イーチンタロット(易のタロットカード)がなかなか渋いんです

人生ドツボにハマっております(๑•́ ₃ •̀๑) こういうニッチもサッチも行かない・・・、こういうときの手慰みでやるのがひとり占いです。

占うというより「ひとり語らい」って感じですね。
そもそも「占う」という行為は、行動を起こすときに「どう行動するべきか」とか、特定の事案についての判断を知るために占うのでしょうが、私の場合、こんな感じで、会話を求めています。会話の相手は潜在的自分だったり、空間の意志者(?)だったり・・・。

どうなの!?現状は・・・?
どぅなってんの!?

 

これまではイラストレーター荒井良二さんの画で、鏡リョウジさんの解説のタロットカードでやっていました。
このイラストも見るからに明るく、ゆるめで素敵ですよ。そして、鏡リョウジさん解説は「前向きで、励ますスタンス」です。鏡リョウジさんは非常に意識して、全てのカードがエールになるような解説をしています。

私のやり方は適当に1枚選んで、解説を読みます。

荒井良二さんのタロットカード

このタロットでも私の当初の目的、今いる自分の位置の意味を知る、という目的はそこそこ見つかりますが、カードの数が少ないため受け止めメッセージが限られます。
解説は大半、カードに描かれているものが何を意味するか・・・という内容で、直接的メッセージはなく、読みながら自分で感じ取る・・・そんな流れを作るように意識されています。メッセージは詳しければ詳しいほど外れることも含まれることになるので。

西洋のタロットは78枚1組がもっとも一般的ですが、このタロットカードは最もシンプルな寓意画が描かれた22枚の大アルカナのみです。
22枚では現状では事足りないと感じます。それと、そもそもタロットカード自体が、易の深さに敵いません。将来を見るにしてもタロットでは6ヶ月先までしか見えません。専門書にも書かれているし、自分もそう感じます。

それに私のような使い方、深いところからのインスピレーションを示してもらう、という目的の場合、もっと抽象的でどうとでも読めるような「卦」の表現がむいています。
引いた卦が「?」なら、今はメッセージを受け入れる準備も整っていない、ということだし、時には、メッセージの背後の存在を感じるだけで気持ちが落ち着くことも多いからです。そこで、卦を得るのにこのネットツールを使っていました。
▶ ▶ ▶ 梅花心易

易は通常50本の筮竹(ぜいちく)を使って占いますが、「梅花心易」は道具を使わずに占います。
易では卦で占うのですが、その卦の出し方にさまざまなやり方(流派)があるようで、その段階でも易の当たり外れが左右されるという見方もあります。
私的には出た卦こそが重要で意味を持つのだから、それがどういう経緯で出るかは問題ではない、と思っています。(なにせ素人!)なので、この「梅花心易」の発想が好きです。
この発想だと容易にプログラムか出来るので、かなり昔からネット上に梅花心易ツールがあります。
私が使っているツールでは、占うときの日時の数値を使って卦を出しているようです。(なので初めて使う時に、地域によって正確な時計合わせをします。これとて、性格である必要はないと思いますがw)

このツールでは卦は出せますが、出た卦の意味の解説は最低限です。それと、この解説がイマイチ自分のインスピレーションにつながらない。
そこで、自分に向いた解説サイトを探してあるサイトに行き着きました。このサイトの解説は相性が良くて、解説された内容がビシッと当たって、毎回腑に落ちていました。・・・ところが数日前からサイトにアクセス不能になってしまいました。そのサイト運営者のオリジナル易カードがAmazonで売られていたのですが、それも販売停止になっています。何か運営者の方の意図があってのことなのでしょう。

そこで、代わりになるものを捜してこの「鳥のイーチンタロット」を見つけました。それまで知りませんでしたが、易の卦(64あります)をカードにしたものを「イーチンタロットカード」というらしいです。

易で卦を出すのが難しく、素人がやるには敷居が高かったので、これをタロットのようにカード引き形式にした賢い人がいたんですねw
イーチンタロットカードでイメージ検索するとかなりのデザインがあり、解説本も翻訳本があるので、西欧人が易にトライする入門コースになってるようです。
▶ ▶ ▶ Amazonのイーチンタロット関連

こうして見つけたのがこのヘタウマ鳥さんのイーチンタロットカードです。Amazonのレビュー全てが高(好)評価だったので買いましたが、なるほど、好感の持てるカードでした。
例えばこれ見てください。

易タロットカード2枚

 

下手くそに見えてそれなりに卦の意味と一致した鳥さんですよ(笑) (鳥天サンが喜びそう)
それに、この解説の簡潔さ。しかしなかなか含蓄のある文章です。作者は長年銀座でママさんをしてその後、易の道に入ったという方。人や人生を見る眼がおありのようです。

このところ、引く度に「何もするな」「今は待つとき」「そのうち変化がある」みたいな、カードばかりですが、自分の片割れからのアドバイスだと思えるのです。気持ちが落ち着いてきます。

ちなみに同じ卦でも解説によってずいぶん違うことがわかるので、上の卦の解説をいくつか並べておきましょう。

火山旅

易卦火山旅の解説
引用元 易経ネット http://www.ekikyo.net/64ka/
易卦の解説
引用元 ドクター服部の易の勉強 http://www7b.biglobe.ne.jp/~atsuyuki/index.html
易卦火山旅の解説
引用元 http://yamame.chobi.net/index.html

 

それぞれ、ずいぶん違いますよね。解説者の人生観とか易の捉え方などが反映されているのでしょう。

検索していると、成功法則などの著書が多数翻訳されているジョセフ・マーフィ師(牧師)も易に詳しく、著書が数冊あります。(原本はひとつで訳本が複数なのかも)かなりのマーフィ傾倒の方がマーフィの易解説のまとめを書いていました。自分が感じてきたことに非常に近くて、マーフィ師に興味が湧きました。

 

易占いとは、潜在意識のメッセージを正確に教えてくれるもの。易占いをするときあなたは潜在意識の反応を促進しているのである。潜在意識は未来を察知しているが、通常、それが意識上にのぼってこないことが多い。易占いでそれを刺激し意識の上にのぼらせる。易占いは自分の内部からの声を顕在意識で受信するための増幅回路の役割を果たす。

今のあなたのすべては過去のあなたの思考と行動によってつくられた。同じことは未来についてもいえる。 5年先10年先のあなたは、現在のあなたの思考と行動によって決定される。
いかなる境遇もその人の思考と行動によるのだから私たちは未来を創造することができる。 逆に現在の思考と行動を除いて未来に一足飛びにいくことはできない。未来とは想像された現在であり、過去は記憶の中の現在 。未来はあなたの現在の心の中にある。
未来は変えられる。 易占いは決して定められた未来をのぞき見るものではない。 あなたが設計する未来について、どのようなデザインをすればよいのかそのヒントを与えてくれるもの。
あちこちうろついていたため引用元がわからなくなってしまいましたm(_ _)m

おすすめの記事