ツイッターで「薬はすべて毒。薬に頼らない治療法」みたいなテーマが増えているようです。中でも多いのが重曹水、重曹とクエン酸水です。実際これを飲んでいる人の報告があり、どれもいいことづくめなので試してみました。重曹もクエン酸もよく使っています。重曹は肉を柔らかくしたり、生臭さを撮るのに使います。クエン酸はなかなか取れない汚れ落とし。(食品グレードですが口にしたことはありませんでした。)
オススメの比率、重曹1:クエン酸0.5 (1ccスプーンで適当に)で試しました。すぐに泡が出てきて、飲むとこれは炭酸水です。間違いないw
もともと炭酸水は好きなので、問題なくぐいっと飲み干しました。(水は200cc位かな)
飲んですぐ体が熱くなって、なんかいい感じの予感。
オススメの時間は寝る前、というのが大半なのてしばらくそうしていましたが、時々忘れて起きてすぐに飲むようになり、このほうが自分にはあっている感じです。起きてすぐに飲むと、昼過ぎまでまったく空腹を感じません。夕方、お腹が空いた時に飲むと空腹感が騙せます。
重曹・クエン酸水を飲むようになってから、「腹減ったァ~」というのがなくなりました。むやみに食べたくなることもなくなった。これはありがたい、これを活かしてダイエットだ。となり、食べる回数、食べる量を減らしました。
で、一週間経過で1キロ以上は痩せていました。始める直前に計測していなかったので、正確な減少数値がわかりませんが、2キロ近く減っていたかも知れません。二週間後、更に1キロ減りました。都合、飲みはじめて2週間で2キロは減っています。
痩せなかったのに。今回は痩せた!
うれしい♪
ツィツターでは「痩せた」という報告はあまりなかったので、この結果は想定外の嬉しさです。報告では「薬に頼らない治療法」という流れなので「症状がが改善した」というものが多いようです。
自分が痩せたのは、クエン酸+重曹が消化を助けたなどの生理作用、というより「食べたがる」気持ちが収まって、食べる回数が減ったこと、つまりは食べる量が減ったからと思います。
自分で試して変化を感じたので、深堀り。重曹とクエン酸、それぞれの効能はなんだろう、と調べました。
重曹
重曹は「炭酸水素ナトリウム」といって、もともと体内にある物質。ベーキングパウダーの主材料。薬としての扱いもあります。(太田胃散にも含まれます。)
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常、アシドーシス、尿酸排泄の促進、痛風発作の予防、上気道炎の補助療法(粘液溶解)に用いられます。
引用元:くすりのしおり
重曹の効能
●酸性に傾いた体を整える
人の体は恒に弱アルカリ性に保たれる機能がありますが、疲れたときには、酸性に傾くことがあります。
たとえば激しい筋肉運動をして、乳酸などの「酸」が増える場合です。
このようなときに重曹水に多く含まれる重炭酸イオンは「酸」にすばやく作用して中和させます。重曹水を飲むことで、体液がアルカリ性に傾き、調子が整います。
●脱水症状の予防として使うこともできます。
経口補水液に重曹を加えることでアルカリ性となり、吸収がよくなります。
●胃酸過多などの胃もたれ
●便秘
など。
クエン酸
以前の仕事仲間でクエン酸を飲んでいる人がいました。お酒が残らず、疲れが早く回復する、と言っていました。なので、何がしかのいいことがあるのは知っていました。「クエン酸サイクル」というのも聞き覚えがあります。詳しくは?だったので、調べました。
その分解過程でエネルギーを産生するのだよ。
クエン酸はエネルギー回路を回すための着火剤のようなものなんじゃよ。
クエン酸回路が活性化すれば、エネルギーがどんどん作られるんじゃよ。
体内にクエン酸が少ないと
産出されるエネルギーも少ないってことじゃない!あかんやん!
