飛蚊症が小さくなった、白内障眼薬が効いたのか?原因と治療法の確認

N-アセチルカルノシン含有の「CAN-C(白内障点眼薬)」を使って、飛蚊症が解消したのかな、と気がつきました。飛蚊症が治ったかどうかは素人判断出来ないので、正確には「視野に邪魔くさい糸くずのようなものが見えなくなった」・・・ということになります。
軽々に記事にしてはマズイので、あらためて飛蚊症について調べました。

 

もの知りウサ君
CAN-Cは米国医薬品認定されており、欧米では広く使われているんだ。
ただ、日本では(治療目的の)医薬品と認定されていない。

飛蚊症(ひぶんしょう)とは

視野に、ぼやけた黒い点やヒモのようなもの、タバコの煙のようなものが見えます。いつもではなく、形や位置が変化します。
このような症状を飛蚊症(ひぶんしょう)といいます。

目を動かしてみると、ソイツは同じ方向に動いて、フワフワ不安定な動きをしています。目の前を蚊が飛んでいるような感じなので飛蚊と言うんですね。

形は、ヒモ状のものや点状のものなどさまざまで、普段は気が付かなくても、あるとき突然クッキリと見えて気になります。はっきり見えるのは、白い壁を見たときや、空を見たときにが多いといわれています。

ほとんど場合は、加齢などの生理的変化によるものですから、心配いりませんが、たまに網膜剥離など重篤な疾患の前触れであることがあるので注意が必要です。

私も突然ソイツが現れて、その時は視野の半分くらいの大きさで、色も濃いグレーでした。それで慌てて眼科に行ったら
「飛蚊症ね。眼のゴミみたいなもので治らないから気にしないようにして下さい。」と言われました。
その後、初めて見たときより急速に小さく色も薄くなりました。
そして、そのうち出なくなりましたが、時々出てきます。

 

■飛蚊症の原因

眼の組織説明図

《以下、引用 日本眼科学会 》

飛蚊症の原因は、特に治療が必要でない「生理的」なものと、治療をしないと視力が傷害されることがある「病的」なものに分けられます。

1)生理的飛蚊症
眼球内には卵の白身に似た透明なゼリー状のものがつまっています。
これを硝子体と呼びます。この硝子体は、99%以上が水分で、わずかに線維を含んでいます。
若いときには透明で濁りがありませんが、年齢に伴い濁りが出ることがあります。もう少し詳しくいえば、年齢が進むとともに線維と水分が分離して中に空洞を形成します。それがさらに進行すると眼球の内壁から硝子体が離れて、線維の塊が眼球内をふわふわと浮いた後部硝子体剥離と呼ばれる状態になります(図1)。
この線維の塊は、ものを見ている本人には影として認識されますが、これが飛蚊症の本態です。
線維の塊はゼリー状硝子体の中を漂うので、影はゆらゆらと揺れます。
そのため、それはあたかも蚊が目の前を飛んでいるかのように見えるのです。
硝子体剥離自体は病気ではありませんが、網膜裂孔や網膜剥離という病気を引き起こすことがあるので注意が必要です。飛蚊症自体は完全に消えることはありません。しかし慣れてくると、普段はその存在に気付かなくなります。
      *このあと、「病的飛蚊症について」の記載が続きます。

 

私の場合、加齢による生理的飛蚊症なので、この記事では「生理的飛蚊症」に付いて取りあげます。

 

飛蚊症の原因について上とは異なる視点からの説明がありました。わかりやすいので引用します。*参考元 新宿東口眼科医院 http://www.shec.jp/eye_disease/006/

飛蚊症の原因
老化や眼の酷使、眼の病気、活性酸素により、硝子体が変性して水アカのようなものが溜まって眼が濁ることが原因と言われています。
活性酸素は硝子体中のたんぱく質や脂質を酸化してしまい、硝子体の組織を変質させるため、飛蚊症が生じます。

「活性酸素」に触れているところが新しいと思います。

 

 

「CAN-C(白内障点眼薬)」で飛蚊症が治ったのか?

上の新宿東口眼科医院サイトでの解説では、白内障の原因と同じ「活性酸素」による酸化ストレスが原因とされています。
これから考えると、「シーナック(白内障点眼薬)」の有効成分、抗酸化物質であるN-アセチルカルノシンが何らかの影響を与えているのかも、と考えられなくはないです。

まぁ、それでも、確かなことはわかりませんけどねw
飛蚊症は硝子体のゴミが消えていなくても、脳が認識しなくなることで見えなくなる、という解説もありました。これも大いに納得できます。

私は左眼だけ手術したので手術後が大変でした。手術そのものは執刀医が「お手本のようにうまくいった、最高の出来。」というくらいうまくいったのですが、その後が・・・。

眼はデータを収集して脳に送るだけの機能で、送られたデータを脳が解析することによって見えているのです。
この時、脳は、左右の眼から送られた2種類のデータを解析するプログラムを作り上げていて、左右の眼の変化(劣化)に応じて、そのプログラムを逐一更新しています。
左眼が手術で収集するデータが激変し、それまでの右眼からのデータとの統合(?)プログラムが使えなくなって、脳はすごく混乱してしまったんですね。それがストレスになってからだのさまざまな痛みを感じるようになってしまったんですよ。
この経緯は長くなるので・・・又別の機会に書きましょう。

この経験から、見ているのは脳だということがよく理解できました。
ですから、飛蚊症のゴミがなくならなくても、見えなくなる、という事がよく理解できます。脳の見るプログラムでゴミの情報を削除しているんですよね。だから見えない。

 

ということで、飛蚊症が治ったかどうかは、眼科で検査してもらわないと結論づけられません。検査でゴミがなくなっていれば治ったと言えますが。
「CAN-C(白内障点眼薬)」は白内障予防と同じように、飛蚊症の予防になるかもしれません。酸化物質は初期なら抗酸化物質で消せますし、眼の酸化ストレスの軽減は期待できます。

飛蚊症の予防
飛蚊症の大きな原因が「目の老化」です。
目の酸化を進行させる活性酸素が飽和状態になると目の老化が進みます。
特に、活性酸素の発生原因となる紫外線・喫煙を極力避けましょう。
普段、目を酷使する事が多い現代人は、飛蚊症の発症も早まっています。
意識して目を休める習慣をつけましょう。
また、老化防止の一番大切な事は、栄養バランスの食事です。
特に緑黄色野菜の摂取、ビタミン群は目の老化防止には必須の栄養素です。
引用元 一志眼科(津市)

 

お知らせ

アマゾンで「CAN-C」が出品されています。英国の正規販売元です。

 

おすすめの記事