ファイトケミカルの材料野菜画像
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このところ、あんまり疲れがひどいので数年前にハマっていた野菜スープを再開しました。冷蔵庫にある野菜を何でも入れて煮だしただけのもので、野菜を食べるのではなくスープ(煮汁)の方が主眼です。
ファイト=戦うと感じて、これを飲めば「ポパイのほうれん草のように元気モリモリ復活~♪」というようなイメージがあるんですが、実際はファイト(phyto)の意味は、戦うファイトではなく「植物」を意味するギリシャ語で、ケミカル(chemical)は「化学」なんです。

私にとっては疲労回復が早くなり、活力が湧いてくるので
まちがいなく「ファイト(戦う)スープ」なんですよ~♪
これ、暑くなったこの時期、飲み物のバリエーションを増やすのにも良いんです。
紫外線で出来た活性酸素を除去するのにも、免疫力アップにも効きます。

 

ファイトケミカルとは?

植物が紫外線や、害虫などから身を守る為に作り出す成分のことです。
植物は動けないので周りの環境が過酷に変化しても逃げることが出来ません。なので、自らを守り子孫を増やし続けるための物質を自ら作りだしているんです。
例えば紫外線から守るために外皮を暑く硬くしたり、そこに抗酸化物質をたくさん作ります。虫を寄せ付けないために臭いを発散したり、虫が嫌うように食べてもまずい成分(苦味、渋み、刺激がある)虫の動きを封じるネバネバ成分などを作りだしています。
それらがファイトケミカルと総称されるもので、ファイトケミカルの数はおよそ1万種類くらいあると考えられています。現在、見つかっているのは1000種類ぐらいで、6つに分類されています。
苦味・色素成分(ポリフェノール)、含硫化合物、脂質関連物質(カロチノイド類)、糖関連物質、アミノ酸関連物質、香気成分です。
ポリフェノールはよく知られていますね。

 

動物にはない植物の持つ力

人間の全遺伝子が解読され、私たちは3万5千個の遺伝子で出来ている事がわかりました。
植物は動けないのだから動物以下の生命体という印象がありますが、遺伝子レベルで比較すると違うそうです。動物より劣るとみなされている植物の遺伝子は人間の3万5千個をはるかに上回っていて4万種類もあるのです。

人間も動物もファイトケミカルを自らの力で作り出す遺伝子を持っていません。
植物は何億年もかけて、動物が持っていない遺伝子を獲得し、自らの身を守り生命を維持する為に必要な物質を自らの力で生み出す能力を得たのです。

人間も動物もファイトケミカルが必要な時は、自分で作れないので植物(野菜・果物)から摂取する必要があります。

余談ですが、最近とても影響されている書籍「アナスタシア」には「植物は人(動物)と神様の中間に位置して、補佐する働きをもたされて創造された」と書かれています。

 

ファイトケミカルの作用・効果

高橋医師の書籍では以下のような7つの作用が紹介されています。

ファイトケミカルの作用の図示イラスト

ファイトケミカル命のレシピ(高橋弘著)より引用

 

この中の代表的な3つの作用を紹介します。

1 抗酸化作用

体内に発生した活性酸素の毒を無毒化する働きがあります。
「老化=酸化」言われているように体内に酸化物質を蓄積させないことが老化を押しとどめることになります。抗酸化力は年齢とともに衰えるので、食べ物で補う必要があります。

 

抗酸化作用のあるファイトケミカルを含む代表的な野菜
●アントシアニン 
  赤シソ 赤ワイン 紫 セロリ なす
●カテキン
 緑茶 カカオ 
●カロティン
 にんじん カボチャ トウモロコシ ブロッコリー
●リコピン
 トマト 西瓜

 

2 免疫増強作用

次の作用が関連しあって、免疫力を高めます。

  • 免疫細胞の数を増し働きを活性化する。
  • 免疫細胞を活性酸素から守る。
  • がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化する。

 

免疫増強作用のあるファイトケミカルを含む代表的な野菜
●イソチオシアネート 
 キャベツ
●システインスルホキシド 
 にんにく、ネギ類
●プロアントシアニン 
 クランベリー 松樹皮
●β-グルカン 
キノコ類
●オイゲノール 
バナナ

