最近、めいらくの「スジャータ有機野菜100%」にハマっています。美味いんです!!!これ。
全て国産野菜ではないのですが、2年以上有機栽培している畑の野菜を絞っています。
人参とダーツの甘さが強い気もしますが、全体の味のまとまりが良く、なめらかな口当たりです。
今ハマっている、クミンとヒバーチ(長こしょう)メインのスパイスを振りかけると、塩などの調味料無添加なのですが、ほんとに美味しくて!!!
「スジャータ有機野菜100%ジュース」は330mlと1000mlパッケージがありますが、微妙に飲んだ感じが違うので、メーカーに問い合わせました。
しかし、どちらも100%換言まで至らないので「還元ジュース」の表記をしておりません。
つまり、330mlの方は、1000mlよりも薄くなっているんですね。それでも濃縮する前の状態より濃い状態にとどめている。なのでコッテリ感があるのですね。
1000mlの方はトマトビューレよりマッタリ、コッテリしてます。
濃いので「スープカレー」ではなくレトルトカレーみたいになっちゃいましたよ。
目次
野菜と野菜ジュースの違い
この機会に野菜と野菜ジュースの違い、野菜ジュースの使い方について調べました。
野菜ジュースは野菜の代わりにならない
いきなりの結論ですが(^^ゞ
これ、しっかり自覚しておきたいですね。
ほとんどの野菜ジュースのパッケージには「1日分の野菜がとれます」なんて書いてありますよね。あれは、野菜の重量に関して、なんです。
厚生労働省が【野菜摂取目標量350g以上】を推奨しているので、これを踏まえているだけです。含まれる栄養については触れていないんです。
野菜ジュースで「不足しがちな野菜を補っている」というのは幻想です。
野菜ジュースがザンネンなのは
野菜と野菜ジュースの違いを自覚して、賢く使いたいですね。
野菜ジュースは野菜の食物繊維が失われている
野菜ジュースにはほぼほぼ食物繊維がありません。
食物繊維は水溶性と不溶性がありますが、水溶性の食物繊維は洗浄、ミキシングなどで失われますし、不溶性食物繊維は喉ごしや口当たりをなめらかにする目的で取り除かれていることが多いです。
不溶性食物繊維は腸内微生物のエサになるのですが、野菜ジュースではエサにならないんですね。
セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質、脳内物質は、実は腸内で作られています。
腸内フローラにエサが与えられなければ腸内微生物の活動も停滞して、これらの伝達物質も作られなくなります。
検索すると解説がたくさん出てきますが、こちらのPDFがわかりやすいかと思います。
「腸と脳の密接な関係」九州大学大学院心身医学教授須藤信行先生
ここに
また、“腸内細菌が食物繊維から作る有用物質”として知られるようになった短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸といった低分子の脂肪酸)も、中枢神経に影響を与える物質として注目されるようになりました。
という記述がありますように、脳の重要な働きに係わる物質を腸内微生物が作っているんです!
セロトニン不足は、うつ病や不眠症の原因のひとつともされているんだ。
腸内環境を整えることは、質のよい睡眠や気持ちの余裕を生み、毎日の元気につながるんだよね。
食物繊維がないから血糖値が上がりやすい
不溶性食物繊維は消化吸収を遅らせるので、血糖値の急激な上昇を抑えます。その不溶性食物繊維がないので、野菜ジュースは吸収されやすく血糖値が上がりやすいのです。
野菜ジュース、実は糖分が多い
これは飲めばわかります。
今私がハマっている、めいらくの「スジャータ有機野菜100%ジュース」もそうですが、「おいしい」と感じる野菜ジュースは甘いのです。もちろん甘味料、砂糖、塩無添加ですが、野菜そのものの甘さがあります。
どのメーカーも消費者の嗜好に合わせて作っています。
飲みやすい味を作るために"甘い"野菜の比率が高くなっているのでしょう。「スジャータ有機野菜ジュース」の場合では「人参、玉ねぎ、ビーツ」などでが甘い野菜ですね。
糖分の多い飲料よりはマシですが、コップ1杯でどのくらいの糖分摂取になるか、飲む野菜ジュースの糖分量を認識しておく必要がありますね。
ジュースにする過程で野菜のビタミンが失われている
ビタミンが多そうに思える野菜ジュースですが、加熱殺菌の段階で熱に弱いビタミンCはなくなっています。
ビタミンC以外の水溶性のビタミン(B1,C,葉酸、パントテン酸など)の多くは、熱に弱く壊れてなくなっています。
とはいえ、飲みやすくするために水や果物をくわえるスムージーはどうでしょうか!?ザンネンなやり方だと思うのですが。
野菜ジュースのメリットと活用法
とはいえ、野菜ジュースには色素が残っているので、トマトのリコピンや葉物のカロテンなどの「抗酸化物質」はしっかり残っています。
先日放送の「林修の今でしょ!講座」のトマト特集でも、リコピンは熱に強く市販のジュースにもたっぷり含まれている、とレクチャーしてましたもの。
野菜をジュースにする最大のメリットは細胞壁を壊すので体内吸収率が格段にアップすることです。野菜をそのまま食べても、細胞のなかにあるファイトケミカルは吸収できないそうです。ですから、ジュースにするのは非常に良いやり方です。
フリコピンとァイトケミカルについてはこの記事に書きました。
野菜ジュースの特長をよく理解して、うまく使えば時短になりますし、おいしさもアップします。
野菜ジュースの活用
- 野菜が十分摂取できない状況・環境の時にレスキュー的に使う。
- 時短レシピ的に使う。
- 水の代わりに使うと風味が増す。パンケーキなどでチョイ足しするだけでも違います。
- 野菜のかさ増しw 「野菜がこれしかない」「全部を刻むのは大変だ」なんて時。
- 寝る前にちょっと小腹が空いているとき。
まだまだありそうですが・・・。
野菜ジュースの選び方
どの野菜ジュースにするか、ですが、私は「有機野菜、無添加」が絶対条件です。
さらに、出来ればストレートジュースがいいですね。
「スジャータ有機野菜100%」どこのスーパーでもありそうですが、通販では楽天のこのショップが最安でした。▶ 【送料無料】スジャータ 有機野菜100% 1000ml紙パック×6本入 ※北海道・沖縄は別途送料が必要。