働き盛りに多いリウマチ治療が劇的進化|高市議員も苦しんできた
数日前の「ためしてガッテン」でリウマチを取り上げていました。「ためしてガッテン」ではこれまでにも度々リウマチを取り上げてきたようですが、今回は病気の解説だけでなく、「老人よりむしろ若年層に多いこと」「治療が画期的に進化したこと」の周知が狙いのようでした。
 
リウマチは老人に多い疾病という印象がありますが、実際は30代から50代が大半で、幼児を含めて若年層にも少なくないのだそうです。
番組ではそれぞれの年代の3人の方の発症時の自覚症状と現在の状態が紹介されました。
皆さん「リウマチは老化に伴うもの」というイメージが強かったため、病名を告げられた時はびっくりされたそうです。この方達以外に紹介された6歳のときから幼児性リウマチ「若年性特発性関節炎」だった方の話は壮絶で、現在は普通に生活できていると知らされなければ、胸が痛むばかりでした。
 
番組に出演されたリウマチ専門医のプロフィールに「東京女子医科大学膠原病リウマチ内科田中栄一先生」とあったのですが、ここで「えっ!リウマチは膠原病なの!?」と驚きました。
膠原病とは
「膠原病」は、真皮・靱帯・腱・骨・軟骨などを構成する蛋白質であるコラーゲンに全身的に障害・炎症を生じる様々な疾患の総称です。
膠原病は単一の疾患を指し示す臨床的診断名でも、病因を意味する用語でもなく、結合組織のびまん性変性、特にその細胞外構成成分の異常によって特徴付けられる病理組織学的特徴をもつ疾患群の総称です。
引用元:東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター
ワタシ的膠原病の理解は「原因不明で治療法がない難病」レベルでした。
リウマチが膠原病というのをはじめて知ったので頭の整理がつかず、あれこれ調べたら日本皮膚科学会サイトに明解な答えがありました。
膠原病が病理学的変化からつけられた名称であるのに対し、リウマチ性疾患という言い方は、関節や筋肉が痛む病気の総称で、非常に広い範囲を含みます。例えば、年を取ると多くの方がリウマチ性疾患になるという言い方は、ある意味では正しい表現です。また、膠原病や代表的リウマチ性疾患の関節リウマチは、自分の体の成分に抗体が出来る自己免疫疾患という性格があります。結合組織に病理学的に異常がみられる病気は結合組織病という名称が使われます。つまり、膠原病とは、病理学的には結合組織病、臨床免疫学的には自己免疫疾患、臨床的にはリウマチ性疾患といえます。

オッチャン
ややこしいな。
リウマチにも膠原病のリウマチと
そうじゃないものがあるんやな。

もの知りウサ君
リウマチという言葉は医学用語や診断名じゃなく、関節リウマチ、変形性関節症、リウマチ性多発筋痛症など身体があちこち痛む病気を俗にリウマチとかリウマチ性疾患といってるんだよ。
番組ではこのあたりを掘り下げませんでしたが、今回番組で取り上げたのは「リウマチ」全般ではなく、「膠原病リウマチ」について、なのでした。はじめにこれを示してもらえばよかったなぁ。
関節リウマチは完治することはないとされていますが、病期の進行が止まり、番組で生活に支障がない状態(寛解という)まで回復する例が増えてきたと紹介していました。
寛解率は20年前は8.4%だったものが61.2%までになったとか。
これはこの間に免疫抑制治療がめざましく進化したからです。最近は、患者に合わせて細かく対応できるようになってきたそうで、通院の頻度も少なくて済むようになっているようです。

オッチャン
そら、免疫異常が原因のリウマチに関して
ちゅうことやわな。当然。
はじめの頃は治療費もものすごくかかったようですね。経済的負担が理由で治療を断らざるを得ない患者も多かったようです。
話がずれますが、総裁選に名乗りを上げた高市早苗議員も長年リウマチに苦しんでこられたそうです。ご自身でも公表されていて、最近の高度な治療によって日常生活に支障がないくらいまで寛解されたそうです。
ウィッグを使ってらっしゃるのも、これまでの治療の副反応のため、とか。眉も抜けてしまうくらいの副反応があったようです。←ご自身が話されたのではなく、ネット上の推察の域ですが。

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