確実に力になるのは自分の免疫力「腸内フローラを整えて免疫を強くする」

コロナに限らず、あらゆる病気に打ち勝つには、免疫を強くするのがもっとも安全で確実な方法です。確実に効くわけではないものに頼るのではなく、自分の免疫力を高めることをすれば他の病気にも対応できます。腸内環境を整えて免疫細胞を増やす方法についてまとめました。

トップ画像はイスラエルで70万人を対象にした研究結果、「ワクチンを2回接種した人は再感染する確率が27倍も高い」ということがわかったというニュースフォーラムの動画のスクリーンショットです。イスラエルの接種率は相当高く3回-4回の人が大半のようですから、70万人を対象にしたデータはかなりの信頼度かと思います。

Newsforum(ニュースフォーラム)はYouTubeのチャンネルです。概要欄に「マスコミの画一的な横並び報道から知り得ない現実の深層や隠された事実に焦点し、海外メディアの視点やインターネットの多種多様な情報を収集して真実を探求し世界に発信してゆきます。」とあります。

 

該当動画▶YouTube

動画内で「SaaS-covid-1」の患者は18年後にも抗体を持っていた、と話していますが、これは”ワクチンにより作られた抗体”の意味ではなく自然免疫で作られた抗体という意味です。
全体に穏やかに話されており、内容はことさらに567のワク●ンを問題視するのではなく、ワクチンの有効性には疑問がある。(個人・政府に対して)自然免疫の重要性を認識するように提言するものになっています。

改めて、自分の自然免疫力を高めないと、と思います。

 

腸内フローラを整えて免疫力を強化する

ここからは、567に限らず、あらゆる病気に働く自分自身の免疫力を高める方法についてまとめます。これまでに「オーソモレキュラー医学の免疫力強化」について記事にしました。

今回は別の観点「腸内フローラを整えて免疫力を強化する」です。
主な引用は腸内細菌学の権威、東大名誉教授・小柳津広志(おやいづ・ひろし)博士の情報です。あとから知りましたが、最近、著書が発刊されたばかりです。(右サイドバーにリンク貼りました)出版社の営業的施策により話題のコロナと絡めた印象がありますが、目次を見るとそうでもないですね。

目次は先生のブログにありますので概要がわかります。この著書の前に「花粉症は一日で治る」という著書があり、レビューを見ると大半が「著効があり驚いた。」「タイトルは大げさだけど効いた。」というものです。この本で示された治療法も、新作と全く同じものです。つまり、様々な不調に対応できる基本となる免疫力の強化策なのかなと思います。なので「花粉症は一日で治る」方を注文しました。

 

小柳津先生の免疫力強化策の骨子はシンプルです。

免疫力を強化するには
腸内フローラを整える。そのためには酪酸菌を増やす。
そのために酪酸菌の餌になるオリゴ糖を接種する。
少し説明が足りないというか、大事な部分が抜けているので補足します。
腸内環境を整えて免疫細胞を増やす
腸管には全体の7割におよぶ免疫細胞が集中しており、「腸管免疫」と呼ばれる人体最大の免疫システムをつくっています。腸内環境を良好にすることが、免疫力アップのカギになります。

