リップル博士を取り上げた前回の記事の「意識(思考)」は遺伝子より優先して細胞を作るということも興味深いですが、これ以上に私が興味深く思ったのが、最近リップル博士が非常に精力的に話している内容です。
脳機能を”脳波計(EEG)”ではなく”脳磁計(MEG)”という新しい技術で読み取ることができるのだそうです。
脳の中の情報の伝達は、神経細胞間での電流のやりとりで行われています。
電流が発生すると磁場が発生します。これを記録するのです。
この脳磁場は大変な微量で、例えば都市雑音で発生する磁場の一万分の一程度しかありません。しかし、近年の超電導技術とコンピュータ技術の進歩により可能となったのです。
引用元:名古屋大学「脳とこころの研究センター」
こちらではMRIとの違いなども解説してあります。
ここで大事なのが、”脳磁計”は”脳波計”と異なり、電極などを被験者に接することなく測定できることです。
これは「思考は頭の中に収まっているのではない。」からです。思考は言葉に出さなくても、思ったらそれがそのまま脳の外、体の外に流れ出ていることを示します。
すぐわかるわな。
本音がビシバシ伝播してるで。
そしてこれは音叉が発する振動と同じように伝播してまわりを共鳴させます。同じ思考の人が周りにいれば、増幅されて大きくなります。
何によらず、始めの一歩はなかなか踏み出せないものですが、世間でそれが当たり前、となるとあっさり出来たりしますよね。他の人もやってるから、というのもありますが、世間にそういう空気(エネルギー)が満ちて、それに自分の思いが共鳴・増幅して強化されるから、と考えられます。
思いの力は同じ思いが増えれば増えるほど強化されます。更に驚くのは、一度外に出た思考はそのまま残って消えないのだそうです。これが、心霊現象のある場所などで感じる「違和感」というものの正体でしょうか。
それまで呑気にしていたのに周りが不安そうにしていると、俄然、不安が心の底からこみ上げてきますよね。コロナ禍の始めがまさにそうでした。
リップル博士はこの真逆をやらなくてはいけない、と声を上げているのです。
私たちは心を投射し(個人の)現実を顕在化しています。
集合意識によって集合的な現実があります。
こちらの動画は(翻訳テロップを付けてくださっています)非常に簡潔ながらも力強いメッセージになっています。
ご覧になってください。
アイキャッチ画像の動画はこちらです。