団地の内外の空き地に鮮やかな黄色の花をつけた雑草(?)が目立ちます。大きいものは1m超え。群生しているので見ごたえがあります。
10本ほど摘んでいけたらミモザアカシアのようにゴージャス。
左は1ヶ月以上前に摘んできた花です。名前も調べずにいましたが、白い可愛い花が咲いていました。形がいいので枯れかかってますがそのままです。
今日は健康麻雀の日でしたので、人工池の周りに咲いている黄色の花を指差して
「あの花の名前知ってる!?」と聞いたら、即座に返事がありました。
「あれね、セイタカアワダチソウ よ。花粉アレルギーになるのよ。」
えーっ!そりゃ大変だ。
帰ってから早速ネットで調べると・・・
花粉アレルギーになるというのは間違っていた、と最近わかったそうです。
とはいえ「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれた繁殖力の強い草で嫌われ者のようです。沖縄から北海道まで全国の土手などに繁殖しているそうです。特にススキと競合するため、「ススキの風情を邪魔する」と嫌う人も多いとか。
カナダでは蜜採集用に重宝されて3メートル近いものも多いようです。セイタカアワダチソウの花からとれるハチミツは(カナディアン)ゴールデンロッドハニーと呼ばれ、独特の匂いがあるものの味は良いそうです。カナダでは乾燥させてハーブティに利用、入浴剤にも使う薬草扱いなんですって。ちなみにお湯に入れると泡立つので泡立ち草と名付けられたんですね。
花粉は虫によって受粉する虫媒花で、花粉の量も少なく重いため空中に舞わない。なので花粉アレルギーはまったくの濡れ衣なのです。
ここまで調べると、なんとも気の毒な花です。秋めいて周りが枯れているなか鮮やかに咲いてくれているのに。
アレルギーとされてきたのはブタクサと花の色や咲く時期、咲く場所が似ているからのようです。
ブタクサってどんな花!?と画像検索すると半数以上はセイタカアワダチソウです。
ブタクサは菊科でヨモギと近い。下の画像はウィキペディアから拝借しました。
花の咲き方や葉の形状が違います。セイタカアワダチソウの花は束になったようにまとまっていますがブタクサは一本です。目立つ違いは葉っぱですね。セイタカアワダチソウの葉は笹みたいにすっとしていますが、ブタクサはヨモギに似た葉の形。
そういえばこのブタクサ、うちの周辺にいっぱいありますわ。越してきてすぐに眼が痛くなり涙が止まらなくなって「もうスギ花粉!?」と思っていましたが、こいつが犯人だった可能性が高い。なぜなら、今日この頃、眼が腫れているんだもの!
外に出るとしばらくして眼が腫れぼったくなってヒリヒリしてくるから間違いない!
訂正
家周辺のブタクサと思った花はヨモギでした。今は花がなくなっているので間違えました。黄色い花じゃなかったなぁ、と思ってよく調べたらヨモギも花粉症の原因になる!!!ヨモギの花は目立たないけど。うちの周りには↓この状態の場所がたくさんあるんですよ。