オッチャン
よぅわかるで。
敵を迎え撃つ防衛・攻撃隊を増やす
ちゅうことやな。

ここで「酪酸菌」がでてきたので調べました。

酪酸菌

酪酸菌は大腸に存在する腸内細菌で、酪酸を作り出す細菌の総称です。

ウンチクうさ君
マウスの段階だけどね、酪酸菌は脳の機能や
ストレス性の疾患との関連も明らかになりつつあるんだよ。
特に「ウツ」との関連が注目されているんだ。

酪酸菌が増えることによる変化

花粉症に効く
人の皮膚や粘膜にはマスト細胞と呼ばれる細胞が存在し、アレルギー原因物質がこの細胞の抗体につくとすぐにアレルギーを発症します。花粉症の場合は鼻腔や目で大量のヒスタミンが放出され、鼻水を出させ、目が痒くなります。
しかし、大腸内に酪酸菌が増えていると、この反応をほぼ抑えることができるんです。これは酪酸菌が作る酪酸がTレグ細胞という炎症抑制を行う細胞の分化に関与しているため。気管支喘息や食物アレルギーなどにも効果が期待できます。
うつ病にも
実はうつ病も花粉症と同じく免疫細胞が起こす炎症が原因です。
うつ病の炎症はストレスによって脳内にダメージ関連分子パターン(DAMPs)という物質が作られ、これが炎症を起こすことから発生します。そして脳の免疫細胞が神経細胞のシナプスを破壊し、精神安定ホルモンが減少します。
厳密には花粉症とは違うタイプの炎症なんですが、大腸で酪酸菌が作るTレグ細胞はすべての炎症を抑えることが可能ですので、うつ病にもフラクトオリゴ糖が有効です。
認知症予防にも
認知症というのは老化や高血糖によって脳の血流が悪くなることが根本的な原因といわれています。
フラクトオリゴ糖は血流を良くするほか、空腹時に大腸からGLP -1というホルモンを出すことで、すい臓からインスリンを放出させ、血糖値を下げることができます。さらにインスリンには脳内に入って海馬の神経幹細胞を分化させ、
記憶細胞を増やす働きもあるんです。
カフェ500(先生のカフェ)のお客様にもフラクトオリゴ糖摂取と糖質制限に取り組み、ひと月で認知機能を大幅に回復させた人がいます。
  以上引用元:OCEANSコンテンツ
【新型コロナに関して】
私の主張は大腸の酪酸菌を増やせば、新型コロナ感染症は無感染化、無症状化できるだろうということです。酪酸菌を増やすには、フラクトオリゴ糖を豊富に含む食品を十分に摂ってもらえばいいのです。
しかし、フラクトオリゴ糖を含むゴボウ1/2本とタマネギ1個(効果が期待できる量)という量を毎日食べ続けることは難しいので、手軽にフラクトオリゴ糖を摂取できる長沢オリゴを販売しています。
フラクトオリゴ糖を1日10~30g 摂れば、翌日に大腸の酪酸菌は5倍ほどに増えます。
現段階では、大腸の酪酸菌が新型コロナを無症状化、または無感染化するという証拠はありませんし、私の主張はまだ臨床試験によって確認されていません。ただ、私自身の研究では、大腸の酪酸菌が増えれば、新型コロナ感染症は重症化しない、と確信しています。
※長沢オリゴ」にはフラクトオリゴ糖とガラクトオリゴ糖が入っています。他の糖類は含まれません。
引用元:OCEANS

一般的にこれまで「腸活」というと乳酸菌やビフィズス菌などに代表される善玉菌を摂取することによって、腸内環境を整えていくことが主流でした。

最近では、「酪酸菌が作る酪酸が大腸のエネルギー源として細胞に働きかけ、腸内環境を改善していく」という「酪酸」にフォーカスした腸活が注目されるようになっています。酪酸は大腸が正常に機能していくためのエネルギーで、腸内を弱酸性に整え悪玉菌の増加を抑える働きがあります。

腸内に棲む乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、健康維持に不可欠な短鎖脂肪酸を作り出します。腸内で作られる主な短鎖脂肪酸は、酪酸、酢酸、プロピオン酸です。この中の酪酸は酪酸菌によってのみ作られます。

博士
酪酸菌が少ないと、腸内の悪玉菌が増えてしまう。
せっせとヨーグルトを食べて乳酸菌をとってもなかなか善玉菌は増えないのじゃ。

酪酸菌を増やす

酪酸菌そのものを接種する方法と、既に腸内にいる酪酸菌を増やす、という2つのアプローチがあります。

① 酪酸菌のサプリ活用

 

 

 

 

栄養士
酪酸菌を食事から摂取するとなると、酪酸菌を含む食事はぬか漬けや臭豆腐など、非常に少ないのです。そこで酪酸菌の餌をたくさん取ることで腸内にいる酪酸菌を増やす方法が有効となります。又、酪酸菌入りのサプリメントなどを摂取する方法をご検討くださいね。

酪酸菌サプリのおすすめは「強ミヤリサン」です。
1933年に宮入博士が酪酸菌の有用性をはじめて発見。
そこで商品名は酪酸菌ではなく「強ミヤリサン」となっています。
順序が前後しますが、次に書く「腸内の酪酸菌を増やす対策」をしても変化がないときは、酪酸菌サプリを摂ることを検討したいですね。そもそも腸内の酪酸菌が少ないのかもしれないので。

② 腸内の酪酸菌を増やす

上の小柳津先生の主張欄にもありますが、既に腸内に棲んでいる酪酸菌に餌を与えて増やせばいいのです。酪酸菌のエサは上の説明ではフラクトオリゴ糖だけですが、ガラクトオリゴ糖も酪酸菌の食べ物です。
※小柳津先生が開発した「長沢オリゴ」にはフラクトオリゴ糖とガラクトオリゴ糖が入っています。
フラクトオリゴ糖を3グラム摂るのに必要な食品は小柳津先生がいうよりもっと必要かもしれません。明治のフラクトオリゴ糖特設サイトではこんなに必要だと。バナナ10本なんて無理ですよね。

 

 

