もう年の瀬。なんという一年だったことか!
無我夢中、というと必死な様が思い浮かびますが、過ぎてから思うと、事態をしっかり認識する余裕もなく、どこかぼんやりと、ただただ目の前のことをひとつづつ片付けるのに必死でした。
2月末頃に「シニアの暮らしやすい街」を気にし始めて、年内にあれこれ情報を集めて、どんなとこでどんな暮らしをするのか・・・少しづつ明確にしていけばいいな、くらいの気持でした。
中古物件の相場を知るために、6月頃からネットの物件サイトを覗き始め、問い合わせをしたことからにわかに転居が現実味を帯びてきました。
相手は商売ですから、有能な営業マンはのんびりさせてくれません。実にうまく、客のタイプを把握して(嫌味じゃないですよw)こちらの漠然とした気持をコンサルタントのように整理してくれます。
数字をしっかり伝えたことで、より具体的に話が進んで、ふさわしい物件を見つけてくれました。
その間にちいちゃんが逝ってしまいました。
ペット可の物件はなかなかなく、「数年先送りもありかな・・・」と思っていたのですが、その気持を察したのでしょう、何も食べなくなり、あ・・・というまに逝ってしまいました。『転居を後押ししてくれたの。ありがとうね。』と思いつつも不憫な気持になります。切ないですね。
で、バタバタと事が進んで、必死であれこれ頑張り、住みやすい心地よいネグラを整えることが出来ました。とりあえずはやり残しはなく、今、こうして以前と変わらずのんびりネットにつながっている・・・。
過ぎてしまえば不思議な感覚。
その時は「いつまでも続くわけじゃない。いずれこれも過去形になるから・・・。ただひとつづつ片付けよう。」と思ってやってきましたが、過去形になった今は、あっさり片付けたような気分です。
年が移るとはいえ、本質的な切り替わりは節分ですから、まだ今年の流れは続き、新たな流れがはっきりしてくるのは春先。どんなことになるのか・・・。楽しみです。
最近、ミカンを置いていると、ミカンは消えているのにお土産のフンをしていないので、ヒヨドリじゃない別の鳥が食べているのか・・・と思っていたら、桜の樹の枝まで持ち去り、そこで食べていました。
大きすぎて何度も咥えなおして苦労しています。これからは小さくした方が良さそうです。