地元生産者が守り伝えてきた身延町名産「あけぼの大豆」は"遺伝子組換え"なし

身延町に来てから知った事がたくさんあります。ブドウだけじゃない豊富な山の幸・・・
中でも他所では手に入らない”幻の”「あけぼの大豆」という大豆があります。検索するとなかなかのうんちくがたくさん出てきますよ。Rice.xpressから引用します。こちらの記事、生産者さんインタビューなどもあり充実したコンテンツになっています。

 

幻の大豆「あけぼの大豆」

山梨県といえば、モモやブドウなどの果樹産地として有名ですが、南部に位置する身延町曙地区では古くから大豆の栽培が行われてきました。
明治以前よりこの地区で作られているこの大豆は、粒が大きいのが特徴で一般の大豆と比べて重量はおよそ2倍。生産地では古くから、豆粒を10個並べると6寸(約18cm)になることから「十六寸(とうろくすん)」という名前で呼ばれてきました。さらに甘みも強く、ショ糖の含有量は一般の大豆と比べて4割も高くなっています。この大豆は1970年ごろから枝豆として市場に出荷されるようになり、そのころから曙地区の地名を取って「あけぼの大豆」という名称で呼ばれるようになりました。

 

家のすぐ近くに廃校になった小学校を利用した「あけぼの大豆開発拠点施設」があります。JA直売所でも豆を始め加工食品があれこれ販売されています。少しずつ試しているのですが、あけぼの大豆で作った「大豆汁」(豆乳)がなかなかのイッピンです。ヴィーガンをしていたこともあるので大豆はたくさん食べてきました。豆乳もあれこれ飲んだ来たので些か食傷気味ですが、ものは試しと飲んでみたところ、これはそんじょそこらの豆乳といっしょに出来ないものでした。一口飲んだだけで、甘く芳醇な味わいに目が醒めました。

 

大豆が違う!!!

おっちゃん

いまどき遺伝子いじっとらん作物は超貴重やで。

 

更に驚いたのが、もともと含まれている植物性乳酸菌の力でヨーグルトになるんですよ。
賞味期限が過ぎたものが固まっていたのです。酸味がまったくなくて、硬さもソコソコ固くなるので豆腐になったのかな?と思ったのですが、温度によって固まるスピードが違うのでヨーグルトだな、と気づきました。豆腐になるにはマグネシウムが必要ですものね。

ヨーグルトになってからもかなり日持ちするので購入してから10日以上は保存できます。

 

 

このボトル300mlの半分で腹一杯になります。毎朝これを半分飲んでいます。ただ、希少品なのか直売所でも品切れのときがよくあります。ここ数日買えなかったので、思い立って自分で作ってみました。

大豆は300㌘390円です。高いのかな? 半分くらいを低温で煮ました。煮豆をつまみ食いしたら甘くて柔らかくて、香りがいいですよ。ちょっと塩を足してそのまま食べたくなりました。
煮豆に水を3倍くらい加えてミキシングしました。これでもかなりどろっとしています。色合いが製品の白い大豆汁とは違って大豆色でした。なにせ出来立てだから、こちらの方が飲みやすい。
上の写真は飲みきった後で、画像を取ることに気づいてあわてて撮ったものです。なので残渣を水で伸ばした状態なので薄いです。それでもこんな感じですから。

大豆料理はほぼしませんが(菜食していた時期に嫌になるくらい食べたから)この豆ならちょっとやってみたくなりました。オンラインショップではスープなども売っています。

あ、そうそう。あけぼの大豆の枝豆は絶品のようです。10月になると身延町内のいくつかの場所で直売会が開催されるようです。要予約なので人気のほどが伺えます。オンラインショップでも購入可能のようです。販売期間が短いので運次第のようです。

 

空気と水がうまくて美味しい作物ができないわけがないですよねー。
身延町に来てほんとに良かったです。

 

 

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