色鮮やかなスイスチャード、なぜ名前にスイスが付いている?

最近スイスチャード、よく見かけるようになりました。

茹でているスイスチャード

 

特に考えもせず「白和え」を作りました・・・。 ネットで検索したらスイスチャードの色を活かしたおにぎりレシピがみつかり、ガァ~ン!

私的に、ふつうの色合いの不断草は「白和え」にするのが定番なので、「白和え」にしたのですが・・・「白和え」なんて一番アホなレシピでしたわ。
スイスチャードのかわいい色を隠しているのですから(>_<)

 

スイスチャードの白和え

 

色鮮やかなのでサラダに・・・、と思いますけど、結構たくましい野菜で生だと少し苦みがありますね。

 

不断草という名前は、途切れる間がないくらい継続して収穫できるからです。この前の「金スマのひとり農業」でも紹介されていました。
ハサミで葉っぱをひとつづつ切り取って収穫していました。

暑さ、寒さに強く、作り安い野菜というので、自分でも数年前にプランター栽培に挑戦しましたが、日当たりが十分でないのでダメでしたねぇ。

原産地域は地中海沿岸で、紀元前から栽培されていたものがアジアにも伝わったとか。
チャード(chard)というのはラテン語から来た「アザミ」の意味だそうですが、なぜスイスが付いているんでしょうか!?
しつこく検索したら、こんな情報が見つかりました。
私のように「なんの関係もないのになぜスイス!?」と思う人がいたんですねぇ(笑)

『イタリア料理大全』によると、
「アメリカ人ウェイバリー・ルー(ヨーロッパの食に詳しく著作も多い)はなぜ、スイスと何の関係もないのに、アメリカでスイス・チャードと呼ぶのか理解に苦しむといっている。そして、おそらくアメリカ人が、19世紀にこの野菜を初めて目にしたのが、スイスの保養地だったからであろう。」とくくっている。当時のスイスは、アメリカの富豪たちが一番よく訪れていた国であった。

 

真偽はともかく、とりあえずは納得して、気が済みました(笑)

折角作ったのに一皿食べて、残りを冷蔵庫に入れたまま忘れて・・・。
もったいないことしました。
最近は一度に食べる量がとても少なくなったので、調理するのも面倒になっています。

 

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