「引き寄せ」はGoogleのアルゴリズムと同じだ!

気が付いたんです。
Googleのアルゴリズムは「宇宙の仕組み」とおなじだ。

「引きよせ」とは

「引き寄せ」というのは
【自分の想念がそのままの現実を引き寄せる】
という考え方です。
スピリチュアル系よりもむしろ、ビジネスノウハウ系のジャンルで、関連書籍が多数出版されています。皆さん、なんとか自分の望む現実を引き寄せたいのですね。

自己啓発のルーツ

カーネギー、マーフィなどに代表される「ビジネスで成功するための自己啓発」のノウハウですが、そのルーツは南北戦争直後からありました。
ヨーロッパやアメリカでは古くから、黒魔術とか錬金術とか占星術などの、「現実と現実になる前の概念との関わりについて知りたい、それを現実に活かしたい。」という流れがあるんですね。
そこらが「宇宙の真理を知りたい」という純粋な動機の東洋と、「現実に活かしたいから宇宙の真理が知りたい」という不純wでプラグマティクな西洋とでは決定的な価値観の違いがありますね。

「思い通りに引き寄せる秘術」の追求は、古くは旧約聖書の時代から秘密裏に行われて、出版が盛んになった時代になってからはさまざまな表現のタイトルで出版されたり、セミナーなどが開かれてブームを繰り返してきたようです。

「引き寄せ」に関しては、日本でもようやく最近になって2007年の「シークレット」というドキュメンタリー映画の公開をきっかけに、翻訳本が多数出版され、今ではかなり浸透している概念ですね。
しかし、これが西洋では古くからの潮流の最新概念と知らない人が大半じゃないでしょうか。思っているより彼ら(西洋人)はオカルティックだし、自分の意図を実現することに執着が強いんですよね。(^^ゞ
それが立派に商売のジャンルになっているのですからね。

 

引き寄せの本質

「その人が日頃思っていることや考えていることが、その人の未来を作る」という仕組みになっている。だから、考えること、感じることをコントロールすることで意図する未来が手に入る。

というのがこの「引き寄せ」本にあるエッセンスとなる概念です。

「引き寄せ」本などでは大半「未来を引き寄せる」という表現をしていますが、これだと主語があります。つまり「自分が引き寄せる」とね。
このように受け止めると、この事象を矮小化して捉えてしまいます。西洋的思考だからどうしても主語が入るんでしょうねぇ(笑)

 

「引きよせ」と「現実化」

私的には「引き寄せ」という言葉は狭いとらえ方で、言葉としては「現実化」の方がより本質的概念をイメージできるのではないか、と思ったりします。

この事象(システム)の主語は個人ではないからです。これは全宇宙システムなのです。個人に起きることはその反映なんです。
なので、未来は(人が)引き寄せるのではなく、やって来る、もっと端的に言えば展開するのです。
その意味で

悲観的な人には残念な未来が
楽天的な人にはハッピイな未来が展開するよ~

 

という表現がふさわしいと思うんですよ。

 

Googleのアルゴ

前説きが長くなりましたが、ここから記事タイトルの話・・・

ある商品を閲覧すると、すぐにGoogleのアドセンス広告にその商品が出るようになりますね。関連したものも出てきます。

Googleの広告アルゴが変化する前は、検索したキーワードも広告表示のフィルターになっていました。
あるキーワードで検索してアクセスした記事に、そのキーワードがあったときに限って関連する広告が表示されていました。

しかし、いまはアクセスした個人がそれまでにアクセスしたサイトや、検索したキーワードを全て解析して、関連する広告を表示してますよね。
グーグルは個人のネットでの行動を解析して、アドセンス広告と連動させています。サイトを移動すると、その人の関心のある広告が追っかけてきて表示されます。
さほど興味があったわけでもないのに、関連する情報(広告)を何度も見せられると次第に興味が増したり、ひょっこり出てきた関連情報の方に食いついたりします。

それだけGoogleのアルゴが進化しているんですよね。分析する対象のデータ量も拡大し、それを分析するスピード速くなっている。

ちょっと前にNHKBS1の番組で見ましたが、GoogleはGメールの内容(個人のメール内容)のキーワードを拾って、関連商品の広告を表示する、ということをやってたんだそうです。
すごいですよね、コレ! スゴすぎる銭ゲバぶりです。
Gメールの内容を分析していたのですから、プライバシーもなんもあったもんじゃない。

で、このことがアメリカで問題視された時に、Googleは徹底して自分の利益を正当化して主張。
ま、当然というか、なんちゅうか・・・
で、番組の骨子は、この論理の延長に「スノーデン氏が暴露したアメリカ政府による情報収集」問題がある、というもののようでしたね。途中から見たのでいささか断定は自信ないですが。

又々話がずれましたが、このようにあらゆる個人のネットでの行動の足跡から、その人の嗜好や興味を読み、それにマッチしたものを提示する、というのがGoogleの検索のアルゴリズムなんですね。

 

宇宙もデータ解析している

で、このことから「!」と来たんです。
これは全宇宙の現実化プログラムと同じだと。正確には逆で、Googleのアルゴは宇宙のシステムの模倣です。

宇宙はGoogleのようにデータを集め解析しているんですよ。そのデータというのは個人の思いや感情などです。

宇宙のシステムは、人があれこれ日常考えていることを分析演算していて、その結果「展開する未来」が作られるんだな、と。

「引きよせ」のコツは集中力だとか(さすがにこれは下火になっているみたい)、否定的な概念はダメだ、とかいろいろ条件があって、それがクリアされれば引き寄せられる、などとされています。

宇宙システムのアルゴは個人が気づいていないような、ごく些細だったり、随分前だったりという感情や思いのデータを総合的(全宇宙的)に、しかも更新しながら現実に展開している。なので、強く意図する、強く願えば叶う・・・なんてことではないんですね。現実は「こうなったら良いとか、こうならないで欲しい」という現在の意図が強く反映して展開するわけじゃないんですね。

 

いろいろ心に浮かび、脳で思考したデータが、あるシステムに乗せられて現実として展開されていくのです。

Googleの広告アルゴリズムは、全宇宙のシステムと同じ事をごくシンプルな形でやっているわけです。
「引きよせ」とか「現実化」などが指し示す概念は、今私たちが存在する空間のシステムを「当たらずとも遠からず」的(^^)に説明しているんですね。

私たちが存在する空間のシステムは、Googleの検索アルゴリズムよりはるかに精密で複雑なプログラムで、地球上すべての人々が次々に生み出す「思い」の情報を処理して、その計算結果を現実として展開しているんですよ。

これがわかると、例えば大きな事故や事件、事象が(関連のない地域で)連鎖することも納得できます。

 

 

内容はさっぱり覚えていない(^^ゞけど「この手の本で一番わかりやすくて楽しかった本」という感想だけはしっかり覚えている本。

 

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