災害を煽りたてる気象庁とNHK|準備よすぎて怪しいゾ

なんか、おかしいですよね。おかしいっていうのも、始めは「変だ」という違和感でしたが、数日経過した今では「可笑しい」範疇になっています。

なにが? あ、気象庁とNHKですわ。

事の始まりは「日向灘地震」です。何日前でしたっけ?一週間経ちましたかね。
NHKから引用します。

8月8日、県内で最大震度6弱を観測した地震。京都大学防災研究所宮崎観測所よると、今回の地震は宮崎市の沖合でおよそ30年周期で発生しているマグニチュード7クラスの規模の地震の1つとみられています。
直近では、1996年の10月と12月に同じ規模の地震が起きています。

違和感というのは、この地震の報道です。宮崎は私の本籍地で兄弟も住んでいる場所なので、被害状況などが少し気になります。しかし、これまでの地震報道とは異なり、まったくその情報がなかったのですよね。いつもなら、同じ画像を何度も流しますよね。

私が見たのは直径1メートルくらいの落石が道路を塞いでいるのと、鵜戸神宮の灯籠が壊れているがぞう。あと、地震の最中に車から外を移した視聴者の動画。商店の散乱した飲み物の瓶類。

この程度ですよ。震度6ですよ。人が立っていられないレベルなのに。
どうもスッキリしないので、宮崎の民放局のサイトを覗いたら、ななんとトップニュースは甲子園の話題ですがな。地震発生の翌々日ですよ。そろそろ被害状況が出た頃か、と思ったのですが。

ちなみに本日の段階での被害状況は以下のとおりです。

8日の日向灘地震被害状況

宮崎県のまとめによりますと、地震による県内の住宅被害は合わせて74棟に上り、内訳は
●「半壊」が宮崎市と日南市で1棟ずつ、
●「一部損壊」が日南市で54棟、宮崎市で13棟、串間市で3棟、小林市で2棟となっています。

日南市は震度6弱でしたよ。全壊家屋がなく、半壊が1棟。すごく違和感ありますわ。これじゃあ被害状況の画はとれませんねぇw

 

現場画像がないこと以上に異様なのが、地震発生後間髪入れず「南海トラフ地震の特集」がはじまり、何時用意したのかテロップだけでなく、専門家の談話も。
これ以降も、現場の取材映像はなく、「南海トラフ地震」に関する予測ばかり。気象庁主導なのか、NHKがそういう番組の仕上げているのか、どっちにしろこの2つの組織の動きは非常におかしい。妙です。

普通の番組中も臨時ニュースに対応するための警戒情報枠(?)付き画面でした。

同じように違和感をもった人は少なくないようで、Xではたくさんの投稿がありました。
被害状況の動画、画像見せてくれ、というリクエストがあっても反応がなさすぎ。

中には「宮崎のどこで地震?」という宮崎の人の投稿。
ニュースではうちは震度3となってるけど、揺れに気が付かなかった。とか、
取材に来た人が『画になるものがない。』と困っていた。とか、
店の棚からあれこれ落ちたけど、片付けは半日で終了。

などなど。
これに続いてこれ又妙なのが台風報道です。始めは東北横断でものすごい雨量になる、と煽り立ててましたが。もはや遠慮なく煽りと言わせてもらいますw

この台風の前の5号のときも予測段階では大騒ぎしてましたよね。先日大雨の東北に8月ひと月分の雨が降るとか・・・言っちゃって。その後被害状況を伝えないなぁ、どうだったのかなぁと思っていたら、いつの間にか熱帯低気圧になったっていうじゃあないの。

 

 

警告するのは彼らの尊大意義に関わるから当然とはいえ、昨今の「命を守る行動を取ってください」レベルの報道は行きすぎよね。だんだん裏があるのでは?と思えてきましたよ。

Xでももっぱら「社会不安を作り出すのに災害を利用している。」との指摘があります。
私もそう感じていますわ。

この延長で9月の防災の日に向けて一段と声高に騒ぎそうですね。

 

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