このところ、どこからともなく素晴らしい香りがやってきます。
金銀花(ハニーサックル)のようでもありますが、近所を見渡してもあの白い花は見つかりません。ずいぶん離れたところに見つけましたが、もう時期が過ぎています。
一体何の花かしら?
と、思っていました。
この近くで咲いている花は恐らく葛だろうと思う花と、あとは名前知らずの草々。
近づけるものには近づいてクンクンやりましたが、どの花も香りはありません。
葛の花らしき花は始めて見ましたが、大きな木に覆いかぶさるように絡んでいます。近づけない場所なので香りを確かめられません。ひとつ、ふたつと色づいていて次第にルピナスのような形になるのかしら。
葛は竹山団地にもありました。めっちゃ大きい葉っぱですごい繁殖力で伸びてました。そういえば、花を見た記憶がないなぁ。こちらで見る葛は葉がずいぶん小さいです。
今朝も富士川の川原に行きました。河原はもぅずいぶん季節が進んでいてススキがひらき、柳の葉も落ち始めています。7時前後は少し涼しくなっていて、これから寒くなると早々長居できなくなるな・・・とおもったり。お日様が当たると暑いけど、地面の冷え方が違ってきました。段ボール一枚に座っていると素足が冷えてきます。
河原から国道に上がって行く途中、葛の花と思っている紫の花がずいぶんと開き始めてゴージャスな雰囲気を醸しています。注意深く息を吸い込むとかすかに香りが・・・。
! 香りの主はこれなのかな。
見渡すと、ちょっと先に近づけそうなところの花も開いています。こけないように注意して近づき、クンクンやったら「ピンポンっ♪」でした。
沢山の花が開いていて、これだけの花が開くと風に乗ってかなりの範囲に香りを漂わすことが出来るのですねぇ。
※夕方写真摂ってきました。右下が葛です。高い位置にある国道から見下ろしています。
検索して確かめると、やはりこれは葛でした。
開花時期は、 8/15 ~ 9/末頃 秋の七草の一つ
まわりの木々を つるでおおってしまう程の生命力でひと夏で10mぐらい生長する
花は下の方から咲いていく。
検索して見つけた吉野葛の生産販売会社のサイトに以下の記述がありました。
春に咲く藤の花と似ていますが、葛の花は秋に上向きに咲くので、葛の花は別名「登り藤」とも呼ばれています。地面を這っているものは花をつけず、高い木々に巻き付いて上に登っているものに花が見られます。
なるほど。竹山団地の葛は地面を這っていましたわ。このサイトにはなんと「葛の花のシロップレシピ」がありましたよ。
ひと枝手折らせてもらい、生けました。
そういえば、こちらに来て花をいける事がすっかりなくなりました。だって外に壮大な緑が広がっているのですから。
引っ越したら、また陶芸を始めて花器を作ろうかなあ♪
と思ってましたが、まったくその気は失せています。
気分はあっけなく変わるので、あまり先のことを決めるのは賢くないですね。ちなみに生けている花瓶は陶芸を始めた初期に作ったものです。気に入ってます。
おまけ 玄関脇にポツンと自生した背丈20cmもない百合