フラクトオリゴ糖とガラクトオリゴ糖

オリゴ糖はイソマルトオリゴ糖(一部難消化)、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ショ糖、麦芽糖などがあります。むし歯になりにくいことや消化されにくい甘味料で知られるトレハロース・パラチノースもそうです。ここではフラクトオリゴ糖とガラクトオリゴ糖について書きます。どちらも小腸の消化酵素でほとんど分解されずに腸まで届く難消化性オリゴ糖です。摂取後も血糖値はほとんど上昇せず、インスリン分泌への影響も認められません。

栄養士
オリゴ糖(oligosaccharide)はブドウ糖などの
「単糖」が数個繋がったものの総称です。
一般的にはおおよそ3糖~10糖のものをオリゴ糖と呼びます。
「オリゴ」とはギリシャ語で「少し」の意味です。そのため少糖類(しょうとうるい)と呼ばれることもあります。
どちらも腸内に棲息している有用菌の代表とされているビフィズス菌などの善玉菌を増加させ、これによりカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類の吸収を助けます。ふたつの大きな違いは原料です。

【フラクトオリゴ糖】
ショ糖が原料で、アスパラやニンニク、ごぼうなどの野菜に多く含まれます。

【ガラクトオリゴ糖】
乳糖を原料とします。乳製品に多く含まれるガラクトースが主成分です。

以前便秘の時、オリゴ糖を試したところ
フラクトオリゴ糖よりガラクトオリゴ糖が速攻で効きました。
ガラクトオリゴ糖はすぐに固まるので、液状にしたスプーン印のものを使っていましたよ。
今は必要ないので、残ったものをヨーグルトを作る時に少し加えています。

 

オリゴ糖の商品について

最近はスーパーなどでも並んでいます。これらのものは酪酸菌を意識したというよりも、血糖値やダイエットを意識した人向けの甘味料の扱いに思われます。

注意すべき点は大半のものがオリゴ糖以外のものが半分くらい含まれていることです。顆粒にする際に芯になるものとして果糖が使われるからのようです。液状のものも同じような比率で、100%オリゴ糖、というものは限られます。それぞれの商品の含まれるオリゴ糖の比率を吟味する必要があります。

長沢オリゴですが、こちらはなんとほぼほぼ100%オリゴ糖だそうです。(問い合わせたところ、小柳津先生からお返事いただきました。)

  1. 長沢オリゴの成分について
    「長沢オリゴ」は水溶性食物繊維(フラクトオリゴ糖とガラクトオリゴ糖)を99%(固形分中)以上含み、糖質は1%以下です。糖質含量が少ないため、たくさん摂っても血糖値はほとんど上昇しません。成分である2つのオリゴ糖は日本企業が製造し(フラクトオリゴ糖は日本企業がタイ国で製造、ガラクトオリゴ糖は日本企業が国内で製造)、農薬、重金属などの不純物が含まれないことを確認しています。
  2. 含まれるオリゴ糖の製造法
    フラクトオリゴ糖は砂糖に酵素を用いてフラクトース(おそらくフラクタンから造られたもの)を約10個つけたものです。ガラクトオリゴ糖は乳糖に酵素を用いてガラクトース(おそらくガラクタンから造られたもの)を約10個つけたものです。酵素を用いて合成されたあとに、高純度に精製(フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖以外のものを取り除く作業)してあります。
  3. オリゴ糖の原料糖の産地について
    長沢オリゴは分類上は食品ですが、工業的に造られ、高純度に精製された工業製品です。一般的に工業製品の原料の原産地は表示されていませんので、分かりません。以上、理解しにくい内容かもしれませんが、

要するに、農薬と重金属は含まず、血糖値を上げる糖質はごく少量(1%以下)しか含まれていない安全な食品です。

ということで早速注文しています。販売は先生のご両親のお茶屋さんです。
長沢オリゴ販売▶ 雅正庵byおやいづ製茶 オンラインショップ
ちなみに商品説明はこちら 長沢オリゴ
検索で商品ページは見つかりましたが、購入出来るリンクがないので苦労しました(>_<)

オッチャン
しかし、なんや、この先生はおもろい人やね。
カフェやっとるんかいな。料理もするねんな。海藻料理のレシピ本まで出してはる(笑)
ブログのタイトル「薬を使わないで糖尿病、高血圧、花粉症、喘息、アトピー、頭皮湿疹、乾癬、ニキビを治す」って!
看板が強烈やなーw
※ブログ記事、興味深い記事がありますよ。

 

長くなりました。最後まで読んでいただきありがとうございます。

補 足

小柳津先生のフラクトオリゴ糖に関する関連記事がありました。

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