この数日、たまたま見かける番組で二度も血糖値と運動に関する情報を見ました。
- 食後すぐにやれば食後に血糖値が上がるのを防いで、継続すれば血糖値が上がりくくなる。
- 以前は糖尿病患者に運動は禁忌といわれていたが、最近運動をすることで症状がが改善することがわかった。
1はそれまで糖尿病患者に運動は禁忌といわれていたのが間違いだった、と始めに指摘した先生がゲストで、食後に血糖値が上がらない簡単な運動を紹介してくれたのですが、先生の名前や番組名をさっぱり思い出せません。(>_<)
すぐ見たい方は ▶ ▶ ▶ ~食後すぐにやれば血糖値が上がるのを防げる運動の仕方~
2はテレビ東京のWBSの「治る最前線」だったと思います。
たまたま二度も同じ情報に出くわしたということは、何か今の自分に有益という意味なんだろう、と思って「血糖値 運動」等で検索してみました。
検索で「国立国際医療情報センター・糖尿病情報センター」サイトにわかりやすい「糖尿病の運動のはなし」というPDFファイルがありました。
私、そもそもこれまで血糖値ではなにも問題がないので、血糖値の知識が全くないのです。
ひふみんが健康の秘訣を聞かれて「血糖値だけは気をつけている。」と答えいたので、血糖値は大事なんだな、と思っているレベル。
ひふみんの記事 ▶ ひふみん健康年齢46歳骨年齢27歳|血糖値管理と大量の水分摂取
しかし、最近、「健康な人でも「血糖値スパイク」(血糖値の急上昇と急降下)が問題になっている。」という情報を読みました。NHKスペシャルでもやりましたよね。血糖値の上昇だけでなく、血糖値の急降下も問題があるのです。
血糖値が急降下すると、当然、低血糖に陥ります。
70ml/dlを切ると眠気や体のだるさ、イライラ、頭痛、吐き気といった症状が起きるようになり、さらに50ml/dlを切ると、ふるえや動悸、めまい、血圧上昇、脈や呼吸が早くなるといった症状も起きてきます。
そして30ml/dlを切ると、意識がもうろうとしたり痙攣を起こしたりするだけでなく、最悪の場合は意識がなくなって昏倒することもあるのです。
引用元 東洋経済オンライン「体調不良につながる「血糖値スパイク」の深刻」https://toyokeizai.net/articles/-/218153
これを読むと、なにやら心当たりのある症状が・・・。
これを機会に血糖値についてしっかり知っておく必要がある、と感じます。
あれこれ検索していると、なんとタイミング良く今夜の「金スマ」でも「血糖値と運動」について取りあげました。
「金スマ」で中野ジェームズさんが紹介したのは5種類の体操で、いずれも下半身、大腿筋を使うものでした。
これ、ちょっと継続するのはシルバーには無理な気がします。スクワットに近いですもんね。
始めに書いた、とある番組で教えてくれた運動はメッチャ簡単でしたよ。
上半身の運動なので、食卓から離れずにやれますし、日常のいろんなタイミングで行えるのがいいですよ。
食後すぐにやれば血糖値が上がるのを防げる運動の仕方
この運動は腕を上げ下げして、僧帽筋を動かします。座ったままでも出来ます。
ポイントは背中と腕をまっすぐに保ちながら、ゆっくりと上げ下げします。僧帽筋の動きに注目します。
背中がまえに丸まったり、後ろに反っくり返らないようにします。
その為、慣れるまでは「背中と腕を壁にくっつけてやる」とよい、と説明してましたよ。
らしきものに仕上げました。
「金スマ」でも解説していましたが、食後すぐ、5分以内にするのがポイントです。
食後すぐであればあるほど、血糖値の上昇が抑制されることがわかりました。
「金スマ」でもコメントのあった銀座泰江内科クリニック・泰江院長がこちらのサイトに「血糖値スパイクを防ぐ運動」について記事を書いています。最新の情報をふまえた運動のしかたがわかりやすく書かれて参考になりますよ。
▶ ▶ ▶ ケンカツ(マキノ出版)
■ 短い運動をこまめに行うほうが血糖値は下がる!
■ 大きな筋肉をつかう。
大きな筋肉を維持する運動も必要ですねぇ。
ワタシ的まとめ
最新の情報はこれまでと180度の違いがあります。「悪い、するな」と言われていたことが、逆にとても効果があったのですから。
その違いは大きいとつくづく感じました。
常にチェック!と、鵜呑みにしないことですね。
「血糖値対策の運動」は
- 食べたらすぐにこの運動をする。これを習慣化する。
- 思いついたらこれに加えて*「ふくらはぎ運動」「かかと落とし」もちょくちょく行う。
- 階段利用で大腿筋を鍛える。
*「ふくらはぎ運動」と「かかと落とし」の違い
どちらもつま先立ちするのは同じです。
つま先立ちすると、ふくらはぎが収縮してふくらはぎの筋肉運動になります。
「かかと落とし」では、かかとが床につく時に衝撃を与えて、かかとの骨に刺激を与えるのが目的になります。
なので、つま先立ちから床にかかとを付けるときの衝撃の強弱が大きな違いになります。
自分の体調、運動する目的に合わせて行うと良いですね。