バイリンガルな小鳥たち|「ダーウィンが来た」鳥語講座

今朝、見慣れない鳥が桜の木をつついています。すごくすばしっこくて何回もシャッター押したのにまともなのは2枚しかなかった。

これ、どこにいるかわかります!? 横になった枝の下側にいます。背中がボーダーだからわかるかな。

 

コゲラ

 

あ!これはコゲラさんねっ
先日のNHK「ダーウィンが来た」で取り上げていたコゲラさん。”鳥語講座"「明日から使える楽しい鳥語」と題した番組でコゲラ仲間の観察からわかった鳥たちのコミュニケーション能力を紹介していました。
カラ類のシジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロなどが混群を形成して鳴いている様子を観察。その結果、鳥たちは単語だけではなく文章として会話しているのだとわかったそうです。
また、それぞれの鳥で鳴き方が違うけれど、ちゃんと理解しているそうです。
例えば「集まれ」というとき

シジュウカラはヂヂヂヂ、ヤマガラはニーニーニー、ゴジュウガラはフィフィフィ、とまるで違う鳴き方ですが、違う鳥の鳴き方でも「集まれ」と理解して集まってくる。

更に「集まれ」だけでなく「敵がいるから注意しつつ集まって。」というようにふたつの文章を組み合わせる事もできる。

鳥によって異なる鳴き方を互いに認識しているだけでなく、他の動物、例えばリスの鳴き方も把握しているのですって。なので、リスたちが「ヘビ、ヘビ」と警告しあっているのを聞くと、それを理解し、対処している。鳥語以外にリス語も理解するバイリンガルなんですよ♪
なかなかの知恵者だと面白かったのが次のエピソードです。
小さな器にひまわりの種をいれて置いておく。そこにケラ類の大きさの違う鳥たちがやってきた。
器は小さいので一羽しか入れない。するとやはり大きい種類の鳥たちが入れ替わりで器に入って、すっかり専有してしまいます。一番小さなコゲラはたまに飛び出るおこぼれをいただくのが精一杯。
するとコゲラはちょっと離れたところに移動して、突然鳴き立てます。すると餌をついばんでいた鳥たちは一斉に飛び立ちました。コゲラが「やばいよ、やばいよ」と鳴いたから(笑)
大きな鳥たちが飛び立った後に、何食わぬ顔で戻ってきて余裕で餌をついばみ始めました。
あはは。
それともうひとつ面白つたのが「幼鳥の鳥語教室」です。ケラ類の幼鳥たちがあつまって、他の種の鳥の鳴き方を学ぶんですよ。
動物はあまりすきじゃないので「ダーウィンが来た」はめったに見ませんが、たまたま鳥のテーマだったので見ましたが興味深かったです。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ

 

翌日、アカゲラとおぼしき鳥が来ました。コゲラさんより一回り大きく、そのせいか、動きがやや遅かったのですが、アセアセで撮ったので動画になってしまいました。動画もボケボケで(>_<)
なので、静止画に切り取ってアップします。なにか獲物を咥えてます。
スポンサーリンク
おすすめの記事