
テレビで東中野にある素麺専門店「阿波や壱兆」が紹介されたのを見たことがありました。その自由な発想の素麺メニューに感激しました。徳島出身の女将、田中嘉織さんの作る素麺料理は「毎日食べても飽きない」と、毎日食べに来るお客さんもいるくらい多彩です。
いくつか紹介されたメニューを見て刺激を受けました。それ以来、自分流であれこれ作っていますが、素麺って次々にアイデアが湧いてきますよ。
素麺を茹でるのは「水つけパスタ方式」です。これだとゆで時間は1~2分ですので、暑い季節は助かりますし、モチモチしてコシが強く茹であがります。
今日の素麺はいまハマっている「あかもく」です。味付けは麺つゆと梅干し。
モロヘイヤと似たような感じになりそうだ、と思ってやってみましたが、ピンポン♪でした。
梅干しの組合せが大正解で、あかもくのトロトロと、スッキリとした梅干しで、後味がすっきりします。小ネギより白髪ネギの方が良かったな・・・。
「阿波や壱兆」風にすだちの輪切りを乗せたら、なおよかったですねぇ。
記事トップにある画像は数日前のレシピです。
スーパーのお総菜「ナスの揚げ煮びたし」利用の手抜きですw 緑はオクラです。
ごま油を少し垂らすと風味が増します。私的、定番そうめんレシピです。
《追加レシピ》
味付けは 味噌・梅シロップ・ごま油少々・隠し味程度に麺つゆです。
*梅シロップは梅の甘露煮で出来たシロップです。
火を通しているからか、酸味がとんがってなくて重宝します。
なぜこれまで「梅の甘露煮」に、気がつかなかったのだろう・・・というくらい、甘露煮は大正解でした。レンチン梅の失敗で急遽作りましたが、これまさに「怪我の功名」(^_^)v
素麺はコシを出すために塩が使われていますが、徳島・岡本製麺の「無塩めん 渦の糸」は塩を使っていないのに普通の素麺よりもコシがあります。コシがあるからか、1人前(2束)は食べきれません。私のお気に入りで、長年こればかりです。
先日「ひるおび」で紹介されたようです。楽天に岡本製麺のオンラインショップがありますよ。 送料無料でお得です。
![]() ひるおび 食塩を全く使わずにコシのある麺を作りました。塩分”0”のそうめんなので、塩分の気になる方も気兼ねなくお召し上がりいただけます。無塩完熟そうめん徳用48食入(4kg)セット【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】 |
田中嘉織さんの素麺のレシピ本も出ています。 今年の3月には同じ中野に2番目のお店が開店。 「阿波や壱兆」は徳島の半田素麺という少し太くてうどんに近い腰のある素麺だけですが、新しいお店では全国の素麺を使うメニューだそうです。一度食べてみたいですね。
素麺、冷や麦、うどんの違いは何?
調べると、そうめん・冷や麦・うどんの違いは「太さの違い」です。

そんだけぇ~?
商品名をつけるときの基準として太さで区別されているので、単純に「太さの違い」とされているようですが、製造過程ははっきり違うんですよね。
うどんと冷や麦はおなじで「切り麺」といわれるもので、小麦粉・水・塩を使って平に伸ばしたものを細く切ったものです。
これに対して、そうめんは伸ばして伸ばしてあの細さにしているのです。小麦粉・水・塩に加えて伸ばしやすくするために植物油が入ります。
伸ばしても切れないようにコシを強くする必要があり、手延べの職人さんの技術も必要なんですね。