植木職人泣かせのピラカンサス伐採|家周りの植栽

下の画像、始めてこの家を見た時の画像です。最近の画像がないのですが、この木がどうにも好きになれない。まだ寒い頃でこうでしたが、それから温かくなり、枝をあちこちにグイグイ突き出して大きくなりました。

 

 

枝には硬いトゲが三方向に突き出しています。下の方の枝は葉が落ちて、このトゲだけむき出しになります。トゲは2cmから2.5センチはあります。近くを通るとき服が引っかかって怪我したこともあります。
時々、枝先を剪定していたのですが、切り落とした枝の一部がそこらに残っていると大変なんですよ。
気づかず踏んづけると・・・サンダルの底を貫通します。拾い上げるときにもうっかり指をけがします。
これまで何度もやっちゃいました。落ちた小枝 ↓

 

草も木も風に揺れるとか、香りがいいとか、そういうのが好きなんだけど、この木は枝をショキーンと突き出して風にそよぐこともなく、小さな花は香りもありません。木全体の形もよろしくない。

隣の空き家の持ち主は植木屋さんですが、この木の名前を教えてもらいました。ピラカンサスと言うそうです。強い木でどんどん大きくなり、秋から冬に赤い実を食べに鳥たちが集まるそうです。この木のあるどこの家も『伐採したい』と言ってるそうです。それはなんといっても棘があるから。なまじ鳥が来るのも迷惑らしいです。

来る鳥の数が多いからうるさいのかしら。
なんだかなァァァ
前の持ち主はなんでこんな木を植えたのかしら・・・。
こんな木でも何かいいことはないのかしら。

 

例えば「この木を南に植えていると福を呼ぶ。」とかw。それなら少しは愛情が持てるんだけど。

検索すると・・・いやはや悪評だらけですがな。
「庭に植えるべきではない木100選」には入っていないものの、植木屋泣かせの木の上位に位置しますw。その原因は大きく育ちすぎるのとトゲ。

検索すると「ピラカンサス伐採はお任せください。」という広告もかなりあるんですよ。「ピラカンサスを伐採しました。すっきりした。」というプログ記事もたくさん見ました。

そうかぁ、ここまで知ったらなおさら、愛情わかないなぁ・・・。

 

棚作りの途中で、思い立って電動のこぎりで伐採作業開始。リョービの電動ノコギリはもともと粗大ゴミの裁断目的で購入したものなので、こういう作業にはぴったりです。いきなり幹から切ると切った枝が大きすぎて移動に難儀するので数回に分けて切りました。元は一本なんですが、根本から枝が出ています。

スッキリして間が抜けたので、センダンの小さな木を移植しました。しかし、なにせこの天候なのであえなくこの状態。かわいそうなことをしました。

 

 

センダンの木は種から芽吹いて育っていて、成長段階の異なるものが庭のあちこちにあります。大きめの一本は柿の木に寄り添ってもらうように立っています。小ぶりの枝は風にそよぎ、葉っぱの形も優しい。

素敵な木だなぁ、たくさんあってうれしいなぁ、と思って見ていました。最近までこの木の名前を知らず、Googleレンズで知りました。

 

 

気候が落ち着いたら、ピラカンサスの代わりに移植したいです。
家周りの植栽は少しづつ季節の移ろいを知らせてくれます。

栗の実もこんなです。驚いたことにサルたちはクリも食べているんですよ。どうやってイガイガを割っているのか知らん。

柿の葉は一部が一日で色づいてました。
これから紅葉になり、落葉になり、始めての季節を体験します。楽しみです。

 

補 足

数日後、センダン、しっかり根付いています♪先端の葉が二枚残り、少しづつ大きくなっています。
嬉しくて、毎日そっと撫ぜています。

 

 

 

 

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