 

3 がん抑制作用

直接、ガン細胞に働きかけるのではなく、がんを誘発する活性酸素に働きかけたり、発がん物質に対抗したり、免疫細胞を活性化させることにより抗ガン作用を発揮します。

抗がん作用を持つファイトケミカルを含む代表的な野菜
●スルフォラファン *ただし熱に弱いので加熱には向きません。
 ブロッコリー キャベツ
●アリルイソチアシネート 
 わさび
●システインスルホキシド
 にんにく、ネギ類
●リコピン
 トマト 西瓜
●β-グルカン
 キノコ類

 

ファイトケミカルの摂取法

健康番組でおなじみの野菜が出てきますね。これらの野菜から効率的にファイトケミカルを取り入れるための重要なカギは野菜の細胞壁を壊すことです。
ファイトケミカルは硬い細胞壁の中にあるため、生で食べてもほとんど吸収できません。スムージーなど細かく砕いた程度では吸収できないのです。
そこでファイトケミカルスープ!となるわけです。

ファイトケミカルは加熱してもなくならない。

ファイトケミカルはビタミン類と違って、熱に強いのです。なかには加熱でパワーが増強されるものもあるそうです。
加熱すると細胞壁が壊れて、ファイトケミカルが煮汁にしみ出ます。なので野菜そのものよりも煮汁こそ価値があるんですよ。

ファイトケミカルが含まれる部分

ファイトケミカルを含む野菜でも、部位によって含まれるファイトケミカルの量が大きく異なります。実は、ファイトケミカルが多く含まれる部分は、調理で捨てる部分なんです。

ファイトケミカルは植物の種や皮など硬い部分に多く含まれます。野菜や果物のヘタや種のまわりのワタとか、ひげ根などの「調理で捨てる部分」に多く含まれています。

さらに、これらの部分も細胞壁を壊さないと消化吸収できないものが多いのです。
なので、生でとるよりも冷凍、加熱で細胞壁を壊して摂取するのがもっとも効率的です。ちなみに、ファイトケミカルは加熱してもなくなりません。なかには加熱で強化されるものもあります。*豆・穀類のファイトケミカルは加熱で減弱します。

数年前の情報番組で、捨てる部分で作った煮汁可食部分で作った煮汁の抗酸化力の比較していました。番組名は忘れましたが(^^ゞ 結果は鮮明に記憶に残りました。
可食部分で作った煮汁はほとんど抗酸化力がなかったのにくらべ、捨てる部分で作った煮汁はすぐに抗酸化力を示しました。

野菜は捨てる部分こそお宝♪
ですね~

 

ファイトケミカルスープの作り方

というわけで長くなりましたが、ファイトケミカルスープの作り方です。他に「クズ野菜スープ」「ベジブロス=vegetable(野菜)+broth(だし汁)」などとも言われています。要は野菜を適当な水で煮出した煮汁のことですね。
気をつけるのは野菜の切り方くらいです。野菜によって苦みが出そうなものは大きく切り、キャベツの芯などはファイトケミカルが出やすいように輪切りに切る、くらいのことしかありません。

野菜かヒタヒタになる位の水を入れて弱火で煮ます。始めは弱火で。ゆっくり熱を高めることで甘み成分のアミノ酸やうまみ成分のグルタミン酸などが出ます。
グラグラ煮立たせないことがコツです。沸騰したら火を弱めます。うちはビタクラフトの鍋(熱伝導率が高く、保熱機能が高い)なので火を止めて余熱。これを2回くらい繰り返しています。

【スタンダードな作り方】
《材料》両手一杯くらいの野菜と水1リットル~(適当)
   ※酒・オイル少々(好みで)
1 沸騰したら火を弱め、煮立たせないようにして20~30分くらい加熱する。余熱をはさんでもok
2 これをざるなどで漉したものを冷蔵保存する。
※煮立たさせると野菜が崩れてスープが濁るから、という理由みたいです。

