ここ数ヶ月、足の裏が痛いのです。攣(つ)りそうな時、「あ、これはやばいぞ」となりますが、あれの痛みです。攣らないけど痛さはかなりあります。
「足裏・痛み」で検索すると「足底筋膜炎」がずらずらと並びますが、これじゃないんですよ。足底筋膜炎はカカト周辺が痛いようですが、自分の場合はなんともありません。炎症が起きるような運動もしていませんしね。
寝ているときや、起床時に痛みがあるので、これは血行不良やミネラル不足などによるものと思います。一度、ふくらはぎがツッた(こむら返り)こともありますしね。
シューマン共振の影響で起きる身体面の影響に「足裏痛」もあったので、背景にあるのは恐らくこれだと思うのです。他にシューマン共振の影響として「眠れない、眼圧、かすみ目、疲労感、吐き気、極度の頭痛、体の痛みや痛み、めまい」などが指摘されています。アンダーラインはたまに自覚症状のあるものです。
確認の為、「攣(つ)り」を調べました。
目次
攣(つ)り
「つる」とは、足や手などの筋肉が伸縮バランスを崩してしまうことで、異常な収縮を起こし、元に戻らない状態をいいます。
一般的に、急に体を動かしたときに起こりやすい症状ですが、栄養不足や水分不足、冷え、熱中症、急激な寒暖差が原因で起きることがあります。
引用元:東京メディカルクリニックサイト
上記クリニックからの引用になりますが
50歳以上ではほぼ全員が一度は夜間の「こむら返り(ふくらはぎのツリ)」を経験しており、60歳以上の6%が毎晩「こむら返り」に襲われているという報告もあります。
大脳から発信された信号が脊椎中の神経系を通り、ふくらはぎへと直結する末梢神経へ伝達されて初めて収縮運動を起こすのが通常のメカニズムですが、場合によってはその信号がふくらはぎ内の一部の筋肉にしか伝達されないため、その筋肉部のみが過度に収縮するという異常な事態が引き起こされることがあります。
その異常な収縮により痙攣を起こしてこむら返りが起きます。
神経と筋肉との”連携ミス”ちゅうこっちゃな!
なぜ寝ているときに起きるのか
----引用続き
一般に、健康な人ならば過剰なイオンは尿や汗などから排出され、反応性がちょうどいい範囲内におさまるよう調節されています。ところが、睡眠時は汗を多くかいており脱水傾向にあります。
さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。
夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。
こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまいます。
あ! これ全部、自分のことだわ。
夜中に目が覚めるととても喉が渇いていたりします。
攣る原因は「神経と筋肉との”連携ミス”」
神経伝達不良はミネラル不足、筋肉側の原因としては血行不良ということですね。
この2つの要素を同時に解決するのが「マグネシウム」です。以前にマグネシウムの記事を書きましたが、この時、足のツリに効果があると知恵がついていました。この記事では「マグネシウムと脳」をテーマに取り上げましたが、骨・歯の材料になる以外にも、酵素反応に関わって生命維持に必要な代謝を助ける働きについて書きました。
カラダの中ではアデノシン3リン酸(ATP)という物質が分解されることにより、エネルギーが供給されているのじゃ。
ATPaseという酵素がこのアデノシン3リン酸を分解するのじゃが、それにはマグネシウムが必要なのじゃよ。
効率的でコスパの良い「マグネシウム摂取方法」を調べたら、経皮吸収が最も適していることが理解できました。
Mg経口摂取と経皮摂取のちがい
マグネシウム不足を補うためにマグネシウムを多く含む食品を食べても、なかなか摂取量を増やすことはできません。
食べ物のマグネシウムは吸収されにくい
マグネシウムは吸収されにくいミネラルとして知られています。厚生労働省によれば、マグネシウムの腸管からの吸収率は約30~50%で、なんと半分以下です。
その理由は、マグネシウムは他の物質と結合して化合物を作りやすく、腸壁にあるミネラルを通す(吸収する)狭いイオンチャンネルを通りにくくなるからです。イオンチャンネルを通れなかったマグネシウム化合物はほとんどが尿中に排出されてしまいます。
マグネシウムがアミノ酸と結合して「アミノ酸複合体」になると、狭いイオンチャンネルではなく「ジペプチドチャネル」という別の経路から体に吸収されます。
アミノ酸を含む食品と一緒によく噛んで食べれば、自然と「アミノ酸複合体」になりますが、食事によってはなかなかそういかないわけですね。
サプリでマグネシウムをとっても同じ理由で吸収されにくいわけです。
マグネシウムは経皮吸収が効率的
マグネシウムは皮膚からも吸収されます。調査対象が少ないのですが、一週間エプソムソルト(海外ではよく行われているマグネシウム主体の入浴剤)を使ったところ、血中マグネシウム量が増え、ある程度になると尿中マグネシウム濃度が高くなることがわかりました。
このことから、マグネシウムは皮膚からも吸収されて、不要な分は尿に排泄されることがわかりました。
他の研究では、経口摂取に比較すると5倍の吸収率だったそうです。(詳しいことが見つかりませんでした。)
皮膚から吸収されたマグネシウムはリンパを介して循環器系に入るため、吸収率が高くなるようです。
以前、ニガリを使った健康法が話題になったことがありました。ニガリにも約25%のマグネシウムが含まれています。しかし、マグネシウム以外にも塩化ナトリウムやカリウムなどが含まれるため、マグネシウム摂取のためにはマグネシウム単独の利用の方が必要な量の観察など管理しやすいですね。
