
「世界一受けたい授業」は、健康食ジャンルでベストセラー本を連発している順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生の「味噌汁健康法」第二弾でした。
小林先生は専門が自律神経研究で日本で始めて「便秘外来」開いたことでも知られています。つまり、腸の専門家でもあります。
長生きみそ汁健康法とは
順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生の考案した「スペシャル味噌」を使った「長生きみそ汁」を毎日食べる、という健康法です。
「長生きみそ汁」は腸内フローラを改善して、腸内生成物を増やして疲労回復、免疫力アップ、老化を遅らせる・・・という効果が期待できるそうです。
「世界一受けたい授業」で「長生き味噌汁」は二度目の登場。前回は前回は9月でした。
基本の味噌は同じですが、味噌汁に加える意外な食材が違いました。味噌汁の具も「ほぅ~」というものがあってそそられました。
現在ベストセラーのこちらの本、Amazonの商品説明がメッチャ詳しいです!
楽天ブックスでも肯定的なレビューが多く、珍しくw盛り上がっていますよ。
長生きみそ汁につかう「スペシャルみそ」
長生き味噌汁に使う基本の味噌は、赤みそと白みそにおろし玉ねぎとリンゴ酢を加えたものです。

リンゴ酢!かぃっ
なんじゃ、そらぁ~!
これ、作ってみるとかなりユルユルです。これを冷凍して凍ったものを使います。
2週間持つそうですが、保存のためだけに冷凍するのか!?何か効果につながる理由があるのか・・・イマイチ不明です。
実際作ってみた味噌汁は、玉ねぎもリンゴ酢も全然気にならない味です。
二種類の味噌をつかうのは赤みそと白みそでは含まれる成分が異なるから。
- 赤みそは抗酸化作用のあるメラノイジン
- 白みそにはストレスを軽減するGABAが多い。
- おろした玉ねぎ
玉ねぎは腸内微生物のエサになるオリゴ糖が多い。 - リンゴ酢
リンゴ酢も腸内細菌の善玉菌を増やすグルコン酸が豊富。
今回、番組で紹介した思いがけない素材
スペシャルみそと具だけでも効果がありますが、加えると加える素材の効果も増え、ちょっと目先がかわって味も楽しめる・・・というものをいくつか紹介しました。
豆乳
《番組のレシピ》
鶏ひき肉にみじん切りにしたネギ・生姜を混ぜた鶏団子の具に豆乳をプラス。
最後に黒胡椒を振ってました。
大豆のサポニンが中性脂肪の吸収の抑制と、悪玉コレステロールが増えるのを抑える効果が期待でき、大豆のタンパク質の吸収に時間がかかるので「腹持ちがいい」のでダイエットにも良いそうです。
最近では、豆乳をみそ汁に入れるのはそこそこ知られていますね。私も一時ハマってましたよ。
豆乳入れると味も良くなりますね。コクが出て、和風から洋風な感じになってパンにも合いますよ。
コツは、豆乳とみそを同時に煮立たせないこと。豆乳とみそを同時に煮立たせると豆乳が凝固して(豆腐みたいに)なってしまいます。
私は器に盛ってから豆乳を入れていました。
ヨーグルト
《番組のレシピ》具材は一口大に切ったブリとキノコ
《作り方》はじめに水、千切りの生姜、酒(大さじ1)を煮立たせてブリを投入。
次にキノコ。最後に味噌とヨーグルト(大さじ2)
ブリのEPAが中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やす。
ヨーグルトは味をよくする意味で入れたみたいです。
ゲストには「ヨーグルトを感じない、スッキリした味になっている。」と好評でしたけど・・・私的にはあまりピンとこなかったレシピでした。
酒粕
《番組のレシピ》具材は厚揚げ、しいたけ。
《作り方》沸騰したら火を止めて、酒粕ひとちぎりと味噌を入れる。
酒粕に含まれる「αハイドロオキシン酸」には、免疫機能を高め、ガンを予防する働きが期待され、「アルブチン」には、シミやソバカスが薄くなる美白効果が期待されます。
厚揚げと酒粕、合いそうですね♪
酒粕はイマイチ苦手ですが、味噌と合わせれば美味しくいただけそうです。
今回番組で紹介した意外な具材
みそ汁の具の紹介もありました。
9月放送の時もかなり「!」な具材が紹介されましたが、今回は「豚肉とパクチー」「カリフラワーとウィンナー」が♪でした。
ちなみに9月紹介の「!」な具材は「ベーコンとニラ、人参」「マグロと玉ねぎ」「まるごとトマト(最後にオリーブオイルを垂らす)」でした。
《番組の感想》
この季節、温かいみそ汁はほっこりしますね。
ちょっと具材を工夫すると食欲も増しそうです。

みそ汁にひと工夫して「健康長寿」めざします♪