背高泡立草入浴、試しました|ほっこり温まって香りもいい感じ♫

張り切って採取したセイタカアワダチソウの乾燥がそこそこ出来ました。早速お試し、と思ったものの、夏並みの暑さ続きて延期していました。

そういえば、こんな事がありました。
乾燥している期間、夜は室内に取り込んでいたのですが、はじめて部屋に取り込んだ夜更けのことです。喉の奥の方までヒカヒカに乾燥して苦しくなり、咳き込んで目が冷めました。こんな体験ははじめてです。

さほど乾燥もしていないのに???
何が原因!?
まさか、セイタカアワダチソウ???
他に思いつくことがないので、とりあえず部屋の外に移動しました。その後はゆっくり眠れました。ということは、香りだけでも相当な成分が漂っていたのでしょうか。

ピーカン天気が続いたおかげでカサカサに乾燥して、これくらいなら入浴剤に使えそうです。が、まだまだ暑い日が続き、湯船に浸かる気にはなれません。そうこうして・・・
今日は随分冷え込んだので、これならちょうどいいわ、と早速試しましたよ。

水から煮出すのがもっとも効果が高まるというので、前夜、鍋で煮出したものを煮出し汁も一緒にお風呂に入れておきました。
煮出す時、大きな鍋がないので水の量が少なく、すぐに60度に達してしまいます。温度計でちまちま測りながらの作業です。

今朝、追い焚きしました。一人暮らしなので追い焚き機能は使ったことがなく、今回初めて使いました。
使ったセイタカアワダチソウは10グラムちょっとです。ありあわせのお茶パックに押し込みました。たったこれだけでいいのか!?とおもいましたが、以前使っていた薬草湯のパックも一袋、10グラムでした。

 

 

追い焚き前の様子です。一晩放置でこの色合いになっていたので、そこそこ成分が抽出されているようですね。泡立つかどうかかき混ぜてみましたが、泡立ってもすぐ消えちゃう。まぁ、この濃度だからかな。

ゆっくり浸かると、サラッとした感触でほのかに香りが経ちます。香りといえば、乾燥したもの550グラム位を袋に詰めて、口を軽く締めていたのですが、部屋中に香りが漂って、いい感じですよ。

これはなかなかグーです。もっとたくさん採取してこなくては。乾燥からカットまでの作業をしてみたら、せっかく手間隙かけるのだから、蕾のいいとこだけ使って作ろう、という気になってきました。蕾の比率が高いほうが香りがいいのです。蕾にはローズマリーやラベンダーにも含まれるカンファ成分があるようで、カットしながらとてもいい感じでした。

もの知りウサ君
カンファー(樟脳)はケトン類という有機化合物のグループに分類される成分の1つ。別名をボルネオン。医薬分野ではカンフルというんだ。
へーっ!カンファーってスースーして、ハッとさせる成分、という意味で詳しく調べもせずに使っていましたが、カンフルと同じ意味だったのかぁ。

アロマセラピスト
カンファーは・・・
鼻づまりなどの呼吸器官の症状を和らげる働きがあります。
風邪、インフルエンザ、気管支炎、咳などに効きます。
特に神経と筋肉へ働きかけるといわれます。
頭痛、筋肉痛、肩こりなどに効果的です。
またその香りは交感神経を刺激するともいわれるため
気持ちをあげたいときや、やる気を起こしたいときのサポートにいいでしょう。
なぁーるほど。部屋においていた時、喉が乾ききったのもこのせいだったかぁ。香る量がおおすぎたんだなぁ・・・。
タイミングよく東城百合子さんの書籍も届きましたので、セイタカアワダチソウに関する記事をご紹介します。(丸々ではなく、簡略にしています。)

※スキャンしてGoogleのOCR機能で、テキストを、とトライしたのですが、縦書きが災いしたのか、ぐちゃぐちゃでした(>_<) 残念。
コピーできないサイトをコピーする|GoogleドライブのOCR機能活用 (2022-09-25 06:41:30)

セイタカアワダチソウ(背高泡立草)

【効き目】公害・薬害の毒下し、アトピー・炎症・ 湿疹の改善など。鮫肌もきれいになるし、この湯で髪を洗うとツヤが出てしっとりする。慢性の病気やアトピー、アレルギーなどにも大きな助けになる。
「セイタカアワダチソウは喘息の原因になる毒草だから枯らせ。」といって、除草剤を撒いた時代もありました。喘息になるからと嫌われたのです。ブタクサと間違えられていたからです。そんな事を経ても、たくましく河原や空地などに群生し、高さは1~3mにもなります。
収穫期は9月末から10月初旬に黄色い花の穂が出て来た頃です。
毒素を引き出してくれるのは酵素の働きですが、花が咲くと花にエネルギーを取られて酵素の効果が減ります。穂が開く
前が一番酵素が多いので、この頃に、蕾も茎も葉も一緒に頭から30cm位を刈り取りましょう。少し遅れて、開花していたとしても、茎や葉にも酵素があるので、入浴剤に十分使えます。
【薬になる使い方】
採取して日に干して乾燥させたものを布袋などに入れ、水から入れて茶色の成分を出したお湯で入浴します。
酵素は熱に弱くも沸騰させたら効力を失うので、ゆっくり沸かすか、急騰式の風呂なら煮出した汁を入れてもよい。沸かし返して3日は入れます。
1日目はお湯の色が薄黄色に
2日目はだいぶ濃くなり
3日めには底が見えないくらいになります。
その頃は酵素の繁殖も進み、一番いい入り頃になります。このお風呂は、アトピーの痒みを止め、炎症も取る。湿疹なども助ける。
ステロイド系の薬害で苦しんでいた膠原病、リウマチ、腎臓病の人が治った例もあります。

美味しくいただくには

お茶にして飲むと香ばしくて美味しい。ただし煮過ぎると苦味が多くなります。
緑色のきれいな色の時にすぐに越してポットに入れ、お茶代わりに体調に合わせて飲むと、全身がらくになり、体に活気が出てくる。

 

これ。やってみましたが
イマイチ・・・・
60度以下ではなかなか煮出せないようです。
ネットで「葉」にもなかなかの効能がある、とありました。

葉には多数のポリフェノール成分が多く含まれ炎症を緩和するフラボノイドも含まれており、抗酸化活性、ラジカル消去活性、抗変異原性染色体保護作用、肝機能保護作用、抗ガン活性、メラニン形成阻害、抗菌活性、発がん抗生作用、抗エイズ作用、血糖上昇抑制作用、精神安定作用、尿酸量低下活性がある。
特に「毒出し」ではなく「温まる」のだけでも十分満足の”いい感じのお風呂”になりました。

地場の自然の恵み♫ ありがたや。ありがたや。

なんと、10g 390円で販売してますわよ。

BONGA通販ショップ

出来上がったのは約700gだから
いくらになるかなぁ・・・w

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