入浴剤で使うマグネシウム
効率的にマグネシウムを摂るには経皮吸収がよく、お風呂にマグネシウムを混ぜればいいとわかったので、さらに絞り込むと「硫化マグネシウム」と「塩化マグネシウム」の二種類があるとわかりました。
経皮吸収の利点がもうひとつあるよ。
それはお腹がゆるくならないこと。
「酸化マグネシウム」は、穏やかに便秘の症状を改善する緩下剤に使われているくらいだからね。
下痢・軟便が起きる理由は、マグネシウムに水分を抱える性質があるのと、腸を刺激する作用があるからなんだよ。
皮膚吸収だと消化器系を通らずに吸収するからこれが起きないんだね。
硫化マグネシウムと塩化マグネシウム
「エブソムソルト」という名前がついたものは硫化マグネシウムです。
エプソムソルト=硫酸マグネシウム
マグネシウム粉末・フレーク=塩化マグネシウム
どんな違いがあるのか、同一ブランド(ニチガ)の商品を比較してみました。
効果はどちらも同じ表記になっています。
肌を整える
肌荒れを防ぐ
皮膚の柔軟性を保つ
肌にはりを与える
皮膚の乾燥を防ぐ
濃度(使用量の目安)は最低でもこのくらい、という意味のようです。(おそらく)
皮膚刺激に不安がなければ、マグネシウム濃度が高い塩化マグネシウムのほうがコスパが良いようです。
詳しく調べると塩化マグネシウムの方が電解質で生体利用率(バイオアベイラビリティ)が高くなり、硫化マグネシウムはすぐに排泄されるようです。
詳しく書かれています。note記事 → 塩化マグネシウムの利点
もう一つの経皮吸収方法
YouTube、SNS動画でかなり広がった「スキンケアクリーム(ニベアが人気)に塩化マグネシウムを混ぜて使う」という使い方があります。
お風呂に入らなくてもよく、身体の特定部位に使えるメリットがありますね。使う量も必要な分ですみますしね。
※硫化マグネシウムでもいいのかもと思いますが、電解質として塩化マグネシウムの方がより優れています。
スキンクリームにはマグネシウムのツブツブが溶け切らないので、つぶつぶ感がなくなるまですり込むのだそうです。賢い人は水分量の多い乳液に混ぜているようです。
※商品もあります。マグバーム(Amazon商品リンク)
又、マグネシウム水溶液をスプレーする「マグネシウムオイル」もかなり広まっています。オイルとついていますがオイルは含まず水だけです。皮膚につけた感触がネバネバしてオイルっぽいからそう呼ばれているようです。
これはいいですね。入浴剤に使うと、流し捨てるのがもったいないから。それに、夏はシャワーで済ましますものね。
※ちなみに硫化マグネシウムも塩化マグネシウムも追い焚きは問題ないそうです。特殊な浴槽についてはメーカーに問い合わせ推奨。
水溶液の濃度ですが、これはかなりラフで、塩化マグネシウム:水の比率、1:1 から 1:5など、それぞれテキトーにしてる感じです。始めは1:1で作ってひりひり感があれば水を加える・・・。みたいな。
使っている人の体験談(レビュー)がすごい
硫化マグネシウム・塩化マグネシウム入浴剤利用したアマゾンレビユー
- お湯が柔らかくなる。
- 身体の中までじっくり温まる。
- 寝付きがよくぐっすり眠れる。
- 皮膚がしっとりする。次の日もしっとり。
- 筋肉痛が和らぐ。リラックスする。
- 疲れが取れる。
- 血圧が下がり安定している。
- 生理痛が楽になる。
など。「市販の入浴剤と比較してコスパが良い」というのも多いですね。
アマゾンで塩化マグネシウム粉末のレビューを読むと、入浴剤以外の使い方を工夫している人も多く、使って感じたことが多岐にわたっていてびっくりしました。複数の指摘があるので信憑性がありそうです。ざっと拾ってみると・・・
【皮膚など特定部位につける(スプレー)使い方】
肌がしっとり/アトピーが改善/体臭が消えた/頭皮の突っ張りがなくなった/つってすぐスプレーしたらなおった/塗っておくと攣らなくなった/肩こりがなくなった/筋肉がほぐれる/歩く前につけておくと関節痛がでない/頭皮につけたら匂いがなくなり産毛が生えた/2週間でヘバーデン結節の痛みが消えた
【どういう使い方か書かれていないもの】
頭痛改善/眼がピクピクしていたのが改善/イライラしなくなった
【番外編】
ご飯を炊くとき入れると美味しくなる!
ニガリを入れると美味しく炊けるのと同じですね。
新米のようになりますよん♪
楽天にも4桁のレビューがありますわよ。
吸収しやすい部位など細かくでています。
→ ニチガ塩化マグネシウムレビュー
まぁこれは試すしかない。ってことで早速エプソムソルト入浴。そして「塩化マグネシウム水溶液」を塗ってます。
塗った途端に温かくなる!
冷え性改善にいいですっ。
足裏の痛みもあまりでなくなってます。
なんたってお肌スベスベ、ツルッツルです。
体の部位によって、吸収されやすいとこがあるよ。
毛穴のあるとこ、汗腺のあるとこ、リンパ腺に近いところは吸収が良いんだ。粘膜もそうだけど刺激を感じやすいから注意が必要だね。
又、温まって湿り気がある方が吸収されやすい。(風呂上がりだね)顎の耳の下あたり、太もも、二の腕の内側。
大人より子供の方が吸収されやすい。
健康な皮膚の方が吸収されやすい。
とどまっている時間が長いほうがより吸収されるし、面積が広いほうがより効果も感じられるのは当然だなw
安いものなので、試す価値あり、ですよ。ちなみにYouTubeで広まったキッカケは’ワク毒解毒’だったようです。YouTubeで「マグネシウム」検索するとめっちゃ出てきますよ。
補 足