
この冬は、色んなものに不具合が生じています。
始まりはこの石油ストーブ。
この冬で三回目のお役目なのですが、箱から出し、灯油を入れて「点火!」のはずがさっぱり火がつかない。
取説を確認すると、まずは乾電池チェック、とあります。
確認したけど問題なし。
その他のチェック項目も全てやりましたが、とんと駄目です。
感触的に電気系統が断たれている感じです。
アマゾンでレビューを確認すると、簡単点火が売りで商品名も「PONPA」(ポンッでパッとつくw)というにも関わらず、ここがまっさきにアウトになるようです。早い人は使い始めて数回で駄目、だったらしい。ワタシの場合、2シーズンは快適だったからマシな方だったのかも。
修理依頼するにも、代理店が近くにないし、通販だから購入店にも頼めない。保証期間も切れていて送料など考えると同じものを新品購入したほうが安いくらいです。
他に不具合はないので、面倒だけど「手動点火」にすればいいか。ということで「シルバー向け・軽いタッチの着火マン」をゲット。これにて怪傑黒頭巾。
次がこの日立のコードレスクリーナー。
日立のコードレスクリーナーシリーズは業界でも評価が高いです。ダイソンのようにうるさくない。吸塵力も満足できるレベルです。これは2015年購入の初代モデルです。これまで快適に使っていますが、ダストケースを本体に固定するフック部分が外れてしまいました。
日立のいいところは、細かい部品まで別途購入できるところ。早速検索したら・・・なんと「在庫切れ、今後の製造予定なし」になっています。
こりゃあ、なんとか工夫するしかない・・・
フック部分を上下させることでダストケースの取り外しをする仕組みなので、接着剤でガッツリ貼り付けるわけにはいきません。あれこれ思案して動かす部分だけを接着しない形にテープでとめました。
掃除自体は問題なくできるのですが、ごみ捨てが億劫になってしまった。ダストケースのフィルターを長持ちさせたいので、こまめにゴミ捨てしてきたのですけどね。
諦めきれず、これまでフィルターなど購入したことのある日立部品専門店に相談してみましたら、なんと、すんなり在庫確保できたとの連絡が。
やれやれ。出費は痛いが、ともあれ怪傑黒頭巾♪ これで当分頑張ってもらえそうです。
続いてこれ。メガネフレーム。テンプルがゆるくなったのでネジで締め付けたのですが、全く変化ない。最近はこのくらいの小さなネジのブラスマイナスが全く見えません。ましてやメガネを外しての手探りなので、無理なことしてネジ山が潰れたのか!? と、拡大鏡で確認すると、なんと破損してました。周辺を見渡し、手探りしても破損部分は見つからないので随分前に破損したんだなぁ。それでゆるくなっていたのかぁ・・・。フレーム自体はお手頃価格ですが、レンズはそこそこしました。遠近両用なので。最少の出金で解決するには同じフレームを手に入れること! 購入した店に問い合わせたら、
ちなみに右側のノーズパッド(耳あて)ですが、シリコン製に取り替えています。これがなかなかのスグレモノですよ。風船のように空洞になっていて、素材だけでなく構造的にも当たりがソフトです。そしてズレない!これが汗の出る季節は助かります。アマゾンで安く手に入ります。取り付けもごく簡単。おすすめよ♪
次の不具合はヤカンです。銅製のヤカン。
かれこれ1年くらい前にこの蓋の取っ手(つまみ)が取れていました。
フタにネジがハンダ付けされていて、丸っこいつまみ側の穴に差し込む作りなのですが、ネジが付け根でポキっと折れてしまいました。ネジは取っ手とフタにハマったままです。せめてフタ側のネジを抜くことができれば代わりのものを差し込めるんだけど。
やむなく接着剤でくっつけていたのですが、熱くなると接着剤が溶けてポロリと外れてしまいます。これまでに3回くらいやり直してます。今回、ガックリきて接着剤は諦めようか、となりました。
ダメ元で製造会社に連絡したところ
「修理は不可能です。フタだけの購入もできます。価格4,400円(税込み)送料1,210円です」
だって。
この会社、以前にも取っ手の蔓がほどけた際にも問い合わせしたことがありました。この時、実に不愉快な対応でした。限られた職人にしか出来ないとのことでとんでもない値段でした。
実用品の製造販売というより、工芸品のそれに近いタカビーな対応です。
この蓋にしても価格も高いし、何よりムッとしたのはヤマトコレクトの代引支払いという点。代引きって手数料が400円かそこらですけど、バカバカしいと思うんですよね。受け取る側が面倒がなくて便利なだけで。
そもそも壊れたのは作りが悪いからじゃないの!
銅は熱伝導性が高いのでハンダ付けが溶けやすい。だったら外れることを前提にして、取替できる作りにしておけば良いことでは!
ま。ごねてもしょうがない。対策を考えよう。
【対策1】代替品を手に入れる。
サイズが合うならどんなフタでも構わん、と探してみるとサイズが非常にレアだとわかりました。ヤカンなのでフタはかぶせるだけでは駄目で、傾けてもずり落ちないための引っ掛かりが必要なんですよね。写真のようにぴったりサイズの皿を乗せて気が付きました。
【対策2】この蓋に取っ手をくっつける手段を考える。
---その1 熱に強い接着剤使用
---その2 ドリルでフタ側に穴をあける。100均にもあるという取替用の蓋つまみを取り付ける。
その1の接着剤はこれまでのやり方と変わらないけど、これまでは接着剤の質を見極めていなかったので「耐熱」接着剤を探してみよう。
探してみたらアロンアルファでもいいみたいな・・・。それじゃあ、とたまたまうちにある100均で買った瞬間接着剤を確認すると、なんとアロンアルファだった。(ナンチャッテかと思っていた)
早速使ってみました。2日経過してるけど、今の所大丈夫です。
見事怪傑黒頭巾!とはいかないものの使い続けることはできそうです。
いよいよ駄目なら新品購入するかナ。そのときは(デザインは残念だけど)違うメーカーのものにしよう。ちなみに国産の新品で最安のもの(8000円以下)も見つけました。蓋+送料にチョイ乗せ価格。右サイドバーにメモ。
次の不具合はこれ。不具合というより不始末なんだけどw
壁にもたせかけて床置きしていた額。倒してしまってガラスが割れましたぁ。今どきの額はアクリル板ですが、この山城隆一さんのリトグラフは1976年のものなのでガラスです。額装も釘打ちの丁寧な仕事です。
アクリル板自体は高くないけど、こういう形状って送料が高いですよね。覚悟して検索したら、コロナ対策用でアクリル板は需要が高くなっていて、あちこちこなれたサービスになってました。
中でも「安っ♪」という九州の片田舎の額縁屋さんを見つけて、515×515サイズで送料込み2200円で済みました。よそは商品代金だけでもこれ以上になります。ラッキィ♪
こういうことって連鎖しますよね。なぜか。
年末年始で体調悪くしたのもこの一環だったのかも(笑)