侮れない自然気化|濡れタオル・おしゃれなグッズで加湿対策

暖房器具を使うと部屋が乾燥しますので、ドライアイの自分には加湿対策に悩まされます。加湿器を使えばいいのですが、結露も嫌いなので、この折り合いをどうするかが悩ましいです。

昨年は3つも加湿器を買いましたが、中華モノは駄目ですねぇ。ほんとに駄目ですよ。まぁ、値段もあるのでしょうが、1万円くらいのものでも劣悪でした。(ちなみに返品OKのものにしたので実損はナシでした。)

寝ている間に乾燥するので、枕元に置けるものを探したのですが、「ミストか細かい」という売りの超音波式でも、実際はミストが大きくて上に吹き上がらず周辺が濡れる有様。寝具が湿るのは最悪ですから、結果的に寝室の加湿器は諦めて布マスクをして寝ることにしました。これはなかなかいい対策でしたけど。

日中は濡らしたタオルを要所要所に配置。机の上はアロマディフューザを使って、顔の近くだけはそこそこ間に合わせました。石油ストーブにヤカンでも乗せればいいのでしょうが、石油ストーブの取説に「上に鍋などを乗せないように」とあるのが気になって、なかなか出来ないんです・・・。
駄目なんだろうかなぁ。タンクが燃焼部の横にあるので、ストーブの上にものを乗せると間接的にタンクの上も熱くなるから駄目なのかな・・・と思ったりしてます。

また季節が巡って、今年はドライアイがひどいので、きっちり対策しないといかん、となり、またまた加湿器探しをはじめました。

 

加湿器の種類~加湿方法による分類

加湿器は大きくスチーム式・超音波式・気化式、その混合型があります。

スチーム式加湿器

タンクの水を加熱して蒸発させて湯気を発生させる方式

【メリット】

  1. 加湿のスピードが速い
  2. 加熱に電力を消費するため、他の方式と比べて電気代が高め
  3. 煮沸することによる雑菌の抑制が期待でき、衛生的

【デメリット】

湯気の出る吹き出し口は温度が高くやけどなどの事故の懸念がある

以前はパナソニックのこのタイプを使っていました。
かなりの湿気で結露がすごかった。水蒸気の強弱がいまいちだった。
あと、メンテナンスが面倒でしたね。水道のカルキがくっついて。

超音波式加湿器

加熱せずにタンクの水を超音波によって微振動させて霧状にし、ファンで放出する方式

【メリット】

  1. ヒーターレスで消費電力が少ない
  2. 本体も安くデザイン性も高いものが多い
  3. 音が静か

【デメリット】

  1. 除菌機能がないモデルは、水の雑菌も空気中に放出してしまう
  2. ミストの大きさが大きく、空間広く行き渡らず床に落下するものもある
  3. 煮沸による雑菌の抑制ができないので衛生的に保つ必要がある
  4. ミストが大きいと雑菌が付着して、雑菌を空中に撒き散らすことになる
  5. 周りの家具に白い粉のようなものが付着することがある

 

このタイプにするなら安物の中国モノはヤメます。
懲りました。

気化式加湿器

濡れた洗濯物が風邪で乾くような感じで、水分に風を当てて自然気化させて加湿する方式

【デメリット】

  1. 水蒸気粒子が細かく、空間広く行き渡る
  2. 雑菌を放出しない(水蒸気粒子が細かいので雑菌が付着できない)
  3. 加熱しないので電気代が安い
  4. まわりを汚さない

【デメリット】

  1. ファンで大量の風をおこすので音が大きく、本体のサイズも大きい

以前、知人が
「加湿器ならボネコ 一択だ!」
といっていたのが印象に残ってます。

 

加熱気化式(ハイブリッドタイプ)

気化式のハイブリッドタイプで、温めた風を送る

【メリット】

  1. 雑菌を放出しない。
  2. すばやく、潤う

【デメリット】

  1. 加熱&ファンで電気代が高くなる
  2. 音が大きい

 

ワタシ的「求める加湿器の条件」は

ワタシの条件は

  1. うるさくない
  2. 水蒸気の量が調節できる
  3. メンテナンスが楽(手間を掛けずに衛生的に使える)
  4. 大きくない

このくらいですね。もちろん価格も2万円以下で。
電気代は、うるさくないという条件をクリアしたものは当然安いはずなので、あまり考慮しなくてもいいかな。

結論はこれまで使ったことのない「気化式」を試してみたいな、と。なりました。

 

自然気化式加湿器(’機’じゃないとこがミソw)

気化式加湿器で検索したら「自然気化式」というのが見つかって、この自然というのは濡れタオル式と同じで、帰化しやすい素材を水に浸して置く、というシンプルな発想です。

はじめに目にしたこちら

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うっわっ!ジャパーンだなぁ(>_<)
コレって、経木ですよね。ちょっとコレは部屋にはおけないなぁ。濡れタオルのほうがマシですねぇ。
でも、こういう仕組みのものもあるんだ!と目からうろこです。グーグル画像検索したら「コレなら部屋における」というのが見つかりました。

紙に見えますが材質はポリエステル。抗菌・防カビ加工されています。
色のバリエーションもあり、形も好みです。加湿量はコップ一杯の自然蒸発の40倍以上ですって。
アマゾンなどでもレビューもなかなか高評価で、ソコソコの加湿効果はあるようです。

に、してもこの容器はいらないな、と思っていたら、フィルターのみの販売もあります。
フィルターだけの価格で最安が楽天のショップをみつけました。早速ポチりました。(右サイドバーにリンク貼りました)ちなみにフィルターはシーズンごとに替えるようにとのおすすめ。

この状態で長細い容器に入れるのもあり、丸めて筒状にして丼みたいな容器に入れるのもあり、です。
私は丸めて丼に入れています。左は豆苗ですw。生命力旺盛なので食べるよりこうして飾ることが多いです。

この商品、なかなかのヒット商品のようで、ギフトに使われたりしてるようですね。形状も多彩で、サイズがコレよりこぶりなもの、逆にひとまわり大きいものもあり、カラフルな花のような形などがあります。こぶりなものは旅行などに携帯してコップに挿して使えばいいかもしれませんね。

シーズンごとに(3~6ヶ月)替えることをおすすめしているのは、使っていると水道水のカルキやゴミなどが詰まるので次第に吸水力が落ちるからのようです。

取り扱い説明書きに以下の説明があります。

フィルターの汚れの落とし方
バケツ等フィルター全体が入る容器に水をたっぷり入れ、その中にフィルターを半日ほど漬け置きしてください。汚れが水に溶け出し、フィルターは綺麗に再生されます。洗剤・漂白剤などは使用しないでください。

 

しかし、検索していたら賢く使っている人がいました。クエン酸を入れた水にひたしておけば吸水力がリフレッシュできるようです。
▶ ペーパー加湿器を長持ちさせるメンテ方法!

 

ミクニ ミスティガーデンの感想

コレ、いいですよ。ちゃんと気化してます。
暖房しているとあまり気が付かないのですが、寝ている時、枕元においていると、たまにひんやりした空気の流れを感じます。音もしないし。部屋の湿度状態に応じた気化があるので結露もありません。

 

コレでしばらくしのぎつつ、暖房と同時に使えるような気化式加湿機の希望に合うものを探しますわ。実は、少し絞り込んではいます。パナソニックの気化式。

 

 

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