日常、たまにふらつく事があります。
と、思うのに何もできずにそのままへたりこんでしまったりします。
まさに、この症状について「たけしの家庭の医学」(4月3日放送)で取りあげていました。
この原因としては
●筋肉が衰えている。
●脳からの指令が筋肉に伝わりにくくなっている。
などがありますが、番組ではこれ以外の原因について解説してました。
筋肉ではなく「耳」に原因があるケース
バランス感覚は耳にある三半規管が司っている、ということは知っていましたが、その仕組みが面白い。
身体の傾きを脳に伝えるのは耳石器という組織で、この図のように耳石が乗っているんです。耳石は炭酸カルシウムで出来ています。
で、身体が傾くと耳石が引力に引かれて片寄ります。それを土台になっている細胞が感知して脳に伝えるんです。
遠心力や重力がかかったときにも耳石がズレて、感覚細胞に知らせます。
老化でこの感覚細胞の数が減ると、感知する能力が衰えるのです。それで年を取ると、ふらつきや、よろけたり、つまづきやすくなってしまうんですね。
平衡感覚の衰えチェック法
片方の足(左右どちらでもよい)を前に出し、反対の足先をその足のかかとにくっつけて立ちます。
このままの姿勢で目を閉じて30秒間ふらつかずに立っていられるかどうかで判断します。
平衡感覚を鍛える簡単な体操
体操と言うまでもないくらい簡単な動作です。
まっすぐに立ち、頭を傾けて30秒間キープします。
反対側も同じように30秒間キープ。これを朝と夜に1回づつ、つまり1日に2回やるだけ。
番組ではやる前は4秒しか持たなかった方が、一週間続けたら2分以上立っていられるようになってました。
《補足》2018/7
最近は「平衡感覚を鍛える体操」は、とんとやっていません。
「ふらついていたことがあった」ことすら忘れかけています。
ありがたいことですね。
最近さまざまな健康情報番組で、健康に役立つ日常習慣をわかりやすく解説してくれますよね。あれ、実際に試してみると半分以上は「なるほど!」という成果があります。
健康長寿の情報をメモとしてこのサイトに掲載する意義がある、と思います。
そもそもわかりやすく自分なりに工夫して、記事作成することが脳に刺激になります。
途中でやり方がわからないことは、必ず検索して解決する。
この作業も相当脳に刺激を与えているはずです。
だって、このサイトを作成する前より、確実に頭の回転は良くなっていますよ。
物忘れもしなくなりました。