スポンサーリンク

玉子の黄身に含まれる栄養素「コリン」は脂質代謝を促して体脂肪の分解を助け、コレステロール値を減らす働きあり、他にも次のような効果が知られています。

  • 動脈硬化の予防
  • 肝臓の機能を高める
  • 美肌効果

 

■ コリンが脳を活性化する

近年、コリンには「脳を活性化し、記憶力を高め認知症を予防する効果」があるとわかってきました。
コリンは神経伝達物質のアセチルコリンの材料になります。
コリンは体内ではほとんど合成できないため、食べ物から摂らなければなりませんが、同じコリンでも、脳の活性化につながるコリンとそうではないコリンがあることがわかりました。卵黄コリンならではの利点があるんです。

 

■ アセチルコリンとアルツハイマー病

アルツハイマー病患者の脳では神経伝達物質の「アセチルコリン」が著しく不足していることが分かってきました。
アセチルコリンは神経系以外でも化学伝達物質として幅広い作用を発揮しており、運動機能を司る骨格筋や心筋、内臓筋などに働いて、それぞれの筋肉を収縮させたり興奮させます。
また、人の記憶や認知・学習機能を司る海馬の機能調節、血圧、脈拍、睡眠などにも関与しています。
記憶や認知機能の低下が起こるアルツハイマー病は、アセチルコリンの分泌量の低下が発症原因の一つであると考えられています。

 

● 睡眠中の記憶整理

アセチルコリンは、特にレム睡眠中に分泌が活性化しており、睡眠中に海馬で行われる記憶の整理や定着を促進していると考えられています。
アルツハイマー病は睡眠不足や睡眠の質の低下によって発症リスクが上昇する事も分かっています。
睡眠中のアセチルコリンの分泌によって記憶の整理や定着が促進され、アルツハイマー病の発症リスクを予防しているとも考えられます。

これらのことから、記憶力や認知機能の低下を防ぐには、十分な睡眠時間の確保と、質の良い睡眠を心がけ、睡眠中のアセチルコリンの分泌を促進することが重要となると言えます。

 

■ 卵黄コリンと大豆コリン

アルツハイマー病患者に特徴的な「アセチルコリン減少」を補うことで症状が改善するのではないかと、世界各地でアセチルコリンの材料になるコリンを食べさせる臨床試験がされましたが、良い結果が出なかったのです。
どうして良い結果が出ないのか・・・。
よく調べてみると、どの試験も「大豆のコリン」を使っていたのです。そこで、「卵黄コリン」を使ってみたところ、良い成果が出ました。

脳の手前には「脳関門」(のうかんもん)という組織があり、脳に毒物などの異常な物質がむやみに入ることを防ぐために極端に狭くなっています。
分子の大きいビタミンCなどはここを通過することが出来ません。
同じコリンでも、この脳関門を通過出来るものと出来ないものがある、のではないかと考えられました。

卵黄のリン脂質には85%のコリンが含まれているのに対して、大豆のリン脂質にはコリンが30%しか含まれていません。

この脳関門を通過するとき、大豆コリンの場合、コリン以外のリン脂質が邪魔をすることが分かったのです。
「卵黄コリン」は、脳関門を通過する際に邪魔をするものが少なく、それだけ脳内に入りやすいことが分かりました。

こうして、脳内のアセチルコリン濃度の上昇をもたらす「卵黄コリン」に期待が寄せられています。

「卵黄コリン」は、アルツハイマー病の病状改善、予防への効果が期待されているだけでなく、コリンの持つ資質代謝作用や動脈硬化症改善作用などによって、脳血管性痴呆の予防に対してもその効果が期待されています。
また、他の細胞と同様に、脳の神経細胞膜を健全に保つ役割も果たすため、一般的な脳の老化防止にも役立ちます。

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事