クエン酸の効能
●疲労回復効果
運動を続けていると、クエン酸回路の働きが落ちて疲労してきます。そこで、クエン酸を補給すると短時間でクエン酸回路が再活性化します。さらに、疲労のもとである乳酸を分解してエネルギーに変えて代謝をアップします。
一つ目は、ミネラルを体内に吸収しやすい形に変え、吸収されやすくする作用。
二つ目は、有害な金属を体外への排出しやすくする作用だね。
オススメの重曹とクエン酸
ツイッターは、こだわり派が多いらしくオススメの商品が丁寧に説明されています。
オススメの重曹
これは天然重曹にしろ、とあります。粉末までの加工がシンプルで化学薬品を使っていないから。簡単に手に入る天然重曹はモンゴル産ですね。モンゴル産は粒子も細かくて、ワタシはずーっとこれ。
以前はどこのスーパーにもあったけど、近所のスーパーでは見かけなかった。合成モノの方が仕入れ値が安いんでしょうね。モンゴル天然物でさらに安いものをみつけました。マイルドで飲みやすいとレビューも高評価です。次はこれにしようかな。
一方で食品添加物グレードの国産を勧めている記事もあります。
アマゾンで見つけました。
▶重曹 国産の食品添加物グレードです。
オススメのクエン酸
こちらに関してはチェックしたいことが色々あります。まず食品グレードであること。
「無水クエン酸」と書かれたものがありますが、これは100%クエン酸ということです。固まりやすいです。
そうでないものは理論値では100g中に91.74gのクエン酸量です。残りは水分です。クエン酸以外に水が含まれていて、こちらのほうがサラサラして溶けやすいようです。(使ったことがありません。)
クエン酸の材料はサツマイモ、とうもろこしなどですが、これらの植物が”遺伝子組換え”ではないことを確認します。国産となっていても、材料は中国産というのが大半です。純粋に国内材料の国産クエン酸は以前はあったようですが、製造がなくなったのか、ごく少量で市場に出なくなったのか、2週間前に探したときはなくなっていました。そこで皆さんのオススメのオーストリア産のクエン酸にしました。中国産ではっきりと「遺伝子組換え不使用」と謳っているニチガのものも定番のようです。
いまリンクコードのために検索したら、なんと純国産クエン酸がありました!!!
鹿児島のさつまいもで作った純国産クエン酸。やや高いですが安心ですね。
▶クエン酸 希少な国産品 食品添加物グレードです。
※同じ商品でも「結晶」と「粉末」でずいぶん価格が違いますね。溶けやすい「粉末」は高い。
重曹とクエン酸水、飲用の注意点
いいことづくめの重曹・クエン酸水ですが注意点が1つだけ。
重曹は一日3グラムまでにする。
この理由は塩分摂取過多になるからです。重曹1gのうち0.7gが塩分です。なので、他の食べ物と合計すると塩分過多になりやすいの注意が必要です。
クエン酸については特に注意点はありません。本には
一日、15gを数時間おきに何回かに分けて飲む。
と書かれています。
重曹とクエン酸の比率についてはお好み。比率を変えると味が変わります。それと、目的によって。重曹とクエン酸の効能の何を期待するか、によります。
注意点として、ワタシ的に気づいたのは、クエン酸だけの摂取の場合、口の中が酸性になります。これは歯のエナメル質が溶けやすくなるのでは、と心配ですね。
重曹と同比率、もしくは重曹が多い比率の場合は中和されるのでこの心配は無いのですが。
どちらも飲むタイミングについては特に気にすることなさそうです。
空腹時に飲むと、空腹感を感じず
「なんか食べたいなぁ」となるまでが長く続きます。
なので、結果的に食べる回数が減ります。
食べる量も少しで満足します。
そうだ!
ついでに、これも書いときますよ。↓
クエン酸は酸だがアルカリ食品
アルカリ食品と言うのは、その食品を食べたあとに体がアルカリに傾く、という食品のことです。
PH値で判断するのじゃなく、食べたあとに体が酸性・アルカリ性に傾くかによって区別されるんだ。
これは食品に含まれる〝ミネラル〟が酸性かアルカリ性かで判断できるんだ。
主に『酸性』を示すミネラルは、塩素、リン、硫黄などで
『アルカリ性』を示すのはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどだよ。
クエン酸水はそのままだと酸性を示します。ですが、体に取り込むと体をアルカリにするんです。これは梅干しと同じです。