これ、もうずいぶん前に知ったことです。コロナ騒ぎの時、ウィルス学に関する専門家の指摘をあれこれ見ている時、「べシャンとパスツール」という興味深い記事をいくつか見ました。パスツールは「細菌学の祖」として誰もが知っているけれど「ベシャンって誰?」ですよね。ウィキペディアにさえ項目はあっても記事の中身がないですw 歴史的に葬られたまま、ということでしょうか。
アントワーヌ・べシャンは19世紀フランスの生理学者です。同時代のルイ・パスツールに蹴落とされるかたちで失墜しましたが、排斥の主体は教会でした。ベシャンは病気を研究する以前に「命」をテーマにしており、それは教会の思想を覆す要素があったからだろうと思います。もちろん教会の背後には資本家たちがいて、べシャン説がひろまれば、稼ぎにつながらないから、というのが一番の理由でしょう。
一方でパスツールという人物は伝えられているような偉人ではなく、なかなかの曲者だったようです。ここらはエジソンとニコラ・テスラの関係によく似ています。
パスツールは国会議員の選挙に2度立候補した政治的な人間で、とても狭く偏った政治思想の持ち主だったようです。1988年になってそれまで封印されていたパスツール自身の研究ノートが公開されています。日本語翻訳本は「青土社 2000/2/1刊)。
」(この中で、発酵の研究で師アントワーヌ・ベシャンの研究を盗用してあたかも自分が発見したかのように偽っていたことを始め、剽窃、虚言、詐欺の数々を重ねていたことがわかったそうです。ちなみに翻訳本は手に入りにくくなっていますが、興味深いレビューがありました。
西洋医学の根本となっている「病原菌が病気を起こす」という考えを、パスツールが証明したが、それはデータの捏造が絡んでいた。そのことが、パスツールが残した140冊にものぼる実験ノートに記されている。西洋医学の根本を見直さなくてはならない。特にワクチンには疑問が多いことがわかる。
ずいぶんお粗末な人物だったようですね。しかし、エジソンとは違い、自分のやったことに自責の念があったらしく臨終の言葉はこれでした。
ベシャンは正しかった。微生物は何もしない。宿主の状態がすべてだ。
※ここまでのネタ元はこちら パスツール「微生物は何もしない」(今日の名言・その42)
べシャンの「細胞理論」
- 病気は体内細胞の中にある微生物に起因する。
- これら細胞内にある微生物は通常は新陳代謝を助ける働きをする。
- 微生物の宿主(人の体)が死んだり、けがをしたりした場合は、体を分解する働きを促す役割を微生物は果たす。
- 微生物は溶媒を反映して形や色を変化させる。(*Pleomorphism= 多形態性)
- 全ての病は特定の体の状態に関連づけられる。
- 微生物は宿主の健康状態が衰えた場合に「病的」になる。従って、宿主の健康状態が「病」の第一の原因である。
- 病は不健康な状態の上に築かれる。(体の免疫システムの状態が病気になるかどうかを決める)
- 病気にならないためには、健康な状態を作らなければならない(健康であることが防御である)
と提唱していたのです。
パスツールの「細菌理論」
これに対してパスツールの理論。
- 病気は身体の外にある微生物に起因する。(それは外から来る)
- 一般的に微生物に対しては防御をしなければならない。(ワクチンや抗生物質)
- 微生物の働きは一定している。(誰に対しても同じことをする)
- 微生物の形と色は一定している。(微生物は周りの環境によって形を変えない)
- 全ての病気はそれぞれ特定の微生物に関連づけられる。
(あらゆる病気の原因となるそれぞれの菌がある=*Monomorphism ) - 微生物が病の第一の原因である。(細菌が病気の原因である)
- 病は誰でもおかすことができる。(どれだけ健康であっても病にかかる)
- 病から身を守るために防御態勢を築かねばならない。(外からの細菌侵入を防ぐ。入ったものを排斥する)
これで微生物を排除するための薬や、侵入を防ぐ手立て(予防注射・ワクチン)が必要になり、医療業界の繁栄の基になるのです。病気を起こすそれぞれの菌があるから、それぞれに対する医療が必要になります。
つまり稼ぎのネタがやたらに作れるのです。
パスツールは前面に出され、ベシャンが葬られた理由です。
ですがパスツール自身、自分の説に不安を抱えており、なんと40年もの間、研究所であらゆる病原菌を動物と人間に使って検証していたのです。その結果、一回たりとも外から入れた病原菌が病気を起こしたことがなかったのです。(そしてその結果とは異なるデータを発表していた。)
なんやとぉぉぉぉ!? ちゅうことは
「感染ちゅうもんはない。」
「感染症」いうもんはないっ!」
ちゅうことやないかいっ!!!
