話題の"三菱お客様サービスセンター"発信の「ニオイを結露水で除去する方法」で、臭いの原因が「エアコン内部に付着している部屋の臭い」と知りました。
これとは別の「エアコンの臭いの原因と対策(エアコンの使い方)」がありましたので紹介します。
ちなみに、これはうちのエアコンの臭いの症状にピッタリでした。
■ エアコンは送風になると臭います
エアコンは冷房運転から送風運転に切り替わったときに臭うことがあります。
送風状態が長くなったり、送風状態が頻繁になると臭います。
これが結露水ね。
エアコンの中で結露水が出来るのは、おもに熱交換器のある場所だよ。結露水は熱交換器の下にある容器(ドレインパン)に集められて、ドレインホースを通って室外に排出されるよ。
送風でなぜ臭うの?
エアコンはセンサー管理しているので、設定した温度に達すると一端、冷房が止まり、自動的に送風状態になります。
その後、温度が上がると、冷房に切り替わって冷やします。
温度設定が高いと、(外気温との差が小さいと)送風になる機会が多く、その時間も長くなります。
送風の時には、冷房で出来た結露水が蒸発します。結露水の中には室内の臭いの成分、空気中の雑菌(カビ菌など)が溶け込んでいて、蒸発するときに結露水に含まれる臭い成分などが発散されて臭います。
冷房中は結露水も冷たいままなので蒸発量が少なく臭わないんですね。
■ 温度設定が送風に関係します
エアコンの温度設定次第で送風に切り替わりやすくなります。
この場合の設定温度は●●度、という数字でなく、外気温にたいしての温度差とエアコンの冷却能力に対する温度差の意味です。
次のふたつが考えられます。
- 設定温度が高めになっている。
(気温に対してあまり差がない設定温度) - 部屋の広さに対して高スペックなエアコン。
例:業務用エアコンを家庭用に転用している。
1の場合、「真夏は臭わないのに梅雨どきに臭う」というのがそうですね。
梅雨どきは気温はさほど高くないので、設定温度との差があまりありません。
このケースでの対策は、ドライ運転を選択します。
ドライ運転では、室温が下がり冷却が止まると自動的に室内ファンが止まるので、臭いが発生しません。
エアコン内部が生乾きとなることも避けられるので、カビの発生も抑制できます。
2の場合、設定温度を下げ「微風」にします。あるいは、一旦電源オフにします。
うちのエアコンの臭いは、まさに、この設定温度が原因でした。
新しいエアコンにしたのに臭うので怪訝に思っていました。
自動クリーニングで、冷房を止めると必ず数分間送風をして「カビ対策」が出来る機能もついているのです。今どきのエアコンはこうですよね。
それでも臭う・・・。
仕方がないので、「まろやか運転」(超微風)設定にしています。
理由はわかりませんでしたが、これだと臭わないのでそうしていました。
この情報でようやくガテンがいったのでした。
- 室内の清掃
- フィルターや送風口まわりの清掃をまめに行う。
- 送風口まわり、フラップ部分の汚れをふき取る。
フィルターの汚れは掃除機で吸い取る。
汚れがひどいときは、弱アルカリ性洗剤をつかう。ブラシで洗って完全に乾かす。
----設定が高いと、送風になる回数が増えます。
設定温度を低くしてオン・オフ切り替えで対処する。