湿気対策|除湿機の選び方、コンプレッサー式とデシカント式どっちがいい?

一昨日、寒くて寝れませんでした。
寒いのは気温が低いだけでなく、湿度が高いからです。以前も少し書いたことがありますが、一階なので地面からの湿気がひどいようです。
エアコンのあるリビングはこれといって問題はないのですが、エアコンなしの寝室(4.5畳)がひどい。南向きの日当たりの良い部屋ですが、雨の日はまったくひどいことになります。
手っ取り早い対策として

  1. カーペットを敷く
  2. 寝具を検討する
  3. 除湿機を使う

と、三段階で考えて1と2まではやっていました。1のカーペットは湿気に強いウール100%のものにしました。これはこれで正解でしたが、これでは間に合わない。

2の寝具はイトーヨーカ堂が帝人と開発した「速暖HOT」という掛け布団を購入しました。
ららぽーと内のイトーヨーカ堂で大々的にプロモートしているとこに出くわして詳しく説明を聞き、触って確かめました。で、結局、樂天にある日テレ通販サイトで購入しましたが、すでに品切れになっています。
これ、なぜか、通販は日テレ通販でしか取り扱いがないんですよ。
イトーヨーカ堂のオンラインショップには在庫あります。
 ▶ ▶ ▶ 軽量掛布団【速暖HOT】

軽量掛布団【速暖HOT】の商品名通りの軽くてすぐに温かくなるスグレもので大正解♪でした。
蓄熱能力が高く、時間とともにどんどん温かくなり、朝には汗ばむくらいです。
それが、一昨日はこれでも足りない。
そこで、寝具で解決できる温度の問題ではない。温度ではなく湿度を対策しないとダメだ、と気が付きました。
今朝は、ペアサッシにもかかわらず、うっすら結露してました。

これまでは湿度の悩みがなかったので、湿度対策といっても思い浮かびません。
検索すると、除湿機で解決出来るらしい・・・。
除湿機という物になじみがありません。

ドライペットしか使ったことないけど
除湿機ってほんとに効果があるものなのかしら!? 
で、検索してあれこれ勉強wしました。
すると、大半の人は洗濯物を乾かす目的で除湿機を使っているらしい。
そしてかなりの効果がある、という評価が多い。なかには2時間でバスタオルがバリッバリに乾いた、というものも。

あらま!
それはすごい。
と、やおら前のめりで検索。簡単ですがわかったことをまとめておきます。

除湿機選びのポイント

除湿機は除湿の仕方でコンプレッサー式とゼオライトを使用したデジカント式の2タイプがある。それぞれのメリット・デメリットを考慮して目的に合わせて選ぶ。

1 コンプレッサー式除湿機

販売されている除湿機で大半がこの方式。
エアコンの除湿と同じ方式。室内の空気を冷却器で湿気を水滴に変えて、つまり結露させて除去します。

コンプレッサー式のメリット

  • ヒーターがないので電気代が安く出来る。(平均的なおよその電気代 4円/時間)
  • 除湿力が高い。広い部屋でも使える。
  • 販売されている除湿機はこのタイプが多いので選択の幅がある。

コンプレッサー式のデメリット

  1. 音がうるさい。
  2. やや大きめ。
  3. 気温が低いと能力が落ちる。

自分の目的からして、1はともかく、3は致命的です。寒さ対策なので。

 

 

2 デシカント式除湿機

ゼオライト(乾燥剤)に湿気を吸わせて、これをヒーターで温めて除湿する。

ウンチクうさ君
ゼオライトは結晶性アルミノ珪酸塩の総称。
ゼオライトには分子レベルの細孔があって
その細孔内に様々な物質を吸着する 性質があるんだ。

デシカント式のメリット

  • コンプレッサーを使わないので静か。
  • 気温に左右されず除湿できる。

 

デシカント式のデメリット

  1. ヒーターを使うので室温が高くなる。1~8度高くなるといわれている。
  2. ヒーターを使うので電気代が高くなる。(平均的なおよその電気代 15円/時間)
  3. この方式の商品は少なく、選択肢が限られる。

 

私の場合、冬場の寒さ対策なので1の室温が高くなるのはもっけの幸い。 ←年寄り臭い言葉ですねぇw
これだけでも迷わずデシカント方式採用!です。

夏は夏で又問題があるのかも知れないけど
そん時ゃそん時。
デシカント式の除湿機は日立とパナソニックしかありません。パナソニックはコンプレッサー式も数機種ありますし、コンプレッサー式とデシカント式を切り替えられる「ハイブリット式」という製品もあります。

日立はコンプレッサー式の製品はなく、デシカント式で3機種あります。
「コンプレッサー式なんざ」という明快な姿勢が好ましいですよね。両方式をとりいれた安易なwパナソニックのハイブリット方式と発想が真逆。
そもそも私はパナソニックが嫌いなのでw 迷わず日立で。

四畳半しかない部屋で使うので、日立の3製品の中の一番低スペックのこちらに決定です。

 

補 足

音がうるさいコンプレッサー式ですが、こちらのように静音設計のものもあるようです。Amazonのレビュー数が半端ないです。その中に気になる情報がありました。

レビュワー代理のオッちゃん
廃棄の時、自治体ではコンプレッサー式は扱ってくれません。
へぇ~! と思って深掘りしたところ、除湿機(コンプレッサー方式)にはフロン類が封入されているから。
引越で粗大ごみを出し続けて『捨てる時のことも考えて買わないとなぁ』と考えていたので、ますますコンプレッサー式除湿機の選択はないなぁ、と思いましたよ。

 

しかし、いずれにしろ四畳半の狭い部屋にもエアコンは必要だなぁ、と思い始めました。
家にふたつもエアコンかぁ・・・。夏はエアコンのあるリビングで寝よう、と雑に考えていましたが、それをやると一気に部屋が片付かなくなってだらしない生活になりそう。

近隣をさりげなく観察すると半数弱のお宅に室外機2基確認できました。
寝室にエアコンなしでは暑い季節は寝てられませんし、健康のためにもエアコンは必要ですかねぇ・・・。
以前のうちは広さは数へーべーの違いしかなかったのですがワンルームだったのでエアコンはひとつで済んでいました。

余談ですが・・・引越に伴う緊急出費は今月限りで終える、というつもりでいたので、これが最後。にしたいものです。当初見込んでいた額より15%は越えてしましたわ(>_<) 

 

にほんブログ村 シニア日記ブログへ

 

おすすめの記事