トマト、元気です|いのち全うする栽培

最近は自給生活をしている方を取り上げる番組が増えていますね。紹介される世代は40代で夫婦、夫婦・お子さんが多いですけど、たまに元気いっぱいの女性ひとりの方もいらっしゃる。

先日見た番組で、畑作業も全て自己流でやってらっしゃる方を見ました。完全に自分なりに試行錯誤、やってみて検証していく、ということをされていて、まぁ名付けるなら「いのち全うする栽培」だと。

収穫期が済んでも引っこ抜くとか、根元で刈り取る、などをせず枯れて朽ちていくまでそのままにしておく。というやり方です。これをやってみてわかったのは季節が過ぎても実るものも多いそうです。
稲作も種をそのまま地面にばらまく。すると芽が出てくるのでしばらくしたら間引いて、間引いたものは又違う場所に植える。「これが自分の田植えです。」ですって。
水がないとだめ、と言われる米作りですが、この方は水を引いたりせずそのまま。それなのに一般の稲作のコメよりも実のつく量が1.5倍位多いのだとか。

 

引き合いに出すにはお恥ずかしい私のベランダ栽培ですが(>_<)
なんか引っこ抜くのが忍びなくてそのままにしているものが多いです。種から栽培したものは、まだか、まだか、と待つこと数日でようやく芽を出して、そこからもなかなか大きくならず、いっちょ前になるのはとっても時間がかかるんですね。そうならないもののほうが多い。
なので、毎日様子を見ている内に、なんかお仲間のような気がしてきていのちを刈り取る気にならないのです。

これ見てください。トマト。
枯れて弱々しくなったものは始末しましたが、この二株は元気なので残しています。寒くなって葉が多いと栄養を回すのにしんどそうだから下葉は除きました。(自然に枯れます)少ない葉っぱでも元気で、花も咲き続けて実ります。赤く色づくのは遅いけど。

 

 

実が大きくなったら、青いまま収穫して追熟しています。こんなにきれいなるの♫ 宝石みたい。

 

透けたところを覗き込むといのちの営みが感じられるようです。

サラダにしました。枝から離して一ヶ月位は経つのにみずみずしくて優しい味です。

 

 

毎年、トマトを栽培している隣のじっちゃんが見に来て

隣のじっちゃん

おおー。こりゃあ立派なもんだ。
大したもんだ。
恐れ入りました。

 

じっちゃんはまだ花や小さい実が残ってる時に、ぜぇーんぶ引っこ抜いて、整地し、ニンニクと春菊を植えます。

イタリアンパセリ・えごま・小ネギ。寒かろうと室内に取り込んでいるんですが、この暖冬で外のほうが成長するのでは、と思うことです。

 

 

 

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