築59年の平屋、修繕・リフォーム作業を楽しんでいます。築59年と言っても、その後あれこれリフォームや建て増しがされてきているので、ワタシ的には築35年位と感じています。
築35年?
なんや、その半端な数字は。
なんか意味あるんかなw
引越し前にシステムキッチンを新しくしてもらいました。これ以外では緊急的に手を入れなくてはならない箇所は一箇所だけでした。押入れの床板のベニヤ合板が湿気でたわんでおり、ちょっと押すとベコベコ状態でした。
押入れの床にシートが敷かれていましたが、それをめくって床板を確認していませんでした。
引っ越してから押し入れにモノを置こうとして始めて気が付きました。購入前に見つけていれば、少し値引き交渉の余地があったかなw
自分では手に負えない修理を頼んでいる大工さんがいるのですが、趣味の域でやっている(本人の弁w)ので、見積もりも作業工程表など一切なく、いつ始めていつ終わるかわからない・・・。
目下、トイレのドアをアルミサッシのものから木製ドアに取り替えてもらっているのですが、最後の見た目の仕上げ工程で止まったまま。何時再開するのか連絡もない。
田植えと大豆栽培が始まったから、こっちは後回しにさせてもらうよ。
畑は待ってくれんから。
押し入れが使えないと、布団や衣類ケース等の大きなものがしまえません。
何時になるかわからない大工さんに頼むより、自分でやろうか・・・。
どんな作業になるのかしら、とネットで調べると・・・案外やれそうな気がします。どこまでやれるか不安はあるものの、やっちゃえ!と始めましたよ。
床板を剥がして、地面のすぐ上に*防湿シートを敷き、その上に調湿剤として最も効果が期待できるゼオライトをばらまきました。
始めに一畳分の「床下カラッと」一袋を敷いたのですが、地面が見えるとこもあるくらいの量でした。『これで大丈夫かな?』と言う気がして0.5袋分足しましたが、それでも???。この段階で類似商品「床下さらり」(アイリスオーヤマ)を見つけたので、これを足しました。
どちらも天然石ゼオライトを砕いたものですが、ご覧のように見た目が違います。左のベージュが「床下カラッと」です。これは焼成されていますね。
※高温焼成したゼオライトの効果は、半永久的に持続します。
アイリスオーヤマの「床下さらり」はゼオライトの原石を砕いただけでしょう。粒の大きさも小さく、かなり砂に近いサイズも入っています。ちなみに価格差はニ倍以上です。ちなみに「床下さらり」でも「効果を感じる。」というレビューが大半でした。
*防湿シートには吸湿機能はなく、湿気を遮断する機能だけです。シートの隙間から湿気は出てきます。床下には開口部があり、作業中も風がスースー吹いていたので、密閉を試みる必要はないと思いました。(無駄だからw)
さぁ~、ここからが床板張りです。
床板を乗せる根太といわれる角材、床板は調湿機能の高い杉にしました。根太を乗せる角材は朽ちているように見えなかったのですが、作業を進めると端の方は見えない面がかなり朽ちていました。なので、この部分に10センチ角の角材を用意しました。このようにやってみてわかることが多々あります。その都度必要になるものを通販購入しています。
問題は破線部分の敷居の朽ちた部分を取り除いた箇所です。
他の部屋の敷居もシロアリで朽ちていて大工さんにやってもらいました。全体を取り替えるのは大工さんも苦戦していたので、このようにダメなとこだけを切り取りました。こういう作業はマルチツールが大活躍。で、結果的にこうなりました。矢印部分、いささか隙間が残りましたが。初心者DIY的には上出来です。隙間はパテで埋めればOKです。
杉の床板は幅が広い上に厚みが10ミリしかなく、届いた時点ですでに若干反っていました(>_<) 割れが入った板もありました。(8️⃣枚セットです)
通販では送料を考えると選択肢が狭いのです。大きな板類は送料のほうが高く付きます。そもそも通販可能なショップが少ないですね。ま、押し入れですから強度はさほど気にしなくてもいい、と判断しました。その分、根太の本数を多くしましたが。
切断作業は怪我が怖いので、極力省きたい。カットサービスのある材料を使い、自分で切るしかないものだけを切りました。
ここまでやると、あとは見栄えを良くする作業だけです。押し入れだから見栄えはどうでもいい、って感じですけど。
襖は取り払って、ロールスクリーンにします。
「とにかく湿気がこもらないように」です。
一日一工程、のペースで、間に材料調達の間も空きますから、随分日にちがかかってますば、どの作業も楽しい♪うまく出来るとこれが又楽しくて♪
うぉー!
うまくいったじゃーん♪
と、一人で悦に入るのです。