椿と山茶花の違いは?葉、咲く時期、花の形状、決め手は散り方

団地の区域によって植栽に個性がつけてあります。うちの周辺は桜。ちょっと離れた区域に「山茶花通り」と名付けられた道があります。
うちの団地の庭にも山茶花が数本あって、見事に咲いています。周辺(団地の外なので団地ではないのですが)には桜、椿、ドングリ(正しくはなんというのか知りません)松があります。ひとつ私が「ひょっとしてシベリア杉!?」と注目している大きな木もあります。

 

 

椿の花がようやく開き始め、こちら、とてもすてきなのでひと折り、失敬してきました。
あ!ふた折り(^^ゞ

椿は開いて散るまでが速い。この花も昨夜はこうだったのに。

 

同じ樹にこのまだらの花と真っ赤な花が咲いていました。真っ赤な花には手が届かず・・・。

椿によく似た花、山茶花との違い、ご存知ですか。私も感でしか判断してなかったので、確認しました。

まず
花の違い      
椿は立体的、つぼみの時分かりやすいですね。私的には開いた形よりつぼみの形が好き。
山茶花は丸っこいつぼみで、開いたときも平べったい。

葉の違い      
周りにあるギザギザ、山茶花の方がはっきりしている。山茶花の葉脈は濃い色で、付け根に細かい毛がある。

咲く時期      
山茶花の方が早い。山茶花は10月くらいから咲き始める。椿は種類にもよるが12月くらいから。

一番わかりやすい違いは
花の散り方     
椿は根元から、花がまるごと落ち、山茶花は花びらが散る。
椿が節に嫌われていた由縁ですね。首から落ちるのはいかにも縁起が悪いですもん。

もっと詳しい解説がありましたが、これだけでも区別できますね。
椿の種類はすごく多いですよね。いろんな花があります。
以前の住まいの近くの道端にあったとてもすてきな椿。直径6-7㎝くらいの小振りな花です。

もの知りウサ君
花の中心部にぎっしり詰まっているのは花弁化した雄しべなんだ。
こんな花型を唐子(からこ)咲きというんだよ。

 

毎年楽しみに見に行ってましたが、数年前から咲かなくなっていました。

調べたところ「卜半(ボクハン)月光(ガッコウ)」というすてきな名前。
「紅唐子」という改良された園芸種で2種類ある。月光という中心部が白いこちらと、もうひとつ中心部も赤い品種があり、そちらは京都などでは日光(ジッコウ)と読んで区別しているとか。
ネーミングもなかなか乙ですねぇ。

現在でも人気らしく、樂天で一鉢5,000円くらいです。全部が真っ白のものもあり、こちらは高いっ!ちなみに全部が赤いものが一番お手軽価格です。

ちなみに、英語では山茶花も椿もカメリアcamelliaです。(もともとヨーロッパにはなかった。)

 

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