インフルエンザが流行っているようですね。太平洋側の乾燥もひどい。こうなると喉が痛くなりやすい。ワタシも”風邪は喉からタイプ”なので喉の痛みの段階で撃退するようにしています。
喉に著効のあるハーブ「穿心蓮(センシンレン)」を常備してます。他にもアーユルベーダの「のど飴」(飴ではなく舐めるサイダーみたいなもの)も持ち歩いています。葛根湯はもちろんです♪
先日珍しいハチミツ「*発酵蜂蜜」(詳しくは文末に記載)を購入しましたが、そのついでに「ハチミツ大根」のレシピを見かけました。「ハチミツ大根」「大根のはちみつ飴」などの名前で伝承されて来た民間療法です。
あれこれ見た中で中日新聞のコラムが一番まとまって説明されていました。続けて風邪を引いてしまってからのオススメとして「にんにく味噌汁」の作り方も紹介されています。
のどの腫れや痛みが気になるときは、昔から伝わる「大根あめ(大根ハチミツ)」をなめてみましょう。作り方は簡単。
さいのめに切った大根をふた付きのガラス容器に入れて、上からハチミツを大根がひたるほどに注ぐだけ。冷蔵庫でひと晩おいたら、エキスが出てしぼんだ大根は取り除き、残った汁を一日三回、小さじ一杯ほど飲みます。
大根に含まれる成分イソチオシアネートにはのどの痛みや炎症を緩和する働きがあります。ハチミツにも抗酸化作用や抗菌作用があり、大根あめはのどの炎症によい、子どもも喜ぶおいしいシロップです。
ハチミツ大根の作り方は大根をさいの目に切るというのがオーソドックスですが、Xの投稿で「大根おろしに蜂蜜をかけてしばらく置いたものをすくって食べたら、すぐ効いたのでびっくり」というのがありました。
なるほど、大根おろしならエキスが出やすいですね。こちらは作り置き出来ないそうなので、少量の大根おろしで作ってその都度、食べきりにするようです。
大根の辛味成分は皮にあるから、皮を厚く切っておろすと辛くないよ。
*発酵蜂蜜
蜂蜜の発酵はニホンミツバチが採集した蜂蜜だけに起きるそうです。ニホンミツバチ自体が希少なのでニホンミツバチの蜂蜜もあまり流通していません。そして、ニホンミツバチの蜂蜜なら必ず発酵するというわけではないので発酵蜂蜜はとても希少な蜂蜜です。
【ニホンミツバチの蜂蜜発酵の理由】
ニホンミツバチは、セイヨウミツバチよりもハチミツの糖度が低いから。加熱処理しないと酵素が生きているからね。
発酵が進んでいる間は密閉したらだめだよ。そして熟成されると季節を通して変化しなくなるんだ。アルコールになった蜂蜜酒は世界最古のお酒と言われているよ。
発酵途中は泡立って密閉できないのと、濁ってくるので商品としては扱えなかったようですが、成分評価などの研究が出たことをきっかけにプレミア価格で販売されるようになったようです。
発酵したハチミツは、 グルタミンやGABA、 シスチン、 フェニルアラニン、 プロリンの5種で大幅な含有量の増加が確認された。さらに、 未発酵のハチミツでは未検出であったヒスチジンやシトルリン、 テアニン、 シスチン、 メチオニン、 トリプトファンの6種が発酵したハチミツのみに確認された。一方で、 一般栄養成分には大きな相違は見られなかった。発酵したハチミツのみで増加していた遊離アミノ酸の存在が、 今回はじめて確認された。これらのアミノ酸は、 ヒトやミツバチにとって有用であることから、 未利用資源である発酵ハチミツの利用が期待できる。
引用元:日本栄養・食糧学会
※自然発酵の発酵蜂蜜以外に発酵酵素を加えて発酵させた商品もあります。
身延町近辺はニホンミツバチの養蜂が盛んなようです。うちにも珍しい大青蜂が飛来したくらいなので蜜蜂が過ごしやすいのかもしれません。
あれこれ調べていると最近は個人で養蜂するのがじわじわ広がっているようですね。こんなサイトがありました。 ▶ 週末養蜂のはじめ方
ちょっとそそられますが、ハチミツで野生動物をおびき寄せることになるのでだめですねw
蜂蜜が好きなのでいろんなものを買っていますが、梅酒や、今回の大根もそうですが”ナンタラ蜂蜜漬け”などで大量に使うときにはこちらを使います。非加熱でこの価格は驚異的に安いです。
補 足
2日室内において、大根を取り出しました。大根の水分が出て蜂蜜は2倍くらいになってます。大根は少しシナシナになってます。食べたら美味しい♪ 甘酢漬けのお酢なしw 大根おろしで作ったらおやつのように美味しく食べられそうですよ。