All-in-One WP Migrationはバックアップ、移動、複製が簡単にできる神プラグイン

WPのプラグイン「All-in-One WP Migration」を使って、ごく簡単な操作でWPサイトをまるごとファイル化してダウンロードできます。次にエクスポートしたファイルをインポートすれば、そのまま再現されます。
最近使って
「なんじゃこら!神ツールだわ!!!」とどえらく感動したので紹介します。
(っていうか備忘録)

All-in-One WP Migrationのすごいとこ

WPサイトをまるごとファイルに出来ることを活かして次のことが出来ます。

  1. バックアップ いざというときに簡単復元
  2. まったく同じサイトを再現できるから簡単にサイト移管(引っ越し)できる
  3. まるでスタンプのように同じスタイルのサイトがいくつも作れる

すごくないですか!?私的にはなんたって3番目の、スタンプのように複製できる、というのに感動してます。

1 バックアップファイル作成

これまでにWPやテーマの更新の時、何度かトラブったので、更新の時、いつもドキドキします。しかし、WPサイトをバックアップしておけば、心強いですよね。

このサイトで使っているレンタルサーバーmixhostでは自動でバックアップするサービスがあるのですが、復元となるとかなり壁が高いんじゃないか、って気がしています。サポートなしでは出来ないでしょうから、もし休日などにトラブったら・・・と不安があります。テーマやプラグインのバックアップはFTPサーバーを使ってやるらしいし、データベースのバックアップには又違うツールを使う必要があるらしい・・・。
なにせ、それをやるにはWordPressの構造についての最小限の知識が必要です。
わたしはここらが完全に抜けているうえ、学習意欲もありません。(笑)

こんなレベルのひとにも、このAll-in-One WP Migration でバックアップファイルを作っておけば、WPの管理画面から簡単に復元できます。チョーをつけたいくらい簡単なんですから♪

 

2 サイトまるごと引っ越しが楽

サーバーを変えたいとき、引っ越すのが面倒でなかなか出来ないですが、All-in-One WP Migrationを使うといとも簡単にできます。
画像入りの投稿記事などもそのまま再現されます。画像ファイルと記事とを別々に・・・なんて作業も不要です。
ま・る・ご・と ・・・まるごと!
一発でOKっす♪

 

3 スタンプのように複製サイトが簡単に作れる

私にとって、これが最高にうれしい使い方です。
WPって、投稿記事がある程度ないとカスタマイズできないですよね。記事数がないとイメージが作れません。
このサイトをこんな感じにするのにほんとに苦労しました。やり方がわからない以上に、それをしたらどうなるの!?というとこでつまづきました。

ある程度完成したカスタマイズを保存して、そのまま新規サイトで使える機能はないのかなぁ!?と、思っていたんですよね。

まったく同じにはしないとしても、大半のカスタマイズを引き継いで、色とかデザインを少し変えるだけで違うイメージになりますからね。土台になる「ひな形」っていうかしら、箱!?ていうのかしら、そういうのがあると良いのに・・・
と思っていたのですが、その希望をアッサリ叶えてくれるのがAll-in-One WP Migrationです。

このやり方で3個サイト作っちゃいました。ちょっとトラブったので3日かかってしまいましたが、若者wなら1日で完了しますよ。
最後の方でAll-in-One WP Migrationの使い方でサイト複製目的の「ひな形」を作った私のやり方を紹介します。

 

All-in-One WP Migration の使い方

新規プラグインで検索してインストールします。
有効化するとすぐにメニューにバックアップのメニューが出てきます。

1 エクスポート

All-in-One WP Migration のメニューでエクスポートクリック。

「エクスポート先」で「ファイル」を選択。
            ※これ、ちょっと?な表現なんですが・・・
するとファイルサイズが計算されます。

ファイルサイズについて

無料版ではエクスポートファイルサイズに上限はありません。インポートのときに上限が520MB制限されます。
なのでエクスポートの時に520MB越えていたら、「高度な設定」でメディアは省くとか、対処します。メディアを省くとかなりサイズが小さくなります。
このサイトの場合250MBがメディアを省いたら30MBになりました。
※サイズを大きくするやり方があるようですから、検索して見つけて下さい。

高度なオプション(画像を省く)

画像を省くときは、「高度なオプション・・・」クリックで項目を選択します。
他にも、省ける選択肢がでています。プラグインなどですね。

 

サイズを見て次に進みます。ダウンロード先は指定しなくても勝手にダウンロードします。ダウンロードされたら画面を閉じます。
サイズにもよりますが、数分単位で終了します。
ダウンロードされたファイルはやたらに長いですw ファイル形式はwpressです。

 

2 インポート

All-in-One WP Migration のメニュー「インポート」クリック。
エクスポートと同じ要領で、ダウンロードしているファイルをドラッグするか、ファイルを指定します。

あれこれ大袈裟な警告が出ますが、ひるまずに進みます。

以上でインポートされます。

 

