ウクライナ侵攻、情動刺激を撒き散らす映像は見ないことにしましたが、こういう不安が膨らむ状況でのワタシ的もう一つの対策は「事の本質はなんだろう」と正面から対峙することです。
もちろん、個人的な範疇を超えた問題なので選択する情報次第で導き出す感触は全く違うものになるわけです。
個人が得られる情報が画一的だった以前と違って、今ではネットで多方面の情報や多彩な人々の視点が見られます。それらのどの情報につながるか、というのがカギですよね。
すぐに「しょうもな」と判定できるものはいざしらず(おぉ古い言い回しやなぁw)「そうかもしれん」とか「ほんまかいな」とあれこれ、自分のこれまでの知見から反応するわけですが、次第にその精度が高くなっています。
まぁ、経験(歳)を重ねてきた、ということもありますし、心持ちが落ち着いてノイズが少なくなり、それ故にノイズに敏感に反応できるようになったのではないか、と思います。
もうひとつ、熱しやすく冷めやすい性分ゆえ、「お!これはホンモノだ」となると一気に突っ込んで、そこそこお金を使ったりして(本を買ったり、ごく稀ですがセミナーにいったりw)すぐに「なんじゃい、見間違いだったわ」と思う・・・そういうことを散々やってきて、さすがに「ん!?これはなかなかかも」という印象を持っても、立ち止まる様になっていますから、ガセにかかわる時間が短くなっています。
話がずれましたが、ウクライナ侵攻は始めは「ウクライナの西側入を牽制するプーチンの脅し?」かと思われましたが、2月24日侵攻から2週間以上になり、だいぶジグソーパズルのピースが揃ってきました。
ワタシは進行が始まる随分前から、バイデンが「ロシアがウクライナ侵攻の準備完了」などとアナウンスし始めたことがとても奇異に感じました。アナウンスすることでプーチンが行動する前にその意図を砕こうとしている、のかと思いましたが「そうなっても米は軍事介入しない」というのが妙だなぁ。これ、邪魔しないよ、と言ってるんだから、やるならやれ、と言ってるも同然です。当事者以外には「侵攻回避のためのメッセージ」と受け取らせつつ、当事者を煽っている。
ワタシ的に気になったことは「なぜアナスタシアのいるロシアが悪役をやるのか?アナスタシアはどうしてるんだろうなぁ」ということです。アナスタシアについてはこころツィートのタグの記事(ごくごく個人的心の内をメモ的に書いています)でなんどか書いてきました。
ロシアで1千万部突破、20カ国で出版。多くの読者のライフスタイルを変えた世界的ベストセラーが遂に日本上陸!
シベリアの森の美女アナスタシアの教えがあなたの生き方を変え、地球を変える!1995年、鈴の音が響きわたるシベリア杉、
リンギング・シダーの謎を追う実業家ウラ ジーミル・メグレは、オビ川のほとりで孤 高の美女アナスタシアに出会い、
タイガの森の奥深くで不可思議な3日間を過ごす。
たぐいまれな美貌と叡智と超能力を備えたアナスタシアが語る、人間と自然、宇宙、 そして神についての真実とは……?あなたの生き方を変え、地球を救う一冊。 出版社商品説明より引用
私なりに理解したアナスタシアの伝えていることの大きな柱は
それは「自然の中で歓び生きる」文明で自分たち一族がタイガに生き続けてきた生き方だと。
具体的な提案は、家族単位で一定の広さの土地を分け与える。人々はそれぞれ、好みのレイアウト(家だけでなく自分の土地のどこになんの木を植えるかなど)を実現していく。
人々は工業製品などはほとんど必要とせず、エネルギーを食べ物以外から取り入れられるから、ごく少ない食物しか必要としない。人々は自分の土地で得たものを食べ、残ったものは都会に住む人々に売る。
これまでのものとはまったく違う栽培方法なので植物は薬の役割も果たすため、世界中から求められるようになる。
ロシアから始まったこのムーブメントが世界中に拡がって、自然の中で暮らす人が増えていく。
というものです。今の世界と大きな隔たりがある「夢物語」ですよね。そうなったら素敵なのは確かだけど。