出来たスープを飲んだ後、スープが少なくなった鍋に足し水をして2度出しすることも良くあります。
2度出しでも充分濃くなります。(野菜にもよりますけどね) そもそも鍋が小さいから水の量が少ないんですね。(^^ゞ

私的に使う野菜で気にしているのは「煮出した後の野菜も使いたい」ときと「煮出した後の野菜は捨てる」時で野菜を選んでいます。
捨てる部分、くず野菜を使うときは煮だした後に使わないので、そういう材料中心です。これはファイトケミカルスープというよりは「野菜くずスープ」って感じですね。

スーパーで廃棄されているキャベツの外側のたくましい皮とか、玉ねぎの薄皮はキラリとひかるお宝に見えるので、ちゃっかりいただいて帰ります。水出しで使った茶葉も入れてます。
玉ねぎの薄皮は乙な味付けになりますが、入れすぎると渋みが出るようです。野菜クズスープの場合、野菜をするとき、ガーゼの漉し袋でしっかりスープを絞りきってから捨てています。

ファイトケミカルスープの鍋の様子

キャベツの皮と玉ねぎ薄皮は拾いものです。水出し緑茶の茶殻もいれます。

 

野菜以外に入れるもの

野菜・キノコだけでなく、海藻類(ヒジキ・昆布)クコの実もいれます。水出し緑茶の茶殻も定番です。昆布は出汁になって味が良くなります。

高橋医師のレシピでは調味料類入れませんが、情報番組ではオリーブオイルを入れてました。脂溶性ファイトケミカルが溶けやすくなるからだそうです。

なるほど!オイルを入れるのもアリですね。
オリーブオイル、ごま油は風味も良くなります。
ただ、ギトギト感が出ますからカップに入れてから垂らすくらいが良いかもしれません。

調味料をいれなくても充分美味しいですが、私は出来たスープをカップに入れてからブラック岩塩とか、フジッコの塩コンブを入れることもありますよ。

入れるもので色合いが違いますが、出来上がったファイトケミカルスープはこんな感じです。野菜の旨味だけで美味しいです。いかにも滋養たっぷりという感じで、それぞれの野菜の風味もします。

フア意図ケミカルスープ、野菜の煮汁

 

そのまま飲む以外に、みそ汁にしたり、麺汁に使ったりします。ヨーグルトをこれで伸ばしてラッシー風にしたら、結構いけましたよ。

 

煮だした野菜の使い道

数年前にハマった後、いつしか辞めてしまった理由は、煮出した後の野菜を活用する方法が見つからず、やむなく捨てることになっていたのですが、これがもったいなくて・・・。
煮だした野菜を使うのはカレーしか思いつかない(^^ゞ

野菜スープのカレー

煮出し汁をこしたあとに残った野菜をグラインダーで細かくして、ペーストジョウニしたものをカレーの水分代わりに使います。スパイス(クミン)を気持多めにすると野菜だけとは思えない、美味いカレーが出来ます。サバ缶を足したりします。もちろん、肉類を使えばメッチャ美味くなります♪

 

まとめ~私的ファイトケミカルスープ効果

こうしてほぼ毎日飲んでいますが、10日くらいで気がついたこと

●疲れの度合いがすこしましになったかな。ビミョーです(^^ゞ
●肌がきれいになってる! これはまちがいなく!

お肌の調子がとても良いですね。
これから暑くなるので、煮出すと部屋の気温が高くなるのがネックなのですが、番組名を忘れた番組で紹介していたのが炊飯器で作る。という知恵。

これスゴイですよね。やり方ですが、野菜がヒタヒタになる位の水を加えて、清酒を少し入れてました。野菜臭さを取るためとかで。後は普通にスイッチ入れてましたよ。
最近の炊飯器はクッキング機能があるのでそれでやれそうですね。

うちには電気炊飯器がない(>_<)

炊飯器、ゲットしました(^ ^)v
「電源コードがない」という3合炊きをいただき、電源コードはAmazonでゲット。クッキング機能があるのでこれで作れます(^ ^)v 
暑いので火を使わずに済みます。うれしいな♪
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