3 インポート後の注意点

インポートしたサイトでは元のデータがアー上書きされているので、管理画面ログインのアカウント・パスワードは基のサイトのものになっています。
  これを控えてないとログインできません。
いくつも作ったサイトのアカウントとパスワードは全てひな形になった基のサイトのものです。パスワードは変更出来ますが、私はそのまま使い回ししています。
メールアドレスだけは新しいサイトのドメインのものに書き換えられています。

もうひとつインポート後に、しなくてはならない注意点があります。
パーマリンクの設定です。これを二度やれ、と書かれています。
続けざまに2度!?と思ったのですが、間に違う作業をはさんで、2度やりました。

 

複製サイトひな形の作り方

目的とするファイルはテーマのカスタマイズを引き継ぐための「テーマをカスタマイズした状態」です。

そのため、複製後には不要なものを削除する作業をします。
このサイトをまるごとバックアップします。

このサイトはこのまま維持したいので、ここでは作業できません。
なのでやりたい放題が出来るドメインサイトに移します。

 

バックアップファイルを作業できる別のドメインサイトに再現して作業開始。

元サイトと重複してはマズイもの(投稿内容です)や、新規サイトで新たに作る方が良いものなどを削除します。
あとは最低限のプラグインを残して「元のサイトのカスタマイズを残したコンパクト」なサイトに整えます。
具体的作業は以下の「1 不要なものを削除してコンパクトに整える」にかきます。

その後の流れは、そのサイトをAll-in-One WP Migration形式ファイルで保存。
これが「複製用(使い回し用)ファイル」になります。

※これはテーマ、目的により違うと思いますので、私の場合、ということでご理解下さい。

 

1 不要なものを削除してコンパクトに整える

■複製用ファイルに不要なものの削除
残してマズイのは記事テキストですね。このサイトの記事とおなじものが残っているとパクリとみなされてしまうので。

  • 基になるサイトの投稿を削除します。(つまり、このサイトの投稿です)
    一部を複製後のテスト用に残したい場合は「下書き」「ゴミ箱」に入れて置くのもアリかも。
  • サイトやカテゴリページの説明文など
  • 画像類
    これに関してはAll-in-One WP Migrationの設定で選択できますから何もしなくてOKです。

■Analytics、アドセンスコード、固定ページ、プライバシーポリシーとか、運営者情報、など使い回すモノは残します。テーマにもよりますので、適宜判断して下さい。
文面にある、元サイト固有のメアドなどは新規サイトのドメインに準じて変更されます。

ウンチクうさ君
複製したあとで削除するのもアリだけど
忘れちゃったらマズイモノは始めからない方が安心だね。
何が残してあるか、メモしておけば良いかもね。

 

投稿記事の一括全削除

これ、知ってると楽ですよ。このサイトの記事200ちょっとありますから、チマチマやってたら大変でした。途中で知恵をつけました。(^^ゞ

投稿ページの右上に「表示オプション」がありますから、これをクリックして開きます。

投稿記事表示オプション説明画像

するとページごとに表示する項目数の設定窓があります。

 

この数字を削除したい数字にして、表示されたら「タイトル」窓にチェックを入れ、「一括操作」で「ゴミ箱に移動」を選択。
その後にゴミ箱を選択して「完全に削除」すれば一発削除出来ます。

な、感じでエクスポート準備が出来たらエクスポートします。
※ 画像は不要なので、All-in-One WP Migrationの「高度なオプション」で、画像は省く設定にします。
ここで説明しています。

 

2 新規ドメインサイトにエクスポート

最終目的である、新規ドメインサイトにエクスポート(ひな形の再現)します。
新規ドメインサイトにもWPプラグイン「All-in-One WP Migration」を入れておき、コレを使って、ダウンロードした「ひな形(複製用)ファイル」をインポートします。

インポートしてから、あれこれチェックして気付かなかった、不要なものを削除したりの手直しをして、もう一度この段階でエクスポートしました。コレが完成版の「ひな形(複製用)ファイル」になります。

すでに投稿記事も画像も省いているので、ファイルはごく小さくなってますから、1、2分で出来上がります。(^ ^)v

この間は「インデックスさせない」状態でやりました。
数日かけたので(^^ゞ

出来上がりはこんな感じです。メニューバーにカテゴリを並べたままにしています。
これは並べる作業の方が削除するより大変だからです。カテゴリ名だけ残し、カテゴリーページの中は空っぽにしました。

コンパクトなサイトTopのキャプチャー画像
なにもないコンパクトサイトです。 あ!右下に基サイトのタイトルが残ってる!

 

まとめ

なんだかんだ想定外のこともあったのですが、それでも楽々と似たものサイトが作れたので感激してます。
この「ひな形(複製用)ファイル」を使えば、このテーマ(Diver)を使ったWPサイトが楽に始められます。

 

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補 足

容量が大きくなった場合に使えるプラグインが登場してます。

容量を小さくするプラグイン「All-in-One WP Migration Import」をインストールすると3分の2くらいになります。ただ、ファイル形式が異なるので、インポート先にもインストールする必要があります。

 

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