この前の連休前日にスライサーで右手の薬指の先を切ってしまいました。見事に皮を切り取ってしまって・・・。傷の程度としては毛細血管レベルなので軽傷です。ですが、指先ですから毛細血管が多くて出血が止まらなくて、指先なので止血するのが難しい・・・。一旦止まっても、ふとしたことで又出血。
久々に痛い思いしましたよ。
と右手を心臓より高く上げ、入力に不自由しながらも検索すると「アルギン酸塩被覆材」というものを使うと、簡単に止血できるらしいとわかりました!
アルギン酸は、コンブ、ワカメに代表される褐藻類に特有な天然多糖類。
アルギン酸は浸出液などのナトリウムイオンを含む水分を吸収するとゲル化して創面の湿潤環境を保つことが出来る。
ゲル化する際にカルシウムイオンを放出して強力な止血効果を発揮する。
一般の消費者が購入できるアルギン酸塩被覆材の具体的な商品は「プラスモイストへモスタパッド」があります。
アンツィアーナショップは自社オンラインショップだけでなくAmazon・楽天にも出店しており、「プラスモイストへモスタパッド」以外にもプラスモイストP(詳しくは後述)など、バンソウコウやおむつに特化したショップです。
アマゾン経由だと送料無料で、休日もメール便で発送してくれるようです。
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しかし、良いものを見つけたのに、タイミング悪く3連休になってしまいました。やむなく「湿潤療法」の市販の傷テープを使いました。
最近は絆創膏の棚でも主役扱いになっていて、「湿潤療法」も認知度が高くなってますね。
「湿潤療法」というのは切り傷や擦り傷、ヤケドの治療法で、それまでのやり方の真逆のやり方です。お子さんがいらっしゃる方はご存知でしょう。
キズ・ヤケドは消毒してはいけない―治療の新常識「湿潤療法」のすべて
この本の著者・夏井医師のサイトを見れば画像付きの詳しく解説があります。
▶ ▶ ▶ 新しい創傷治療
傷口に浸み出てくる浸出液の中には止血細胞、皮膚再生細胞、細菌を攻撃する白血球などが含まれています。
「湿潤療法」は「うるおい療法」とも言われ、傷口に浸み出てくる浸出液のチカラを乾燥されることなく活用して細胞再生をする治療法です。
従来の消毒をして、ガーゼを使うやり方だと、消毒液で浸出液の働きを封じ、更に傷を乾燥させてしまっていました。それで痛みが続き、治るのが遅くなっていたのです。
- 痛みか少ない
- 治療期間の短縮
- 傷跡が残りにくい
「湿潤療法」の効果はかつて体験しています。10年くらい前にふくらはぎを広くすりむいたことがありましたが、その時はサランラップでグルグル巻きにしました。
ラップだと、隙間から浸出液がタラタラと流れ出てしまいますから、ラップの上からガーゼを巻きました。こうすると取り替えるときに痛くないのが助かりました。傷口に直接ガーゼを使っていたら、取り替えるたびに出血してしまいますからね。1ヶ月くらいかかりましたがカサブタが出来ずにきれいになりました。
このように「湿潤療法」は、特にドレッシング材(傷口に当たる部分の素材)でなくても、ラップのように、浸出液を湿った状態で維持出来るものなら使えます。咄嗟に時にはラップが使えます。
市販の湿潤療法傷テープは、それぞれ工夫してあります。
ドレッシング材は似たような素材で、バンソウコウの部分の素材と形状の違いが大きいですね。
左端の「キズパワーパッド」は、接着力を強くするために「両手の平ではさんで体温で温めて使う」というものでしたが、この説明がパッケージには書かれていなくて、ダマされた気分。
そんなモタモタしたことやってられませんって!
右端のケアリーヴのT字型はなかなかのスグレモノで、これが一番使いやすかった。今回の傷は、指の先端なので密着させて貼りつけるために適当にカットして工夫することになりました。
こういう使い方に最適なのが「プラスモイストP」です。これは「ドレッシング材のみ」で、傷に合わせた形にカットして使います。
市販の傷テープのドレッシング剤部分をカットして使うのに比べたコスパの良さったら半端ないですよ。
今回の傷などは1㎝四方もないのですから。
お陰様で傷も治りつつあります。
シルバーを自覚して健康には気を使っていますが、怪我に対してはまったくの白紙状態でした。突然の怪我に対応できるように「プラスモイストへモスタパッド」と「「プラスモイストP」は備えておきたい。オススメします。