。
ブラインドも含めると12.6万円ほどです。新たに購入した電動工具や、作業テーブルは入れていないので、これも含めると大した額になります(>_<) 業者に頼んだらこれよりは高いと思いますが、さほど違いはないかも。個人だと資材購入が高くなるんですよね。通販ですしねー。
十分楽しみましたし、満足のいく仕上がりなので良かったですw