夏バテは自律神経失調症、解消には睡眠、効く食べ物は納豆・夏野菜

気象庁が、「この気温は災害です」というくらいの猛暑が続いて、若干夏バテ気味です。今朝のモーニングショーで夏バテについて、原因と症状、対処法、夏バテに効く食べものなど解説してくれました。番組での駆け足部分はネットで見つけた情報を補足しています。

 

夏バテとは

暑気中り(しょきあたり)、暑さ負け、夏負けなどとも言われます。
夏バテは医学用語ではないそうですが、次のような症状をさしています。

  • 全身の倦怠感 
  • 疲れているのに眠れない
  • 食欲がない 胃がもたれる 下痢 吐き気
  • やる気の喪失

これらの症状の一番の原因が「自律神経失調」です。
夏バテは夏特有の要因で起きる自律神経失調症と言えます。

自律神経失調症
自律神経とは、呼吸、消化吸収、血液循環、体温、心拍数などを調整している神経。
体のほとんどの器官が、脳にある自律神経の中枢によってコントロールされている。
自律神経に負担がかかりすぎると、自律神経本来の機能が果たせなくなってしまう。

 

■ 夏特有の要因

次のような夏特有の要因で自律神経の負担が大きくなり、脳にある自律神経の中枢が疲労します。

  1. 体温調節  暑さに対応して体温を保つ
  2. 温度変化の対応  外気温の温度差、室内外の温度差、身体の部位による温度差
  3. 紫外線  活性酸素が増えて、脳の疲労回復が追いつかない。

 

夏バテ解消、対策は?

根本的な対策は自律神経の失調対策ですが、これには「良い睡眠」しかないそうです。

熱帯夜に良い睡眠を得るのは難しいですが、この記事を参考にして下さい。

 

■ 食欲不振対策

1 冷たいモノを控える。
胃腸の調子が悪くなったのは、冷たい飲み物や食べものの摂りすぎが原因です。冷たいもので消化器官が冷えて充分な消化が行われなくなっています。
又、副腎が冷えて機能低下してしまい、本来の機能が果たせないこともあります。

内野勝行医師
副腎は50種以上のホルモンを分泌しています。
これらのホルモンは、抗ストレス、抗炎症、血糖値の維持、免疫機能の調整、血圧の調整、神経系のサポート、骨の代謝など、生命の維持に欠かせない働きをしています。

 

2 栄養バランスの良い食事を。
食べるものが素麺などの炭水化物などに片寄って栄養不足になっています。

たんばく質、ビタミン、とりわけ「炭水化物、脂質、タンパク質」の代謝を助けてエネルギーにしやすくするビタミンB群、ミネラル類を含む食べもの。
これらを含むのが「納豆」、旬の夏野菜、なめこ、豚肉など。
これらの食材を素麺のトッピングにすると食べやすくなります。

温かい緑茶もビタミンCが多くておすすめです。
又、「飲む点滴」と言われる麹で作った「甘酒」もおすすめです。

もの知りウサ君
甘酒には
ブドウ糖・ミネラル・ビタミンB・アミノ酸がはいっとるよ♪

 

健康食品の王者「納豆」についての記事も参考にして下さいね。

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