随分前になりますが、寒くなると椎茸栽培キットで椎茸栽培をしていました。自分で収穫できるので傘が開く前のものを食べることが出来ます。取り立ての椎茸は店頭のものとはまったく違って、香り豊かです。加熱調理するよりも生で食べるほうが美味しいです。ザクザク切ってサラダに入れてました。
こちらに越してからやっていなかったので、久々にやることに。検索すると栽培キット商品が多くなっています。価格はやや高くなっているかな。高いですが原木栽培キットも栽培されてます。よくよく比較して、説明が丁寧でコスパが良さげな飛騨高山の生産者グループの商品を注文しました。この力強いお言葉(笑)
よその栽培キットと比べてください。
注文後、すぐに届きましたが、なんとなく気分が盛り上がらず、数日ほったらかしにしていました。そろそろ始めないとまずいかも・・・と開けてみたら
もう、なめこくらいのサイズのものが上面以外のすべての面にワイワイと出てきていました。水に浸す底面にもポコポコ出てきているので安定が悪い。アセアセで底面のものをすべて取り除いて、説明書きを読むと、これまでの栽培法とは違うことが書かれていました。
間引きしろと書かれています。これは初めての解説です。15個ほど残して後はすべて取り除けと。えーっ!それは大半取り除けということよ。そのくらいびっしり出てきてました。数えながら取り除きましたが、60個過ぎたら流石にもったいなくなって、もう少し大きくなってから間引こう。。。と、そこでやめました。30個くらい残りました。
勢いがすごいので、これは一度に食べ頃になってしまいます。もったいないので菌床自体を分割しました。3分の1はご近所さんに上げることにして。
正解でした。翌日にはこの状態です。(切断面を底にしました。)手前が上面でした。
そして三日後には上の画像に。此処で摘み取らないと傘が開いてしまいます。傘が開く前のもの、傘が開き始めたもの、すべて採取したら大半の採取になりました。サイズは大きいもので7センチ位です。
軽く日干しにして冷蔵庫保存。10個くらいは舞茸と細かく刻んでオリーブオイルで蒸煮。塩味とイタリアンソルト(ハーブたっぷりの業務スーパーのめっけ物です)で味付けしました。これがなんにでも合うソースになります。白菜、ほうれん草などを温野菜にしてこのソースを掛けます。
牛乳で伸ばして、粉チーズをふればパスタソースにもなります。
後日、魚焼きグリルで軽く両面を焼いて、少々のバターと醤油でいただきましたが、なかなか乙な味でした。
一旦全部を収穫したら乾燥しない状態で2週間放置したのち、水をたっぷり含ませるともう1回収穫できる、と説明されていますが、何しろ間引きしたものを数えると100個以上がでてきたのですから、二度目はないかもしれません。
今更ですが、間引きが多すぎました。もったいなかったなぁ。
これまで体験した菌床はポツポツとでてきてくれたのですが、今回は一気に出てきたので消費に必死になって味わう余裕がなかったですねぇ・・・(>_<)
同じ商品のレビューを見るとDVDサイズのデカイのが3個とれました、なんて人もいて、サイズや数も環境次第で大きく異なるようです。
すべての椎茸を取り終わって、二週間休ませ、再度水を含ませると奥にいる菌糸が伸びて、又収穫できる、という説明でした。やってみましたが、一個しか出てきませんでした。あんなにたくさん間引いたのだから残っていなかってのでしょう。残念なことです。
最後の一つは暖かいとこに置いたら、グイグイ育って直径10センチ超え。肉厚で美味かった。
補 足