畑が頓挫して、この件は棚上げしていました。しばらくして、まだやる気があるならやればいいし、その気がすっかり失せたならやめればいいことだし。と思って。
野菜づくり自体にはさしてやる気はなさそうですが、購入した野菜の種も少しあるし、買ったものを活かさなくては・・・という気になりました。スコップとか、三角フォーなど畑でしか使わないものはそのうちジモティで処分しようと思います。(長さがあるので手渡ししか出来ません。)
何もしない期間に、ユーチューブやあちこちのサイトを見て知恵をつけていたのですが、百姓というくらいだから、百人百様のやり方がありますね。海外の動画では「えっ!そんなんでいいの?」みたいなやり方がたくさんあります。例えば輪切りのバナナに種をくっつけて発芽させるとかw バナナの糖分が栄養になるのかしら。
経験値がないのだから、とりあえずはシンプルなやり方を柱にして試行錯誤かな~、と思ってましたが、格好の教材を見つけました。
三浦伸章さんは研究熱心な若い農業者、ナチュラリストなどの間では有名な方のようです。「三浦さんの講習に参加しましたぁ」みたいなブログ記事がたくさんあります。
この方の農法は「ガッテン農法」という名前がついています。どういう意味でガッテンなのか?と思っていましたが、「あれこれ考え、試してガッテンしたことをやる。」というような意味のようです。この本を読んで気づきました。
この本には、何もかもが初めて、という栽培初心者向けにごく基本的なことを写真つきで丁寧に説明してありますが、あまりページは割かれていません。それより「どういう考え方で植物に接するか」ということにかなりのページが割かれています。
上画像は「野菜は寂しがり屋だから友達を植えてあげましょう。」という項目ページです。トマトとネギが植えられています。左下の写真、トマトの説明に「すぐに支柱をたてず伸びたいように伸ばしてあげます。」と書かれています。トマトの生育状態を観察して支柱のたて方を考えろ、という意味ですかねぇ。
ワタシ的に感動したのが下のイラスト。野菜ごとの根の張り方の違いが書かれています。こんなの見たのは始めてです。これ見たらどんなプランターを用意したらいいのか、土の深さはどのくらいにすべきか、苗の間隔はどのくらいにすべきか・・・などが一目瞭然ですよね。一般的な栽培本は「鉢のサイズ」「苗の間隔」などが項目になっていますけどね。プランターに入れる土も、入れるもの、入れる順番などそれぞれ理由が書かれています。
ベランダの整理と畑で使う道具入れとしてこの収納ケースを2個購入していました。結構大きいですよ。耐荷重80キロなので余裕でベンチにもなりますw
使わなくなった畑用のものをプランターにしました。側面底に穴を開けただけw
土を入れるとかなりの重さになるので、蓋にキャスターを付けて台にしました。(移動することはないと思いますが。)
やせた土とソコソコの土をゲット。ソコソコの土は近所の路肩に溜まっている土をゲット。この土がソコソコどころかびっくりするくらい良い土でしたよ。上に積もっていた枯れ草、枯れ葉がちょうどいい感じに腐葉土になって、土自体は粒状になっています。
現状ではまだ少し上に「栄養のある土」(ソコソコの土に少量のヌカなどの有機物を混ぜる)をかぶせる必要がありますが、まぁこれで完成に近い。
さぁて、何を植えようかなぁ。ジャンボピーマンとイタリアンパセリ。壬生菜。変種キュウリ、空芯菜(エンツァイ)・・・