植物に最適の素焼きの鉢、割れてもリメイクして使う方法
①釉薬掛けの鉢 ②ブラスチック鉢 ③三河焼き

素焼きの鉢は低温で焼いてあるので、素地の目が粗く、細かい隙間が空いています。
この隙間があることで、蒸れて根が腐ることが防げます。
また、暑い時期に熱がこもりにくいので根が傷むのを防ぐこともできます。

素焼きの鉢とテラコッタの違い

同じ素焼きでもイタリアのテラコッタを始めとするヨーロッパの素焼き鉢は、焼成温度が少し高いので、国産の素焼きの鉢よりも通気性は低くなります。高い温度で焼き締められているから目が詰まっているんです。
テラコッタの鉢は素焼きと比べるとちょっと重いですよね。
素焼きの鉢は(特にテラコッタ鉢)は白いものがふき出てきますが、これは土に含まれるカルシウムです。
イギリスではウィザード(英語で魔法という意味)といって好感されます。
魔法がかけられてて味わいが増したということですね。

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素焼き・テラコッタ、ともに植物が元気の育つ利点がありますが、弱点もあります。
それは割れてしまうことです。テラコッタ鉢は国産の素焼き鉢より丈夫ではありますが、それでも割れます。
おば半は割れても捨てません(笑)余程粉々になれば別ですが。

 

割れた鉢をくっつけるやり方

接着剤はダメですよ。水やりしているうちにふやけて接着力が無くなります。
これまでやって長持ちしたやり方ですが、画像にあるように麻ヒモでグルグル巻きにして、ヒモの端をビニールテープで押さえます。
ビニールテープで全体をグルグル巻きにしてしまうと、せっかくの通気性が損なわれるので麻ヒモにしています。
麻ヒモは陽に焼けても丈夫で長持ちしますよ。

 

口の補強にもビニールテープ

素焼きのデザインによっては、口部分に釉薬がかけられて補強されていますが、そうではない場合、口部分が欠けやすいものです。その対策にもビニールテープは便利ですよ。

 

焼き物の植木鉢は植物も喜ぶ

長年、大半の植木鉢はプラスチックでしたが、たまたまテラコッタの鉢に植えたベゴニアが超元気に育ってくれて、鉢次第で植物の生長がずいぶん違うことを教えてもらいました。

特に根腐れしやすい植物には焼き物の鉢がおすすめです。

 

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