うちはベランダのアルミサッシが二重ではないので結露がひどいのです。
今年は結露も出来ず、暖房器具も使わずここまで来ましたが、さすがにこのところ結露しています。
ちょっとのんきに構えていました。あわてて作業しました。
結露対策グッズ
結露対策グッズはあれこれありますが、ここで抑えておきたいのはこれらのグッズはあくまで補助的なモノだということ。
「結露防止」といっても完全に防止出来ると期待するのは甘いw
結露は内外気温差と湿度があれば発生しますから、構造的に対策しない限り完全に防ぐのは無理です。
ということで、私的には結露の害(カビ)を防ぐのが目的になり、結露したあとの処理作業を楽にするためにグッズを活用しています。
結露対策テープ
主にサッシの枠にはります。結露対策テープは目的別に二種類あるようです。
結露吸水テープ
【特長】水分を吸水して垂れるのを防ぐ。自然乾燥するので繰り返し使える。
これをサッシの枠部分に貼りまくっています。これがバカにならない仕事をしてくれます。
吸水機能だけがウリになっていますが、厚い不織布なので断熱効果がかなり高いです。接着力も優秀で5年前に貼ったままでしたが、めくれたり剥がることがありません。(とはいえ、本体部分がさすがに汚れたので取り替えました。)接着テープは跡が残ることもなくキレイに剥がせます。
使っているのはニトムズのテープです。(上の画像の①です)
素材はフェルトっぽい不織布です。厚みが4.5ミリとなっていますが、そこまではない感じです。(使い始めはふわっとしているのですが、何回も吸水→乾燥を繰り返していると締まってくるのかしら?)
現行販売のものは古いものとは若干違うモノになっているようです。この手の素材は日進月歩ですね。
幅が3センチと6センチの2種類あり、色はシルバー・ブロンズ・ホワイト・ブラックの4色です。
*サッシの枠はたいてい3センチと6センチで構成されているようです。
■ 6センチ幅もあります。
サッシ枠断熱テープ
【特長】サッシ枠の保温をして室内外の気温差を小さくすることで結露を防ぐ。
使ってみた「サッシ枠断熱テープ」(上画像の②)はポリエチレンのスポンジ状のものでしたが、結果的にこれは失敗でした。
- 《デメリット》
・このテープに結露してしまう。
・それを放置しているとそこがカビることがある。
・剥がしにくく、接着剤がきたなく残る。
最近の商品では吸水機能もある断熱テープもあるようですが、剥がしたあとのことも考えて選びたいですね。
断熱シート
窓ガラス部分には保温(断熱)効果のあるシートを水貼りしています。
しかし、これを貼るとこんな感じでうっとうしくなるので目立たない位置だけに貼っています。
室内側だけでなく、外側にも貼っています。外側も水張りですが、あまり直接、陽が当たらないからでしょうか、3年間剥がれませんでした。
結露対策スプレー
断熱シートを貼りたくない窓ガラスには「結露対策スプレー」を使っています。
結露対策スプレーは「結露を吸水して垂れにくくするスプレー」と「結露が出来にくいスプレー」があります。
結露吸水スプレー
私は「結露を吸水して垂れにくくするスプレー」タイプを使っています。
アクリル系吸水性改質ポリマーが水分を吸収します。スプレーする量が多いと水分をたっぷり吸収しすぎて垂れてしまいます。
なので、適量スプレーするコツが難しいのですが・・・慣れると、1回のスプレーでひと冬大丈夫です。
結露を吸水しても、乾くとガラスは透明に戻ります。具体的商品はコチラです。
結露防止スプレー
「結露が出来にくいスプレー」タイプのスプレーは使ったことがありません。
これは界面活性剤で結露が付きにくくなる・・・という原理で、結露が出来るのを防止するわけではないようです。
アマゾンのレビューを読むと、こちらもスプレーするのにコツがありそうです。
昨年購入したのですが、スプレーしてすぐに拭き取る・・・という使用説明が、どうしても???で使う気になりません。
情報番組で「界面活性剤入りの合成洗剤を20倍に薄めてスプレーすると結露が出来にくい。」と紹介したことがあります。同じ原理なので、お手軽に合成洗剤で試して見るのも良いかもしれませんね。
それぞれの結露対策をした後の画像です。
ちょっとわかりにくいですが、テープを貼っていないサッシ枠部分に結露が付いています。
左の結露の付いたガラス部分は乾くと普通のガラスに戻ります。
以上自分が使って役に立っている結露対策グッズの紹介でした。
検索していて見つけた情報
室内の空気を動かすという手もあるんだよね~♪
早速試したところ、確かに効果がありました。ただし、ごく弱いささやかな風にしないと寒いです(笑)DCモーターの最弱の設定にしましたが、それでもつけっぱなしは寒いです。(現状の部屋の暖房はエアコンではなく電気ストーブです。)
結露が付くと、結露の水をなめるのが大好きだったチョチ君を思い出します。
逝ってから8年になります。