西アフリカ諸国が仏植民地支配を脱する動き。世界勢力図は一変している

皆さんはブルキナファソという国をご存知ですか。私もブルキナファソに住んでいる日本人女性のツイートで知ったばかりです。ブルキナのチーママさんはアフリカ男性と結婚し、三人のお子さんとブルキナファソで暮らしています。

ブルキナファソは下の斜め線の地域、一番広いマリの南にあります。

ちなみにこの図の上にある、ECOWASとはフランスが植民地支配していたアフリカ諸国で構成されていて、表向き「植民地支配」を隠すために作った経済共同体です。かつては仏語で「アフリカのフランス植民地」を意味する“Communauté Française d'Afrique”の頭字語、CFAという名称でした。各国が独立してからは西アフリカ諸国経済共同体(英語 : Economic Community of West African )と変更されました。名前は変わりましたが、依然としてフランスの強い影響下(=実質支配)にあります。仏の直接支配ではなく、この共同体の構成国同士で牽制し合う、共同責任を負わされるようなシステムになっていて、より巧妙な支配になっています。
例えば、各国は独立した中央銀行を持たず、独自通貨が発行できません。使う通貨はアフリカ諸国中央銀行(BCEAO)が発行する CFA フラン(西アフリカ CFA フラン)です。

ものしりウサ君

CFAフランはユーロとの固定レート(1ユーロ=655.957CFAフラン)フランス政府に保証(束縛?)されている。
BCEAOの外貨準備の最低50%をフランス国庫に預け、また、同中銀の理事会にフランス政府の代表が在籍することで、UEMOAの外貨資金繰りはフランス政府の管理下に置かれている。
こうした通貨を自由にできないシステムで、いまでもフランスの支配下にあり実質的独立は得られていないんだよ。

 

※資格停止中とある国々は現在、フランスの影響を排除している国々です。
私はアフリカのことはまったく知らなかったのですが、ブルキナのチーママさんの情報でいかにアフリカが略奪されてきたか、そしてそれは今も変わらないことを知りました。
まさにそのタイミングでニジェールでクーデターが起きました。このことはニュースでも取り上げましたが、これまでと同じ性格のクーデターであろう、という見方でした。これまでと同じ性格というのは「支配層になりたい者同士の交代劇」という意味です。これは支配者が常に用意する支配スタイルで、支配する国を恒久的に政情不安の状態にしておくのです。そのために複数の勢力に資金、軍事力を提供して競争する構造を作ります。そして安定しそうになるとひっくり返す・・・。
ニジェールは世界四番目のウラニウム生産国で40%をフランスに不当に安い価格で供給している一方で、ニジェールの89%の人達は電気がないのです。
・・・・・・・・・・・ここまでを2023/8に書いていました。・・・・・・・・・・・・
何度も記事を書き進めようとしたのですが、この地域の政治的変化は目まぐるしく(日本ではまったく報道されませんが)何度も書き直し、、、ついには放置してました(>_<)

その後、ブルキナファソで油田が発見されたというニュースを目にし、つい先日はブルキナファソで独自通貨を発行するというニュースを目にしました。

2023年2月、ブルキナファソのトラオレ政権がフランス軍をブルキナファソから追放しました。
ニジャールにおいても8月の
クーデター以降、フランスはなんの介入も出来ず、在ニジェール仏大使館、次には仏軍は戦うこともなく撤退したのです。
この地域の国々はフランスの植民地支配から脱却を成功させています。それもほぼ無血で。なぜそれが可能だったのか。どうやら、その背後にはワグネル、当然その背後にロシアがいるからのようです。ワグネルは戦力的支援(物資だけでなく具体的な戦争のやり方)をし、ロシアは政権奪取ごの政治手法と資金、インフラ整備等を支援しているようです。
ブルキナファソのトラオレ大統領は誰とも握手しないことで知られているそうですが、唯一握手するのはプーチン大統領です。トラオレ大統領のみならず、アフリカ諸国リーダーはプーチン大統領の政治理念「それぞれの民族の多様性を認めあって尊重する世界構造」に深く共鳴していると思われます。
つい最近のX情報

ブルキナファソで、フランスが親ロシア政権へのクーデターを企てたが失敗したと言う情報がある。1月14日夜の時点で、ブルキナファソ指導部のアフリカン・イニシアティブ筋は、政府車列への攻撃未遂を確認した。 情報によれば、クーデター未遂の際、ブルキナベ首脳陣の誰も負傷していない。

 

国民に絶大に支持されている若きリーダー、イブラヒム・トラオレ大統領(36歳)

 

フランスは植民地から搾取してきたウラン・金・レアメタルなどを失いつつあり、BRICsとアフリカ諸国は着実に経済力を増していて、グローバルなパワーバランスは大きく変化しています。

 

 

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