紫外線から眼を守るならサングラスよりルティンと遮光100%日傘

とうもろこしの栄養成分について検索して、多くの栄養成分のなかで、ルティンに注目しました。以前、テレビ番組でとうもろこしはルティンが多く、目に良い、と言っていたのを思いだしました。
(すでに放送終了している「その原因Xにあり」でした。)

とうもろこしの黄色い色素成分はルティンです。とうもろこしの他にもかぼちゃ、ほうれん草などにも含まれます。

 

ルティンと眼~ルティンの働き

眼は直接光が入るので、紫外線によるダメージが大きいです。
ルテインは波長の短い光、紫外線や青色の光(ブルーライト)を吸収する性質があり、有害な光線から眼を保護し、サングラスのような働きをしてくれます。

おっちゃん
ブルーライトってのは、ヨコハマ~♪
じゃなくて
パソコンとかスマホとかからでてるやつだよな。

 

ヒトは生まれつき眼を保護するためにルティンを持っていますが、加齢によって減少してしまいます。ルティンは体内で作ることが出来ないので、食べ物から補う必要があります。
加齢とともに誰でもなってしまう「白内障」はルティンの減少に原因があると考えられています。

全ての白内障が紫外線によるものではなく、白内障の中でも、日本人に最も多い皮質白内障については紫外線との関係がしられています。

 

私は2年前に白内障の手術をしました。(左眼だけ)
若いときに太陽を直視することが多かったのが白内障の一番の原因だったなぁ、とおもいます。
30代半ばで乱視になってメガネを使うようになりました。乱視になったのは老眼になったことだと言われました。眼には自信があったのに、30なかばで老眼です。
白内障だけでなく、老眼が早かったのも、紫外線によるダメージだった、と後悔しています。

 

*ルティンを含む食べもの

ルティンは黄色の色素なので、トウモロコシ、カボチャ、ほうれん草、ブロッコリー、人参などの緑黄色野菜や卵黄に含まれます。このなかで一番多く含まれるのはほうれん草です。

アメリカの研究によると、トウモロコシの場合、ルテインが最も多いのは

  1. 冷凍のとうもろこし
  2. 缶詰のとうもろこし
  3. 収穫1日後のとうもろこし

の順だったそうです。冷凍することで鮮度が保たれ、ルテインの減少を止めることができるから。
  ※出典:Scott and Eldridge “Journal of Food Composition and Analysis”2005

 

*ルティンの摂取量

眼の健康のために必要なルティンの摂取量は、1日6~8mg です。
これは、ほうれん草なら2株に相当します。
卵に含まれるルテインは量は少ないですが、吸収率はほうれん草の3倍なので効率的に摂取できます。

肝腎なトウモロコシのルティンの量ですが、散々検索しても見つかりません。基になる食品分析表に記載がないからでしょう・・・
ほうれん草、ブロッコリー、レタス、かぼちゃ、とうもろこし、人参などの緑黄色野菜と玉子を摂っていれば、合計で6mgに到達できるのかな。

 

*ルティンの吸収を高めるには

ルティンは脂溶性なので、油といっしょに摂ると吸収率が高くなります。
トウモロコシならバター炒めや、天ぷらがよさそうです。
緑黄色野菜は良く炒め物に使うので、案外ルティンも摂取しているのかも知れませんね。

 

ルティンとアントシアニンとの違い

ブルーベリーの色素成分・アントシアニンも眼に良いことで知られています。
ルティンもアントシアニンも抗酸化物質という共通点があります。
アントシアニンが目に良いのもルティンと同じような働きなのでしょうか?
検索するとこのような記事がありました。