「自説は間違いでべシャン説が正しい。」という思いをますます強くしながら生きてきたのですね。それが死に際の告白「ベシャンは正しかった。微生物は何もしない。宿主の状態がすべてだ。」になりました。
自分の説が莫大な富をもたらすことに誘惑されて、大きな間違いを犯したことを自覚していたのですね。このまま行けば医学は間違った方向に行く。ということも自覚していたでしょう。
しかし、同時に背後にいる勢力への恐怖があったから死の間際でしか口にできなかった。エジソンとは違って「とことんアコギな悪(ワル)」ではなかったということですねw
「微生物は何もしない。宿主の状態がすべてだ。」の下線部分は「細菌を取り巻く環境が病気を左右するのだ」ということだよ。
つまり、細菌の住み着いているヒトの体の状態のことだね。
べシャンの唱えた「病気」
べシャンの正しさを訴える声はありましたが、そのたびにかき消されてきました。
コロナ騒ぎで、これまで表に出なかったべシャン説に回帰した研究者が増え、べシャン説を追認するエビデンスを示し始めました。べシャン説は不可解なCOVIT-19(新型コロナウイルス)を理解するのに有効だったからです。
中でも説得力があったのが長くホリスティック医学を追求してきたトーマス・カウワン(Dr.Thomas Cowan)医師です。
べシャンの唱えたことをわかりやすく短くまとめて次のように話しています。
外からの原因で病気になるのではない。体内のバランスの崩れが原因。
*詳しくはべシャンの「細胞理論」
細菌など病気の原因とされているものは体内の排泄物。
体内の毒素を排泄すれば健康でいられるし、毒素となるものを体に入れない。
*ここでいう毒素とは添加物に代表される化学物質
とてもシンプルです。
発疹は、いわゆる「ウイルス」感染した結果ではなく、皮膚をともなう解毒のメカニズムによるもの。
トム・カウワン医師が絶賛する、ロシアのKate Sugak(ケイト・スガクによる1時間ビデオ、"The truth about smallpox"(訳:天然痘の真実を知る)より ②
全編(英語)↓https://t.co/9nf0wlvJrr pic.twitter.com/9BMyCxR5GF
— purplepearl(リーシャ) (@purplep76858690) September 24, 2022
#NewBiology
「風邪やインフルエンザ、肺炎、気管支炎や副鼻腔炎などは、細菌やウイルスとは無関係。それは体に備わった自然治癒のプロセス。残念なことに私たちはそれを「病気」と呼ぶが、毒を取り込むのをやめれば、毒を出す必要がなくなり、いわゆる「感染症」や副鼻腔のトラブル、咳もしなくなる」 pic.twitter.com/JvU9xy44gQ— purplepearl(リーシャ) (@purplep76858690) November 28, 2023
トーマス・カウワンは最新著書で「心臓はポンプではない」「心臓の動きには「水」が関わっている」とする心臓に関する興味深い説を唱えています。
きっちり理解したい方向けに超おすすめ▶「細菌理論の終焉」日本語字幕付き動画
<内容>
「自然界には病原性を持つウイルスは存在しない!」 現代医学の基礎を根本から震撼させる崎谷医師の力作がようやく世に出ることになりました。
19世紀後半から、謎の感染症の原因として、バクテリアではないフィルターを通過する微小物質を「ウイルス」と呼ぶようになりました。そのウイルスの存在は、20世紀初頭の電子顕微鏡の発明によって可視化されて存在を確認されたはずでした。 しかし、歴史上、一度たりとも血液中に存在するはずのウイルスの姿を捉えたものは存在しません。その電子顕微鏡で見ているものは、実際は細胞(細胞小器官、遺伝子)の破片やエクソソーム(細胞外小胞)と呼ばれる細胞から発生したものを捉えたにすぎなかったのです。このことを1800年代後半から現代に至るまでの多数のエビデンスで証明しています。
さらに上巻では、コッホやパスツールたちが唱えた「病原体仮説(germ theory)」と呼ばれる、病原体が感染症を引き起こすという仮説を豊富なエビデンスで完全に覆します。「病原体仮説(germ theory)」は、現代の遺伝子決定論や現代医学の治療のよりどころとなる“思想”であって、リアルサイエンスではありません。 *下線はワタシによるものですw
現代医学が勃興して以来の100年以上を経過した現在も、私たちは深く「病原体仮説」に洗脳されたままになっていることは、2019/2020年の新型コロナウイルス感染症騒動(フェイクパンデミック)で明らかになりました。崎谷医師が当初から、唯一日本において新型コロナウイルス感染症の本質を見抜いていたのは、この本にある無数のリアルサイエンスを積み重ねていたからです。 この本の登場によって、私たちはようやく幻のウイルス感染症というマトリックスから解放されるときが来ました。今後はフェイクパンデミックで右往左往させられることはなくなりますので、ご安心ください。この本は焚書(ふんしょ)の対象となるリアルサイエンスですから、後世のために大切に保管して頂ければと思います。
補 足
非常にわかりやすい動画がありましたのでご紹介します。アントワーヌ・べシャン
1816年10月16日〜1908年4月15日
91歳で亡くなったフランスの
医師、科学者、薬学者現代医療が医療過誤である事
その原点に気付けますでしょうか?
なぜ、僕が反ワクと言われる者になったのか?決して明るみに出ない歴史的事実です。
約20分新たに調べるきっかけには… pic.twitter.com/PsZREOE5MO
— 五十嵐勉 (@ttmikrs) April 19, 2024