「ノーディグ菜園」ダンボール不耕起農法(段ボールマルチ)の畑作り

最近、YouTubeで菜園や農法に関する動画が増えてきました。「菌ちゃん農法」「ほったらかし農業」「ガッテン農法」などのチャンネルに登録していたから、というのもありますが、今、まさに今年一年の農作業開始の時期ですからね。検索してる人も多いのでしょう。
最近の目新しい農法で「段ボール不耕起農法」というのがあります。こちらの本が話題になる切っ掛けのようです。

▶ 簡単、楽しい ノーディグ菜園教室: 段ボールと堆肥で耕さない農業

レビューを読んだ限りでは、親子で栽培するような人向けの印象です。専門的な踏み込みは期待できそうにないです。YouTubeで見る動画もいまいち浅い。やってから二、三年しか経っていないからノウハウまでに消化されていない印象ですね。そもそも”自然農法”は日本の方がダントツに進んでいますからね。

どんな事をやるのか、簡単にまとめました。

段ボールノーディグ(不耕起)農法
  1. 地面に段ボールを隙間なく敷く。
  2. 1層目(コンポスト):その上に(腐葉土、堆肥を含む土)を10~15cmほど乗せる。
  3. 2層目(マルチ・オプション):その上に刈り取った草を被せる。
  4. コンポストの層に小さな穴を開け、苗を植える。

【段ボールの働き】
保水能力の向上:水分の蒸発を劇的に抑え、必要な灌水量を50~70%も削減。
雑草の抑制:雑草の種が発芽するのを物理的に遮断。
温度調節:夏は涼しく、冬は暖かく保ち、根を保護。
養分循環:分解される過程で、ゆっくりと土壌生態系に栄養を供給。

重ねた土などが崩れないように、四方を板などで柵を作って囲っているのが代表的なスタイルのようです。

しかし、ワタシ的には【段ボールの働き】にそこまで期待できるのか?疑問があります。それと雑草を抑制する。これに期待することが本末転倒だと思います。

YouTubeの解説動画についているコメントを見ると「雑草がはびこるのを防ぐ」ことを期待している人が多い。これがおかしい。自然の営みを邪魔せずに野菜を作る。という大前提が崩れますからね。なぜ雑草を嫌うのかが理解できない。

雑草と野菜を「食えるか、食えんか」だけで区別してるんやろ。
おかしいやん。
「雑草が元気に茂れば野菜かて元気に茂るはず」とは考えんのかいな。
回りに草があれば照り返しもなくて保水効果もあるやろに。

 

しかし、基本の考え方は「土を掘り起こしたりしない」なので本質的で面白いです。情報不足をGeminiさんに補ってもらいながら、それなりの基本を掴みました。Geminiさん解説によると

  • 土壌生物を招く: 段ボールの下は暗く湿った環境になるため、ミミズが集まってきます。ミミズが段ボールを食べ、下の固い土と上のコンポストを行き来することで、人間が耕さなくても自然に土がほぐれていきます

  • 有機物への還元: 段ボール自体がいずれ分解され、土の一部(炭素源)となります

保水効果と段ボールが炭素源になる、というとこが画期的らしいです。
うちの場合、もとは小学校の校庭で、硬くしまった土地を造成して砂利が敷いてあります。なので、いくら耕しても砂利だらけで土がでてこない。
なので不耕起にならざるを得ないのです。地面の上に養分のある土を盛り上げるしかない。盛り上げる下に段ボールを敷く。というだけでもやってみる価値がありそうです。

昨年暮れに培養土の袋を利用して小さな畝を作りました。これは培養土の袋を活かして、地面に接する部分だけ袋を切り抜いただけです。表面が乾燥しないのでよさげです。

 

畑にする場所は藤棚の横で、現在はカラスノエンドウなどの草が茂っていて、地面が見えない状況です。なので、まず草を刈ります。刈り取った草は堆肥に使ったり、日差しよけのマルチに使います。カラスノエンドウ等のマメ科の草はリンを多く含むので良い堆肥になるそうです。それで、わざと伸ばし放題にしていました。

 

草を刈って地面がでてきたのでそこにダンボールを敷き、去年刈り取ってすっかり枯らしていたススキを細かくカットして敷きます。イネ科のススキも腐食すると素晴らしい堆肥になるそうです。
その上にコンポスト、つまり養分の多い土を乗せるのですが、これがなかなかない。普通、腐葉土は枯れ葉を腐食させてあるのですが、枯れ葉というのはたいして養分にならないようです。自然農法では草が一番養分を含むとされ、それ故、”雑草”は大切なのです。

ちなみに、草は抜かずに地面近くで刈り取ります。根が地面に残っていることで土が締まらなくなるから。

刈り取った草を野菜くずなどと混ぜて糠を少し混ぜ、半年くらい置くと堆肥になるので、畑の隅っこに段ボールのコンポストを作りました。堆肥づくりは専用の容器や板で箱を作る、というのが一般的ですが、YouTubeで「堆肥づくりは段ボール利用で十分だ」というのがありましたので、勇気りんりんで作りましたよ。

土は隣の空き屋の朽ちた倒木の周辺の土をいただこうwと思いましたが、隣も同じ造成区画なので石だらけ。やむなく市販の培養土を使いました。Geminiさんのアドバイスは、「苗を植える時、そこだけに培養土を使えば、たくさん用意しなくてもいいのでは」と。又、「種からやるなら、育苗用の土を軽く撒けばいい」と。

ふむふむ。なるほど、賢いね。

頑張りましたが、土が足りなかったので0.6m✕1m四方くらいしか作れませんでした(>_<)
これで10日ほどなじませてから、育苗用の土を使ってみようかと考えています。

Geminiさん

畑で真っ先に植えたいものはなんですか?

あ! そういえば何を植えようかな? とりあえずは壬生菜! 売っていないから。難しいとは思うけど、出来れば市販ではなく、個人の採取種をゲットして種から始めたいなぁ。

ちなみにワタシが理想とするのは、ふぁーちょさんの「ほったらかし栽培」です。何もしなくていい、というのもありますが、ふぁーちょさんが語られる事は農法を超えて哲学に思えますよ。

 

 

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