「意識(思考)」は遺伝子より優先して細胞を作る|ブルース・リプトン博士

先日、よく見ているサイトでブルース・リプトン博士を紹介している記事を見ました。随分前にDVDを見たことがありますが、その事自体をすっかり忘れていました(>_<)
ザ・リヴィング・マトリックス [DVD] (リプトン博士、リン・マクタガート(非常に有能なサイエンスライター)などが健康を左右する複雑に絡み合った要因を紹介し、健康にまつわる革新的理論を語る内容。)

 

ブルース・リプトン博士プロフィール
1944年米国ニューヨーク州生まれ。細胞生物学博士(ヴァージニア大学)。1973-82年ウィスコンシン大学医学部助教授を務めたのち、量子物理学と細胞生物学を融合する独自の研究を始める。1987-92年スタンフォード大学医学部にて画期的な研究に従事し、肉体と精神をつなぐ分子経路を明らかにする。現在は、科学とスピリチュアルな世界との橋渡しをする新しい生物学のリーダーとして、多くのテレビ・ラジオ番組に出演するほか、米国内外の各種会議で講演し、医療専門家のみならず広い層の人々の意識変革に務めている。
長崎医大で教えていらっしゃったこともあるようです。
博士の功績で最もよく知られているのが、エピジェネティクス(epigenetics)という新しい分野の端緒を開いたことです。*この考え方自体は古くからありました。
ブルース・リプトン博士は、スタンフォード大学医学部にて、細胞膜に関する画期的な研究で
「遺伝子は単なる生物の設計図に過ぎず、意識や環境が細胞をコントロールし、遺伝子のふるまいを変える。」ことを明らかにしました。
つまりこれは、DNAよりも本人の意識や環境が優位にある、ということです。ここでいう環境とは両親の思考傾向、感情などや、境遇から感じ取る’雰囲気’も含みます。これらは幼児期に(本人の選択なしに)思考傾向として植え付けられているそうです。(成長する段階で意識してこれを変えことが出来ます。)

もの知りウサ君
エピジェネティクスとは・・・
言葉の定義から説明すると、「エピ」は外側とか離れてという意味で、「ジェネティクス」は遺伝学です。つまりエピジェネティクスは、従来考えられていた遺伝学の外側で働いている力というか、外側で働いている仕組みを研究するものです。
と、青山大学・福岡伸一教授(生物学)が言ってるよ。
引用元ダイヤモンド・オンライン:エピジェネティクスとは何か?

リプトン博士の実験は、まったく同じ幹細胞を別々のシャーレに入れたところ、異なる「成長」が見られたのです。具体的には、1つ目のシャーレではプロテインの組織が形成され、2つ目のシャーレでは脂肪の組織が形成されるなど、まるで違う「成長」が確認できました。

このことから分かったことは、遺伝子(DNA)がすべてを決定しているのではなく、遺伝子が環境からの情報を受け取り成長を決めているということでした。
ここでいう”環境からの情報”とは”脳から出る化学物質”のことで、細胞膜にあるレセプターがこれを受け取っているのだそうです。
他にもわかったのは、違う細胞の環境に別の細胞から採取した幹細胞を加えると、幹細胞はその細胞のかたまりと同じ細胞になっていくのだそうです。細胞膜で細胞同士がコミュニケーションしているからだそうです。
日々新しく作り出される体中の細胞は、このようにして作られています。
遺伝子やDNAがコントロールしているのではなく、細胞の「外側」からやってくるシグナル(脳から送られる化学物質)がDNAをコントロールしているのです。
”脳から送られる化学物質”は、感情によって作られています。その感情は私たちの物事の受け取り方で違ってきます。物事の受け取り方がポジティブな人と、何事も否定的に受け取ってしまい悩みやすい人とでは、脳から出る物質が違うので、細胞に与える影響も違ってくるということなのです。

リプトン博士
遺伝子の先天的な影響から病気になる確率は1%ほどであり、70〜90%の病気は後天的な環境:ストレスから起こります。
特に癌の90%以上はストレスによるもので、例えば乳がんの遺伝子を持つ方すべてがそれを発症するというわけではなく、それを持つ人がストレスを強く抱え人生と調和を欠いた時に、それが発症すると言えるのです。

リプトン博士
細胞の環境をコントロールしているのは脳です。
脳が体中の細胞の情報を「分析」して、どんな種類の化学物質を細胞に届けるかを決めています。
そして、脳の分析に影響を与えるものが「思考」なのです。
病んだ細胞に薬を与えるより、細胞の環境を変えれば自然に治るのです。
脳の分析に影響を与えるものが「思考」なのです。
これ、「病は気から」ということを知っている我々からしたら、「何を今更」の感がありますがw それを科学を通して証明したことになりますね。
少し話がズレますが、「食に対する気持ちの持ちよう」に思いが至りました。
ワタシ的に食の基本は「戴く」で、そこにありがたいという気持ちや、嬉しいな、という気持ちが伴わないのなら食べても意味がないし、食べない方がいい、と思うのです。

食品知識が豊富な人で、特に菜食主義者の’食する前の気持ち’ですが、彼らはいつも「これは体に良いか、毒ではないか?」という態度です。持っている知識で食べるものを判別して、許可したものを食べています。これは、食品の質以上に影響があると思うのですよね。

極論になりますが、知り合いの知り合いで厳格なビーガンの人がいて、その人の子どもたちは給食を食べさせず持参の弁当を食べさせていました。子どもたちはそのことで友達と距離ができていました。かわいそうに思いました。

友達とワイワイはしゃぎながら楽しくジャンクフードを食べても、楽しさがあるなら一概に悪いとは思わないんですよ。もちろん頻度によりますが。

あはは、やっぱり話がずれてしまいました。

レプトン博士の記事

にほんブログ村 シニア日記ブログへ

 

 

スポンサーリンク
おすすめの記事