プレバト!!名人・東国原英夫さんの俳句にNHK俳句からの盗作疑惑

あらら~、昨日「プレバト!!」の辛口採点の夏井いつき先生のおめでたい話しを書いたばかりですが、今日も「プレバト」がネットの話題になっています。

それもいささか残念すぎる盗作の話題。しかもその人は「プレバト!!」「俳句の才能査定ランキング」の最高位を極めたばかりの名人、東国原英夫・元宮崎県知事です。

5日に東国原英夫さん自身がツイッターで、TBS・MBS系「プレバト!!」で披露した俳句が、すでに発表されていた他の人の俳句に酷似していると指摘されたことをツィートしています。上の画像にあるように、何度も慌ててツイート、リツイートしてます。(そのなかの一部分です)

問題となっているのは「プレバト!!」6月7日に放送分で、東国原さんがが発表した次の俳句です。

梅雨明や 指名手配の 顔に×

この作品「この人の句はシュールだなぁ。」と思ったので、はっきり印象に残っています。
この句が、昨年6月に宮崎日日新聞の文芸欄に掲載されていた、次の俳句

梅雨寒や 指名手配の 顔に×

と酷似していると指摘されたんですね。
そっくりですよね!
梅雨明や と 梅雨寒や
わずか2文字しか違わない。

で、東国原英夫さん、これを完全に否定!
*ツイート画像をご覧下さい。

無理がありますよねぇ。わずか2文字しか違わない。
しかも、こんなに独創的な句ですよ。実に個性的な視点ですよ。
採点の夏井先生もこの発想を高く評価していましたもん。
最後の×についても「この×(バツ)を使うとは大胆で勇気がある。」とえらく評価してましたからねぇ。

偶然なんて! アリエナ~イ!
掲載されたのも東国原さんの地元、宮崎の新聞ですから。
その宮崎新聞でも今朝(6日)朝刊で大きく取りあげている模様。

事の次第を次のように報道されています。

 俳句を作成する際に東国原は出来る限り類似句などがないかを調べるというが、「自分のリサーチ力には限界」があることから、今回は句を取り下げることを検討、番組スタッフに至急、連絡、相談すると約束した。
「それにしても驚いた」と再度、驚きをつぶやくと、指摘してくれた人への感謝と「全く承知していなかったとは言え、結果的に類似句になってしまったのは私の至らなさ・責任だと思います。大変申し訳ありませんでした。」
と俳句作者に全面謝罪していた。

なんか空しく思えますね。
この盗作のもとと指摘されている俳句は、宮崎日日新聞では昨年6月に発表されていますが、その後、8月20日にNHKEテレ「NHK俳句」でも放送されているんですよ。
新聞ではなく、この番組でこの俳句を知った可能性が高いのではないかしら。
それにしては、メジャーな「NHK俳句」ですから、「プレバト!!」スタッフがチェックしなかったのでしょうかね。
もし、何もチェックしていなかったということが明らかになれば、番組の継続にも係わってきますよね。

実はこれまでにも「盗作」まで行かなくても「入れ知恵説」の噂はあったようです。ジャニーズのタレントの俳句の出来が良すぎると。

うん、うん。それは誰しも思いますよね。(^^ゞ

 

 

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