本の中で、何度か著者のメグレがプーチン大統領に直訴した文面が紹介されています。正確に覚えていないけど、人々が自分の土地にできるようにしてくれ、という内容。共産主義だったから土地を所有するための条件とかが細かいからだろうと思ってましたが。それがいつ頃のことか気に止めませんでしたが。記憶違いでなければ、国全体ではなく、自治体によって対応したところがあった、と思います。少なくともこのムーブメントは政権から排除されたり、否定されたことはなかったようです。
ロシアでは1996年に第一巻が自費出版されてベストセラーになり、実際に行動を起こした人たちが増えて社会的事象になったそうですが、それから25年くらいたっていることになります。本に書かれていたことと現実には大きな隔たりがありますよね。人々は政権に不利にならないように様々な制限の中で暮らしているようです。
ロシアで出版されてから10年以上遅れて日本で出版され、未だに最終巻がまだでていない状況なので、日本人としてはロシアの現実と本の内容に戸惑いといささかの幻滅を感じながら読むことになります。(原著と英語訳は完結しています。)
で、また現状の話ですが、強硬なプーチンを追い込むために西側が次々とロシア制裁をし始めましたね。
まず、ドイツが軍備の比率を高めることに決定。フィンランドやバルト三国が米軍の駐留を希望したり。ヨーロッパのみならず我が日本ですら「軍備増強」に舵を切っていますね。少なくてもその土壌は整えている。(国民感情から軍備増強への懸念や拒否感が薄れて)
このピースから見えるのは「こうなったら誰が得するのか?」
即答。軍需産業ですよね。これは彼らの販促です。どう考えてもバイデンは営業本部長です。
同時に「ロシアを世界経済から締め出す制裁」
これはロシアに不利だ、ロシアはドル建ての国債を償還できずデフォルトする、プーチンを追い詰めた。と一斉に報じられています。
このピースが出て「!」とおもったこと。
これは誰もがロシアの危機だ、ロシアの人々は困窮するだろう、と思いますよね。でもワタシはこれがロシアにとって新しい暮らし方を模索し、結果的にアナスタシアのいうようなスタイルに移行させる追い風なのではないか、と思いました。
これまで長く続けてきたことをまったく別のやり方に変えるには、そうするしかない、という状況が必要ですよね。他に選択肢はなかった、となれば急速に人々はそれまでのやり方を捨てる。
想像していたものとはまったく違う流れだけど、こうしてロシアがグローバルなワンワールドから切り離されることは逆に救いなのかもしれない。
次に印象強いのがこの騒動で頻繁に見るようになった登場人物の顔です。
ワタシ的に次第にプーチンがいい顔に見えてきた。同じ画像のようだけど、輝きが増していると思う。
独裁者には正しい情報は伝わらないから現実を知らず楽観しているだけかw
※眉唾に思われるかもしれませんが、写真は変化しますよ。その人が生きていれば。写真は端末みたいなもので、本体の変化を反映します。変化しなくなったらその人が死んでいるということです。
バイデンは大統領選のときから胡散臭さ満載の濁ったオーラの顔。自分がまったくない顔つきでずるい目。ブリンケン国務長官もまったく同じですね。ついでに迫力では負けるけど岸田氏も同様。自らのオーラがない。
自らのオーラ、というのは勝手に分類しているんですが、これは自己主張という意味ではなく、その人をその人にしている存在力。生命力、みたいなものです。これが良い意味で強い人は透明感があって輝いて見えます。今のプーチンが典型的。
そしてわからないのがウクライナ大統領です。ややもするとヒステリックに見えますけど、そう見せている感じもある。本音ばどうなんだろう。いずれにしろ薄ッペらな人物に見える。そしてウクライナの外相、この前ロシアのラブロフ外相(関係ないですけど、この人の声、好きだなぁ♪)とトルコで対談した人。いかにもユダヤ人って顔の。この人は駒ですね。役を演じている。
プーチンの顔の印象からだけだけど、彼には正義がある。単にロシアの覇権のレベルではない正義。メディアは意図的に「プーチン悪人説」に誘導していると、見えて仕方がありません。
とりとめのない雑記になりました。