「目にいい食べ物【ほうれん草の効果】黄斑変性や白内障を予防する成分・ルテイン」の記事から一部分を引用させて頂きます。

・・・抗酸化作用を持つアントシアニンは、確かに目にいい成分といえます。
ただし、アントシアニンは、摂取すると全身に行き渡ります。
もちろん、目以外の部分でも抗酸化作用は必要なので、全身に行くのもいいことですが、「目への効き方」という意味では、効率が悪くなります。
その意味で、効率よく目に効く成分としてお勧めしたいのが「ルテイン」です。
ルテインは黄色の色素成分で、ホウレンソウなど、濃い緑の野菜に多く含まれており、アントシアニン同様、強い抗酸化作用を持っています。
そのうえ、摂取すると、全身より目に集まるのがルテインの特徴です。
目の中でも、物を見るときに中心的な役割をする「黄斑」という部分や、レンズの役割をする水晶体など、とりわけ重要な部分に集まるのです。・・・・
   引用元 https://kenka2.com/articles/1829

つまり、アントシアニンも、ルティンも同じ抗酸化物質ですが、ルティンは「水晶体」「黄斑」にダイレクトに到達する、というのが特長なんですね。
紫外線による水晶体のダメージは白内障に、黄斑のダメージは黄斑変性症につながります。
どちらも高齢者が避けられない眼の病気ですから、積極的にルティンを摂らないといけませんね。

 

眼の構造の説明図

 

*ルティンのサプリについて

ルティンの摂取量についてですが、厚生労働省の推奨基準は示されていません。
ルティンのサプリはずいぶん多いようですが、日常的に食べる機会の多い食品に含まれているので、敢えてサプリを使う必要はないのかなぁ~!?

おっちゃん
脂溶性のルティンをサプリで摂るとき、水で飲んでも吸収されるんかいな?
どないやねん。そこんとこ。

 

ロート製薬が出している「ロートv5」アマゾンのレビューがサプリとしてはかなり良いです。
試す価値ありかも・・・

 

サングラスは紫外線対策の気休めでしかない

白内障手術のときに、紫外線対策についていろいろ勉強しました。
(左眼しか手術していないので、右眼のケアが必要です。)
三人の眼科医に診てもらいましたが、どの先生も
「サングラスでは紫外線対策にはならない。」
とおっしゃっていました。

紫外線は顔面で反射して、どの方向からも眼に入り込んでしまうからです。
ゴーグルのように密着して完全に眼の周囲をカバーできないなら、意味がないそうです。

最近のメガネのレンズには紫外線カットの機能があるので、敢えて紫外線対策のサングラスを用意すること必要はないそうです。
むしろ、色の濃いサングラスは逆効果。
濃い色のサングラスは、見えにくくなるので瞳が大きく開いて、紫外線が入りやすくなるから。濃い色付きよりも透明の紫外線カットメガネの方が良いそうです。

サングラスよりもつばの広い帽子の方が良いけど、かなりつばが広くないとダメだそうです。

紫外線から眼を守るのに一番効果があるのは日傘。
それも遮光率100%、紫外線カット率100%のもの。
遮光率99.9%と100%の差は0.1%ではない!というのが重要です。
詳しくはこちらの遮光日傘のブランドサイトをご覧下さい。
商品説明のひとつひとつが説得力があるので「日傘選択の基準」がよく理解できます。
この商品を買った人は、紫外線と日傘のことをかなり調べたのでしょうね。

遮光日傘にありがちな重苦しさを感じさせない生地。しかも普通の雨傘より軽いくらい。
お高いですが、1年使った方のレビューを見ると、さすがにブランド日傘!価値ある日傘のようです。遮光効果が減弱しないのでお高いとは言えない・・・数年は使えそうですね。

購入して一年になります。2本目購入しました。
ふつうの日傘より大きめですが、とても軽く、生地と色の風合いがぜんぜん暑苦しく見えません。竹の持ち手や、こまの裾のラインも可愛くカーブしていたりと、たいへん気に入っています。
遮光という意味でも、とても涼しいです。あまり体が強くなく、このところの猛暑で真夏日の昼間に出かけるとすぐに熱中症気味になっていたのが、この傘のおかげで随分と快適に出かけられるようになりました。ありがたいです。

ブランド日傘の半額以下で、同じ100%遮光、100%紫外線カットのこちらも検討中です。
やや、重いのが・・・。ですが、お手頃価格だから化レビュー数がとても多いですね。

この記事投稿の後に、UVカット加工のレンズについて深掘りした最新情報をまとめています。

きちんと選べば 紫外線カットの効果があるんですね。

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